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ドル建て保険はおすすめしない?やめた方がいい理由やメリット・デメリットを解説

「ドル建て保険はおすすめしない理由は何?」

「ドル建て保険のメリット・デメリットが知りたい」

円安が続いている今、将来のために資産運用を考えているなら、ドル建て保険について気になっているのではないでしょうか。

この記事では、ドル建て保険がおすすめできない理由やメリット・デメリットを詳しく解説します。

ドル建て保険の特徴を知ることで、あなたに合った資産運用方法を見つけるヒントになるはずです。

ドル建て保険の加入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
目次

そもそもドル建て保険(外貨建て保険)とは?

ドル建て保険(外貨建て保険)とは、保険料の支払いや保険金・解約返戻金の受け取りを外貨(主に米ドル)でする保険のことです。

ここでは、ドル建て保険についての特徴や種類について解説していきます。

そもそもドル建て保険(外貨建て保険)とは?

ドル建て保険の特徴

ドル建て保険は、その名の通り、払い込んだ保険料がドルで運用される保険商品です。

契約者は保険料の支払いをドルで行い、保険金や解約返戻金も日本円ではなくドルで受け取ります。

外貨建て保険の主な通貨
  • 米ドル(アメリカドル)
  • 豪ドル(オーストラリアドル)
  • ユーロ

実際にはドルで支払いや受け取りをする必要はなく、特約を付けることで払い込みや受け取りも日本円で行うことも可能です。

ただし、基本はドルベースで取引されるため、毎月の保険料や受け取り金額は為替レートで円換算すると変動するリスクがあります。

保険料を円で支払う場合には「円入金特約」、保険金や解約返戻金を円で受け取る場合には「円支払特約」を付加します。

ドル建て保険が人気を集めている理由は、円建て保険との予定利率の違いです。

予定利率とは、保険会社が契約者に約束する運用利回りのことで、この予定利率が高いほど、運用収益が大きくなり保険料も割安になります。

現在、日本の金利は極めて低い水準にありますが、米国の金利は日本よりも高いため、ドルで運用するドル建て保険の予定利率は円建て保険よりも高く設定されています。

このような特徴が、ドル建て保険が注目されている主な理由です。

ドル建て保険は3種類

ドル建て保険といっても、主に以下の3種類「型」に分類されます。3種類とも円建て保険にある「型」ですので、ここではわかりやすく端的に解説していきます。

ドル建て保険は3種類

終身保険

終身保険は、一生涯にわたって死亡保障が継続する保険です。掛け捨ての定期保険とは異なり、納めた保険料の一部が積立られるため、解約時には解約返戻金として受け取ることもできます。

運用された積立金は、一定期間経過後に契約を解約すると、払い込んだ保険料を上回る解約返戻金になる可能性もあります。

終身保険は、保障が手厚い分、保険料は掛け捨ての定期保険と比べて高めに設定されているのが特徴です。

養老保険

養老保険は、一定期間の死亡保障(定期保険)と満期保険金の2つの機能を持つ保険です。

契約期間中に被保険者が死亡した場合は「死亡保険金」が、生存している場合は「満期保険金」が支払われます。

学資保険は養老保険の一種であり、17/18歳・20/22歳に満期金が受け取れるように契約満期を設定しているのが一般的です。

保険料の一部は貯蓄として積み立てられ、途中解約した場合は解約返戻金を受け取れます。

個人年金保険

個人年金保険は、老後の資金を準備するための保険です。契約者が保険料を払い込み、一定年齢に達すると年金として受け取れます。

受け取り方法は一括でもできますし、年金として分割で受け取ることも可能です。

個人年金保険では、自身のライフプランや必要な資金の期間に合わせて、年金受取期間を選択できます。

途中で解約した場合は解約返戻金を受け取れますが、払込保険料の総額を下回ることが多いです。

ドル建て保険はおすすめしないと言われる理由・デメリット

ここでは、ドル建て保険はおすすめしないと言われる理由やデメリットについて解説します。

為替リスクがある

ドル建て保険は、外貨建ての保険のため「為替リスク」があります。

ドル建て保険は円ではなくドルで払い込む保険のため、為替レートの変動によって保険料負担が増えたり、受け取る保険金が目減りしたりするからです。

例えば、月額の保険料が100ドルの場合、1ドル = 100円なら10,000円、円安で1ドル=150円になると15,000円に保険料の負担が増えます。

逆に円高に振れて1ドル=80円になれば、8,000円と月額の保険料負担が軽減されます。このように、為替レートの変動によって、保険料や保険金の円換算額が変わってしまうのが為替リスクです。

