- 「ふるさと納税の還元率についてわかりやすく学びたい」
- 「ふるさと納税で還元率の高い返礼品の特徴を知りたい」
ふるさと納税は、自分の応援したい自治体に寄付することで、税金控除が受けられる制度です。
通常は納税をしても物品などをもらうことはできませんが、ふるさと納税はお礼の品として地域の特産品などを受け取れます。
そして、ふるさと納税の返礼品を選ぶ際に、1つの基準として注目されているのが「還元率」です。
返礼品の還元率は30%以下と定められていますが、なかには30%以上のお得な返礼品も多く存在します。
高還元率な返礼品を見つけるためにも、「還元率の仕組みや計算方法などを知って賢く返礼品を選びたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、常時4万件以上(※1)の返礼品を扱う「ふるさと本舗」が、ふるさと納税の還元率についてわかりやすく解説します。
高還元率な返礼品の特徴や選ぶ際の注意点なども紹介しますので、お得に賢く返礼品を選びたい方は、ぜひこの記事を参考に還元率の高い返礼品を選んでみてください。
(※1)ふるさと本舗調べ、2024年9月時点
- ふるさと納税の還元率についてわかりやすく学べる
- ふるさと納税の還元率が30%に制限された理由と経緯がわかる
- ふるさと納税の還元率100%以上の返礼品がある理由がわかる
- 高還元率なふるさと納税の返礼品の特徴がわかる
- ふるさと納税で還元率の高い返礼品を選ぶ際の注意点がわかる
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ふるさと納税の還元率とは?基本の仕組みをわかりやすく解説

ふるさと納税の「還元率(返礼率)」とは、寄付金額と商品の市場価格の割合を求めたものです。
返礼品の還元率は「お得度合い」や「おすすめ度」を示す数値であり、パーセンテージが高いほどお得ということになります。
ここでは、ふるさと納税の基本の仕組みを以下の3つにわけて解説します。
- ふるさと納税の還元率が注目される理由
- 還元率の計算方法と具体例
- 返礼品の市場価格を調べる方法
ふるさと納税を初めて利用する方は、賢く返礼品を選ぶためにも還元率の仕組みについて理解を深めておきましょう。
ふるさと納税の還元率が注目される理由
ふるさと納税の還元率が注目されるのは、返礼品のお得度やコストパフォーマンスの良さが一目で分かるためです。
ふるさと納税で寄付する際は、どの返礼品を選べばお得になるのか気になる方も少なくはないでしょう。
返礼品の還元率を計算すると、商品の販売価格と寄付金額の割合がパーセンテージでわかります。
還元率に注目することで利用者は経済的なメリットを得られるため、お得感を重視したい方はできるだけ還元率の高い返礼品を探すのがおすすめです。
還元率の計算方法と具体例
ふるさと納税の返礼品に対する還元率は、次の計算式で求めましょう。
還元率(%)=(市場価格÷寄附金額)×100
上記の方法で計算すると、市場価格5,000円の商品が寄付金額1万円で提供されていた場合、還元率は50%です。
同じく市場価格5,000円の商品が、寄付金額3万円で提供されていた場合は、16.6%と低めの還元率になります。
返礼品の寄付金額と事業者販売サイトやショッピングサイトなどで販売されている価格を比較することで、返礼品の還元率が簡単に求められます。
お得感を重視したい方は還元率を計算して、さまざまな返礼品を比較するのがおすすめです。
ただし、商品の価格設定は時期によって変わることもあり、還元率も変動しますので、あくまで目安として確認しておきましょう。
返礼品の市場価格を調べる方法
返礼品の還元率を計算する際は、事前に商品の市場価格を調べておきましょう。
市場価格とは、楽天市場やAmazonなどの通販サイトにある返礼品と同じ商品の価格のことを指します。
「同じ商品」とは、次の3つの条件を満たしたものです。
- 返礼品と同じ製造、または販売先
- 返礼品と同じ容量(個数・質量)
- 返礼品と同じ規格(ブランド・産地など)
上記に当てはまる商品の価格を市場価格として参考にしてください。
しかし、通販サイトでは、販売店によって価格が異なったり、公式サイトの限定商品やセットは販売されていないこともあります。
通販サイトで探しても返礼品と同じ商品が見つからない場合は、返礼品を提供している事業者の公式サイトを参考にするのがおすすめです。
それでも同じ商品が見つからない場合は、返礼品の類似品を見つけて参考にしましょう。
ふるさと納税の還元率が30%に制限された理由と経緯