ドル建て保険は、外貨で支払う保険のためどうしても為替リスクを避けらず、保険料負担が増えたり、受け取る保険金が目減りしたりするリスクを持ち合わせています。

為替リスクを避けられないドル建て保険は、長期的で安定的な資産形成を日本円で行いたい方にはおすすめできない保険と言えるでしょう。

保険料の支払い・受取時に為替手数料が必要

ドル建て保険は、保険料の支払いや保険金の受取時に為替手数料がかかるため、おすすめできません。

為替手数料は、円をドルやユーロに交換する時に金融機関に支払う手数料のことです。

保険料を支払う際には円貨をドルに両替する必要があり、保険金を受け取る際にはドルを円貨に両替する必要があります。この両替の際には、必ず為替手数料が発生します。

以下は、「金融広報中央委員会」為替手数料の例(保険金2万ドル、為替レート1米ドル100円の場合)をまとめた表です。

A社B社
為替手数料片道1米ドル = 0.01円片道1米ドル = 1円
実際の為替手数料額▲ 200円▲ 2万円
受取保険金額199万9,800円198万円
引用元:金融広報中央委員会「外貨建て保険の為替手数料」

このように、ドル建て保険は、保険料の支払いや保険金の受取時に外貨両替手数料がかかるというデメリットがあります。

これは長期的な資産形成を目的とする保険としては大きな欠点であり、ドル建て保険がおすすめできない理由のひとつです。

契約・解約タイミングで手数料が必要

ドル建て保険では、契約・解約時のタイミングで手数料が必要になります。

契約時には初期費用が発生し、契約期間中も毎年の維持・管理手数料が必要とされるのが一般的だからです。これらの手数料は、通常の保険と比較して高額になる傾向があります。

また、解約返戻金から解約控除が差し引かれ、解約控除は加入期間が短いほど高くなります。

ドル建て保険は契約時と解約時に手数料がかかるため、慎重に検討する必要があります。

特に解約時は、為替リスクと解約控除の影響を受けるので、タイミングの見極めが大切です。

かかっている費用が分かりにくい

ドル建て保険には、為替手数料などの特殊な費用が存在し、かかっている費用が分かりにくいという点もおすすめしない理由のひとつです。

保険料の支払いや保険金の受け取りには、その都度円とドルの両替が必要となり為替手数料が発生します。

これらの費用は、複雑で分かりにくいのが実情です。

ドル建て保険には、為替手数料などの特殊な費用が存在し、かかっている費用が分かりにくいというデメリットがあることを認識しておきましょう。

ドル建て保険に今入るべき理由・メリット

ドル建て保険は、契約するタイミングが非常に重要です。ここではドル建て保険に入るべき理由とメリットについて解説します。

ドルの方が利回りが良い

ドル建て保険に今入るべき理由として、ドル建ての利回りの高さにあります。

日本では低金利政策の影響で、円建て保険の利回りは低水準で推移中です。一方、米国の金利は日本と比べて高水準にあり、ドル建て保険の利回りは円建てを上回る傾向にあります。

保険料の算出方法は、保険会社が保険料を運用する際に約束する利回りである「予定利率」が影響しています。

また、ドル建て保険の予定利率が円建てよりも高い背景には、アメリカの国債利回りが日本よりも上回っているからです。

保険会社は主に国債で運用を行うため、国債利回りの差が予定利率の差につながっています。

ドル建て保険は円建てと比べて予定利率が高く設定されているため、同じ保障内容の場合、ドル建ての方が保険料を抑えられるというメリットがあります。

円建て保険よりも保険料が割安

ドル建て保険は、日本円よりも金利が高い通貨で運用されるため、円建て保険よりも保険料が割安になる傾向があります。

その理由としては、保険料の算出に用いられる予定利率に違いがあるからです。予定利率とは、保険料を割り引くための利率であり、金利が高いほど予定利率も高くなり、保険料が下がるという流れです。

以下は、ドル建て保険と円建て保険の特徴を比較してまとめた表になります。

比較項目ドル建て保険円建て保険
運用通貨米ドル日本円
予定利率高い低い
保険料割安割高

現在の円安・ドル高の状況下では、日本円で運用する円建て保険は、予定利率は低く抑えられているのが現状です。

一方、米ドルや豪ドルなどの外貨建て保険は予定利率が高くなるため、円建て保険よりも保険料が割安になります。

ただし、為替レートは変動するため、長期的には一概にどちらが有利とは言えません。個人の状況やリスク許容度に応じて、適切な選択をする必要があります。

保障を準備しながら資産運用ができる

ドル建て保険は、円よりも金利が高いドルで運用するため、保障もありながら資産性が高い商品というのが特徴です。

保険会社がドルで運用する金融商品(主に米国債)に投資することで、高い利回りが期待できます。

ただし、為替リスクがあるため円安が進めば資産価値が上昇する一方、円高になると元本割れのリスクもあるため注意が必要です。

保障を準備しながら資産運用もできる商品ですが、デメリットも含んでいることを十分理解したうえで検討することをおすすめします。

生命保険料控除の対象でもある

ドル建て保険の保険料は、一定の条件を満たせば、生命保険料控除の対象となります。生命保険料控除とは、所得税の計算上、支払った生命保険料の一部を所得から控除できる制度です。

生命保険料控除は、会社勤めの人であれば「生命保険料控除証明書」を勤務先に提出することで、年末調整で控除を受けることができます。

フリーランス・個人事業主の人は、確定申告をする際に生命保険料控除の欄を記入して申告すれば、控除を受けることが可能です。

以下は、生命保険料控除の控除額(所得税と住民税)をまとめた表です。

(所得税の生命保険控除額)

年間の支払保険料控除額
20,000円以下支払保険料等の全額
20,000円超〜40,000円以下(支払保険料等×1/2) + 10,000円
40,000円超〜80,000円以下(支払保険料等×1/4 )+ 20,000円
80,000円超一律40,000円
引用元:生命保険文化センター「新制度での生命保険料控除額」

(住民税の生命保険控除額)

年間の支払保険料控除額
12,000円以下支払保険料等の全額
12,000円超〜32,000円以下(支払保険料等×1/2 )+ 6,000円
32,000円超〜56,000円以下(支払保険料等×1/4 )+ 14,000円
56,000円超一律28,000円
引用元:生命保険文化センター「新制度での生命保険料控除額」

※ 所得税の手続きをしていれば、住民税の手続きは必要ありません。

年間の支払い保険料が20,000円以下の場合、支払った保険料の全額を控除できます。年間の支払い保険料が80,000円を超えると、控除額は一律40,000円に設定されています。

年間払込保険料は、その年の1月1日から12月31日までに払い込んだ保険料のこと。

ドル建て保険は、ドルで払い込む保険ですが、生命保険料控除の対象となるため、加入した際は必ず「生命保険料控除証明書」を提出して控除を受けましよう。

リスクの分散になる

ドル建て保険のメリットとして、通貨リスクの分散が挙げられます。通貨を円とドルに分散することで、円の価値が下落した際のリスクヘッジできるのがメリットです。

ドル建て保険は、為替相場の変動によって得られる保険金・解約返戻金も変動します。通貨を分けて資産を持っておくことで、円安・円高どちらに振れても対応できるということです。

また、ドルの金利水準に応じて予定利率が決まるため、日本円の低金利環境の影響を受けにくいというメリットもあります。

ドル建て保険がおすすめな人

ここでは、ドル建て保険がおすすめな人の特徴について詳しく解説していきます。

投資・資産運用に興味がある人

ドル建て保険は、投資・資産運用に興味がある人におすすめです。ドル建て保険は、保険本来の保障機能よりも資産運用の側面を重視する保険商品だからです。

ドル建て保険に加入することで円と通貨を分けることでき、為替リスクを分散することに役立ちます。

また、円建てに比べて保険料が安くなるメリットがある反面、為替レートの変動によるリスクを負うことになります。

ドル建て保険は、保障を重視するのではなく、保険を投資の一環として捉え、運用を積極的に行いたい人にはおすすめの商品です。

円以外の通貨に分散投資をしたい人

ドル建て保険は、円以外の通貨に分散投資をしたい人におすすめです。

ドル建ての保険商品は、為替変動で元本が目減りするリスクを抱えていますが、円建て保険よりも高い運用成果が見込めます。

また、グローバル化が進む中で、将来ドルが必要になる場面に備えることも可能です。

例えば、海外旅行に行った際に円安傾向にあったとしても、ドルと分散していれば、わざわざ円から両替する必要はなく、そのままドルで支払えば為替リスクの影響を受けることはありません。