2019年6月に総務省が、ふるさと納税の寄付金額に対する還元率の上限を30%に制限しました。
なぜ、還元率が制限されるようになったのでしょうか。
ここでは、ふるさと納税の還元率が30%に制限された理由や経緯について紹介します。
- 総務省による制度改正の背景
- 自治体と返礼品の基準について
総務省による制度改正の背景
2019年6月以降、ふるさと納税では「還元率30%以下」というルールのもとで運営されています。
制度改正に至るまでは、市場拡大に伴って過度な返礼品競争が社会的問題となっていました。
多くの寄付を集めるために、全く関係のない共通ギフト券や旅行券、還元率80%以上の返礼品などを提供する自治体が増えてしまったことが制度改正の大きな理由です。
総務省は「このような状況では特産品や名産品で勝負している自治体が報われない」と、自治体に訴えていたことが改正の背景にあります。
ふるさと納税本来の趣旨に沿った運用が行われるように、返礼品に対する金額の割合を30%以下に改正しました。
自治体と返礼品の基準について
ふるさと納税では、2019年6月の行われた制度の見直しによって、次の基準が返礼品の対象として追加されました。
総務省 ふるさと納税ポータルサイトより引用
- (1) 寄附金の募集を適正に実施する地方団体
- (2) ((1)の地方団体で)返礼品を送付する場合には、以下のいずれも満たす地方団体
- 返礼品の返礼割合を3割以下とすること
- 返礼品を地場産品とすること
さらに過度な返礼品競争を防ぐため、2023年10月に新たなルールが発表されています。
・ 募集に要する費用について、ワンストップ特例事務や寄附金受領証の発行などの付随費用も含めて寄附金額の5割以下とする(募集適正基準の改正)
総務省より引用
・ 加工品のうち熟成肉と精米について、原材料が当該地方団体と同一の都道府県内産であるものに限り、返礼品として認める(地場産品基準の改正)
これらのルール改正によって、寄付先以外の地域でも利用できるような旅行券や共通ギフト券は返礼品として提供できなくなり、ふるさと納税をより健全に利用できるようになりました。
ふるさと納税の還元率100%以上の返礼品がある理由

ふるさと納税の還元率100%以上の返礼品がある理由は、「事業者の営業努力」にあります。
2019年6月に総務省から「還元率30%以下」というルールが定められましたが、ふるさと納税サイトには還元率100%以上の返礼品が存在しています。
通常、還元率は市場価格と寄付金額を比較して計算していますが、「還元率30%以下」というルールは仕入れ値を基準としており、市場価格は関係ありません。
市場価格を基準に計算して30%以上の還元率だったとしても、仕入れ値で計算して30%以下であれば返礼品としての提供が可能になります。
仮に、寄付金額2万円の返礼品が市場価格1万円だった場合は還元率50%になりますが、同じ商品を5000円で仕入れた場合は還元率25%となるため、問題なく提供できます。
事業者側が「もっとたくさんの方に食べてもらいたい」という想いから、仕入れ値を安くする工夫されていることによって、還元率100%以上の返礼品が存在するのです。
高還元率なふるさと納税の返礼品の特徴

ふるさと納税で還元率が高くなる傾向にある返礼品は以下の4つです。
- 肉類(牛肉・豚肉・鶏肉)
- 海鮮・魚介類
- 果物・フルーツ
- 家電・日用品
高還元率な返礼品の特徴を把握してから選ぶことで、コスパの高い返礼品を見つけやすくなり、ふるさと納税に対する満足感も高くなります。
高還元率が多い返礼品の特徴をそれぞれ確認していきましょう。
肉類(牛肉・豚肉・鶏肉)
ふるさと納税の返礼品には、牛肉・豚肉・鶏肉などの普段の食事に使いやすい肉類が種類豊富に揃っています。
肉類の返礼品は、コスパ重視の大容量パックや、保存に便利な小分けタイプ、スーパーではなかなか手に入らないような高級ブランド肉までさまざまなので、多くの種類の中から自分に合った肉を選べるのが魅力です。
精肉のほかにも、調理しやすいウインナーやハンバーグ、ハムなどの加工品、さまざまな部位や加工品が届くセット商品などは、子どものいる家庭からも人気を集めています。
還元率を重視したい方は、口コミでコスパが良いと評判の「切り落とし肉」をチェックしておきましょう!