ドル建て保険は、為替レートの影響を受けるというリスクがありますが、その一方で、円建て保険よりも高い利率で運用できるメリットがあります。

さらに、分散投資をしておけば将来ドルが必要になった際にも役立つでしょう。

現状の資産に余裕がある人

ドル建て保険は、現状の資産にある程度の余裕がある人におすすめです。ドル建て保険は保障機能よりも投資性を重視する保険商品であるため、為替リスクで元本よりも減少する可能性もあるからです。

一方で、ドル建て保険を、子どもの教育資金や老後の生活費など、将来必要になる大切なお金を積み立てる目的でには適していないかもしれません。

なぜなら、為替レートの変動によって、受け取る保険金の価値が目減りする可能性があるからです。

したがって、ドル建て保険は資産運用の一環として、現状の資産に余裕がある人におすすめの保険商品と言えるでしょう。

ドルの利用機会が多い・これから利用予定がある人

ドル建て保険は、将来ドルが必要になる予定の人にとっては、とても役立つ商品と言えます。

なぜなら、ドル建て保険は、保険金や解約返戻金を円ではなくドルで受け取ることができるからです。

例えば、将来的に海外留学や海外移住を予定している人であれば、今後ドルの利用機会が多くなるため、ドル建て保険の加入がおすすめできます。

一方で、今後ドルを使う予定のない人にとっては、為替リスクのことを考慮すると、ドル建て保険がおすすめではないかもしれません。

ドル建て保険は、保険金や解約返戻金を米ドルで受け取ることができます。

将来ドルが必要になる予定の人にとっては、為替レートを気にすることなくドルを持てるメリットがあります。

ドル建て保険をやめた方がいい人

ドル建て保険は、すべての人におすすめできる保険ではありません。ここでは、ドル建て保険をやめた方がいい人の特徴について解説していきます。

為替リスクについて理解不足である人

為替リスクについての十分な理解がなければ、ドル建て保険をやめた方が良いでしょう。

ドル建て保険は、為替リスクを伴う保険商品であり、契約時・運用時・解約時・保険金受け取り時など、さまざまなタイミングで影響を受けるからです。

為替リスクについて理解が十分でない人は、ドル建て保険のリスクを適切に評価するのが困難です。

結果として損失を被る可能性が高いため、ドル建て保険は避けておく方が無難であると言えるでしょう。

保障を重視する人

保険の目的は保障を重視し、保険金の減少を許容できない人は、ドル建て保険をやめた方がよいと言えます。ドル建て保険は為替リスクにより、保険金や解約返戻金が減少する可能性があるからです。

例えば、子どもの教育資金や老後資金の確保を保険加入の目的とする人は、受け取る保険金の額が減少する可能性があるドル建て保険は向いていません。

つまり、保障機能を重視し、保険金の減少を許容できない人は、ドル建て保険をやめた方がよいと言えます。

今後途中解約する可能性がある人

ドル建て保険は、途中解約のリスクが高く保障もなくなるため、今後途中解約する可能性がある人にはおすすめできません。

また、ドル建て保険を途中解約すると解約控除による手数料が発生したり、解約時の為替レートによっては解約返戻金が元本を割る可能性もあります。

加入期間が短いほど解約返戻金が元本を割る可能性が高くなります。

途中解約する可能性があるにしても、払込み期間を超えて長期間運用してから解約することをおすすめします。

ドル建て保険で失敗しないための注意点

ドル建て保険で失敗しないために、抑えておくべきポイント・注意点を解説していきます。

保険の内容はしっかり理解しておく

ドル建て保険を契約する際は、保険の内容を理解しておくことが大切になります。

なぜなら、ドル建て保険の大きな特徴は、保険料や保険金・解約返戻金に至るまで、すべての取引がドルで行われるからです。

円安や円高といった為替相場の変動によって、支払う保険料や受け取る保険金等の金額が大きく変わってしまう可能性があります。

保険会社は契約時に、為替レートの予測に基づいて将来の保険金や満期保険金、解約返戻金の予定金額を提示しますが、これはあくまでも予測に過ぎません。

実際の為替レートが予測から大きく外れた場合、受け取る金額が当初の想定を下回ってしまうリスクがあります。

そのため、ドル建て保険への加入を検討する際は、為替リスクについて十分に理解し、自身の資産運用や将来設計に合わせて慎重に判断することが大切です。

保障内容も忘れずに確認する

ドル建て保険で失敗を避けるためには、保障内容をしっかりと確認しておきましょう。保険商品を選ぶ際は、保障内容をきちんと確認することが大切です。

ドル建て保険にはさまざまな種類があり、それぞれ保障内容や特約が異なります。自身の目的や家族構成・将来設計に合わない保障内容を選んでしまうと、大きな損失を被る恐れがあります。

また、ドル建て保険は長期的な契約になるため、ライフステージの変化に応じて保障内容を見直す必要もあります。

定期的に保障内容を確認し必要に応じて見直しを行うことで、ドル建て保険を効果的に活用しリスクを最小限に抑えながら、資産運用や家族保障の目的を達成することができるでしょう。

保険に対する自分のニーズを再確認する

ドル建て保険を検討する際は、保険に対する自身のニーズを正確に把握することが重要です。

目的が資産運用なのか、保障なのか、しっかりと見定めたうえで、ドル建て保険の特性と自身のニーズが合致するか判断する必要があるからです。

ドル建て保険は、積立利率が高いため、長期的な資産運用の手段として有効という特徴があります。

一方、万が一の保障を主な目的とする場合、ドル建て保険はリスクが高い商品と言えます。

為替相場の変動により、受け取る保険金の円換算額が変動するため、確実に必要な金額を残せるとは限らないからです。

このように、自身の保険加入の目的を明確にし、為替リスクを十分に理解した上で、ドル建て保険を活用することが、将来の資産形成や家族保障につながるでしょう。

ドル建て保険の支払い方法

ドル建て保険の支払い方法は、大きく分けて以下のふたつの方法に分類されます。

ドル建て保険の支払い方法

一時払い

一時払いとは、保険契約時に保険期間全体の保険料を一括で支払う方法です。

保険の払い込み方法には、月払い・半年払い・年払いなどがありますが、まとめて払うことで保険料を安く抑えられるメリットがあります。

一時払いの際に払い込む保険料は、契約時の為替相場に基づいて決定されるのが一般的です。

円で支払う場合、契約する保険会社が毎日出している「円換算レート(払込用)」で米ドルに換算した一時払保険料額を払うことになります。

保険会社や代理店で申し込む場合は、日本円で支払い保険会社の提示するレートで外貨に両替されます。

一時払いを選択することで、分割払いよりも保険料を安く抑えられるのがメリットです。

為替レートによっては分割を選択する方が良い場合もあるため、慎重に判断することをおすすめします。

平準払い

平準払いとは、保険期間全体の保険料を毎月など一定期間ごとに分割して支払う方法です。

平準払いには、月払い・半年払い・年払いなどがあり、契約する保険会社によって選択できる支払い方法が異なります。

平準払いには、外貨(ドル)を基準とする場合と日本円を基準とする場合の2つのパターンがあります。

ドル建て保険の場合は、ドルを基準とするため「毎月100ドル」のようにあらかじめ料金が決まっています。しかし、為替レートは常に変動するため、日本円で支払う毎月の保険料は一定ではありません。