海鮮・魚介類
産地の新鮮な海鮮・魚介類が受け取れるのもふるさと納税の魅力です。
ふるさと納税の返礼品には、地元の市場でしか手に入らないような海鮮・魚介類が豊富に提供されており、北海道のカニやいくら、三重県の伊勢海老などの特別感のある魚介類が人気を集めています。
返礼品のなかでも海鮮・魚介類は全体的に還元率が高い傾向にあるため、お得に返礼品を手に入れたいという方は、海鮮・魚介類の中から選ぶのがおすすめです。

果物・フルーツ
ふるさと納税で受け取れる返礼品のなかでも人気なのが、旬のおいしさを堪能できる果物・フルーツです。
山形県の「シャインマスカット」や、和歌山県の「有田みかん」、栃木県の「とちおとめ」など、名産地のブランド商品の人気が高く、品切れになることも少なくはありません。
お得に果物・フルーツを手に入れたい方は、還元率が高めのいちごや桃をチェックしてみてください。
また、果物・フルーツを返礼品に選ぶ場合は、採れたての果物が届く定期便をおすすめします。
定期便なら、季節に合わせた旬の果物が新鮮な状態で届くので、よりおいしく食べられます。

家電・日用品
実用性を重視したい方に人気なのが、家電や日用品です。
ふるさと納税には、トースターやフライパンなどのキッチン家電や、掃除機、ドライヤーなど、生活に便利な家電製品が豊富に揃っています。
家電製品はパナソニックやアイリスオーヤマなどの大手メーカーの商品が多く、デザインや特長もさまざまです。
家電の買い替えや引越しの予定がある場合は、ぜひ家電の返礼品をチェックしてみてください。
また、日々の買い物に対する負担を減らしたいと考えている方は、日用品がおすすめです。
ティッシュやトイレットペーパー、洗剤など、日々の暮らしに欠かせない日用品を選ぶことで、家計の節約にも繋がります。
ふるさと納税で用意されている日用品は、大容量で届くことがあるため、「保存場所が少ない」と悩みのある方は、使い切る分ずつに届く定期便を検討してみてください。


ふるさと納税で還元率の高い返礼品を選ぶ際の注意点

ふるさと納税で還元率の高い返礼品を選ぶ際は、次の2つに注意しましょう。
- 必要な量や賞味期限に注意する
- 還元率だけでなく返礼品の品質も確認する
必要な量や賞味期限に注意する
ふるさと納税で還元率の高い返礼品を選ぶ際は、必要な量や賞味期限を事前に確認しておきましょう。
大容量タイプや日持ちしにくい返礼品を選ぶと、賞味期限内に食べきれず無駄にしてしまったり、保存場所に困ることがあります。
とくに果物の場合は日持ちしにくく、おいしく食べられる期間が短いため、まとめて届くと消費しきれないことがあります。
ふるさと納税で還元率の高い返礼品を選ぶ際は、自分で食べ切れる量か、賞味期限内に食べられるかどうかを確認しておくことが大切です。
還元率だけでなく返礼品の品質も確認する
ふるさと納税で返礼品を選ぶ際は、還元率の高さだけではなく、返礼品の品質もチェックしておきましょう。
還元率が高くてお得に手に入れられたとしても、品質が悪いと損した気持ちになってしまいますよね。
返礼品の品質が気になる場合は、実際に返礼品を受け取った方の口コミやレビューを参考にするのがおすすめです。
ふるさと納税の還元率を理解して賢く活用しよう

ふるさと納税の返礼品に対する還元率の仕組みや計算方法、制度改正の背景などについて解説しました。
ふるさと納税の返礼品は「還元率30%以下」というルールが定められていますが、事業者側の営業努力によって30%以上の高還元率な返礼品も多く提供されていることがわかりました。
コスパの良さやお得感を重視したい方は、返礼品の還元率を計算し、比較しながら選ぶのがおすすめです。
また、還元率のほかにも、返礼品の量や賞味期限、品質などもしっかりと確認し、後悔しないように賢くふるさと納税を活用しましょう!