一方、日本円を基準とする場合、毎月払い込む日本円の金額は一定ですが、為替レートの影響により、保障や積立に充当される金額は変動します。

平準払いは、一時払いと比べて初期の支出を抑えられるメリットがありますが、為替レートの変動による影響を受けやすいことに注意が必要です。

ドル建て保険はどうやって選ぶ?3つのポイント

どのドル建て保険が自分のニーズに合致する保険なのか、3つのポイントに絞って詳しく解説していきます。

ドル建て保険はどうやって選ぶ?3つのポイント

保険種別・保険期間で選ぶ

ドル建て保険を選ぶ際は、自分の目的やニーズに合った保険種別と保険期間を選ぶことが大切です。

以下は、保険種別の特徴を表にまとめたものです。

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保険種別特徴目的
定期保険一定期間の死亡保障(掛け捨て保険)特定の期間における死亡保障
養老保険満期時に生存していれば満期保険金が受け取れる将来の資金需要に備える+特定期間の死亡保障
終身保険一生涯にわたって死亡保障が続く長期的な死亡保障

保険の種類は大きく分けて、「定期保険・養老保険・終身保険」の3種類に分類されます。

定期保険はいわゆる「掛け捨て保険」で、保険料は終身保険に比べて安くなります。

養老保険は、貯蓄性と保障性を兼ね備えている保険で、満期時に生存していれば「満期保険金」が受け取れるのが特徴です。

終身保険は、一生涯の保障があるため亡くなったら必ず保険金が受け取れます。ただし、保険料は他の保険に比べて割高です。

以下は、保険期間の特徴を表にまとめたものです。

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保険期間特徴目的
短期(10年未満)比較的短期間の保障を求める場合ライフステージの変化に対する準備など
中期(10年以上30年未満)ある程度長期の保障を求める場合子供の教育資金の準備など
長期(30年以上)長期的な保障を求める場合老後資金の準備など

保険期間は、「短期・中期・長期」に分類され、自身のライフステージに沿って期間を決める必要があります。

保険種別と保険期間は、個人のニーズや目的によって選択が異なります。また、為替リスクや保険料の負担なども考慮しながら、自分に合った組み合わせを選ぶことが大切です。

通貨・為替相場で選ぶ

ドル建て保険は、為替リスクを理解し長期的な為替動向を見据えながら、自分のニーズに合った保険を選ぶことが大切です。

例えば、通貨・為替相場では、以下の点を考慮することが重要です。

通貨・為替相場で選ぶ際の重要ポイント
  • ドル建て保険は、為替レートの変動に影響を受けやすい
  • 円安になると、保険料や保険金の円換算額が「増加」する
  • 円高になると、保険料や保険金の円換算額が「減少」する
  • 保険加入時だけでなく、保険期間中も為替相場を定期的に確認する
  • 大きな為替変動があった場合は、保険の見直しを検討する

ドル建て保険は、私たちが普段から使用している「円」とは異なり、ドルで支払い・受け取りするため、為替リスクに注意して加入する必要があります。

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為替レート保険料保険金の受取
円高安くなる保険金が減る
円安高くなる保険金が増える

円高時、保険料の払込時は、同じドル額に対して必要な円が少なくなるため、保険料が安くなります。

逆に保険金の受取時は、同じドル額の保険金に対して受け取れる円が少なくなるため、保険金が減るのが特徴です。

一方、円安時は、保険料の払込時は、同じドル額に対して必要な円が多くなるため保険料が高くなります。

保険金の受取時は、同じドル額の保険金に対して受け取れる円が多くなるため、保険金が増えます。

ドル建て保険を選ぶ際は、通貨・為替相場の種類なども意識しげ検討し、自身のニーズに最適な商品を選ぶことが重要です。

保障内容で選ぶ

ドル建て保険は、保険の種類・期間と同様に「保障内容」で選ぶことも大切です。以下では、ドル建て保険の主な保障内容を表にまとめたものです。

保障内容詳細
死亡保障被保険者(保険を掛けられる人)が死亡した場合に、死亡保険金が支払われる
高度障害保障被保険者が所定の高度障害状態になった場合に、高度障害保険金が支払われる
年金保障一定の年齢に達した際に、年金として分割で保険金が支払われる
解約返戻金途中で保険を解約した場合に、解約返戻金(積立金)が支払われる

死亡や高度障害といった万が一の場合の保障に加え、年金の受け取りや途中解約時の返戻金など、さまざまな保障が用意されています。また、保険の種類(終身保険・養老保険・個人年金保険など)によっても、保障内容が異なります。

これらの保障内容は、保険会社の商品によって異なる場合がありますので、加入の際は各商品の詳細を確認することが大切です。

おすすめの保険無料相談窓口3選

ドル建て保険の仕組みをより詳しく教えてくれる、おすすめの保険無料相談窓口を3つ厳選して紹介します。

おすすめの保険無料相談窓口3選

ほけんのぜんぶ

「ほけんのぜんぶ」トップページ
引用:ほけんのぜんぶ
ほけんのぜんぶのおすすめポイント
  • 24時間365日相談受付に対応
  • 350名以上のFPから相談スタッフを選べる
  • 無料相談を利用するとプレゼントがもらえるキャンペーン実施中

ほけんのぜんぶは、350名以上の相談スタッフ全員がファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持っているため、お客様一人一人のニーズに合わせた最適な保険を提案してくれます。

保険だけでなく、家計や教育資金など、お金に関するさまざまな相談にも無料で乗ってくれるのも大きな特徴です。

また、無料相談を利用するとプレゼントがもらえるキャンペーンを実施しています。プレゼントの種類も豊富で、自分の好みに合わせて選べるのがうれしいポイントです。

オンライン相談にも対応しており、24時間365日いつでも予約が可能なので、忙しい人でも都合の良い時間に相談できます。

詳細概要
サービス名ほけんのぜんぶ
取扱保険会社数40社以上
店舗数28
対応エリア全国
相談方法オンライン・訪問
キャンペーンあり
相談費用無料(回数制限なし)
予約方法WEB
受付時間24時間365日
運営会社株式会社ほけんのぜんぶ
参考:ほけんのぜんぶ

保険見直し本舗

「保険見直し本舗」トップページ
引用:保険見直し本舗
保険見直し本舗のおすすめポイント
  • 保険の相談から契約、アフターフォローまで一貫したサポート
  • 4種類の豊富な相談方法から選べる
  • 保険管理アプリで加入保険を一元化できる

保険見直し本舗は、1家族に1人の専任アドバイザーが付く点が大きな特徴です。同じアドバイザーが一貫して対応するため、家族の状況を深く理解した上で的確なアドバイスができます。

また、店舗・オンライン・訪問・電話と、相談方法が4つから選べる点も魅力です。独自アプリで現在の保険を一元管理でき、わかりやすく確認できます。

保険見直し本舗は専任アドバイザーによる手厚いサポートと、柔軟な相談方法・アフターフォローの充実が特徴の保険相談サービスです。

詳細概要
サービス名保険見直し本舗
取扱保険会社数40社以上
店舗数387
対応エリア全国
相談方法店舗・オンライン・訪問・電話
キャンペーンあり
相談費用無料(回数制限なし)
予約方法WEB・電話
受付時間WEB:24時間365日
電話:9:00〜18:00(平日・土日祝)
運営会社株式会社GOESWELL
参考:保険見直し本舗

保険市場

「保険市場」トップページ

引用:保険市場

保険市場のおすすめポイント
  • 90社以上の取扱保険会社数
  • 全国730店舗の相談窓口から選べる
  • 200名以上のコンサルタントから指名できる

保険市場は、全国に730店舗を展開し、90社以上の保険会社の商品を取り扱っているため、幅広い選択肢から自分に合った保険を選べます。

相談方法は、店舗での対面、オンライン、訪問の3種類から選択可能で、何度でも無料で相談できるのが魅力です。店舗内には高級感のある個室もあり、プライバシーに配慮した環境で相談を受けられます。

不定期で開催されるキャンペーンでは、相談者にギフト商品がプレゼントされるなどお得なサービスも提供しています。

詳細概要
サービス名保険市場
取扱保険会社数97社
店舗数729店舗(直営11店・代理店718店)
対応エリア全国
相談方法オンライン・店舗・訪問
キャンペーンあり
相談費用無料(回数制限なし)
予約方法WEB・電話(当日予約 ◯)
電話番号0120-816-318
受付時間WEB:24時間365日
電話:9:00〜21:00(年末年始除く)
運営会社株式会社アドバンスクリエイト
参考:保険市場

「ドル建て保険はおすすめしない」についてまとめ

この記事では、ドル建て保険がおすすめできない理由やメリット・デメリットについて解説してきました。

本記事のまとめ
  • ドル建て保険は資産性は高いがあくまでも保険である
  • ドル建て保険は円建て保険よりも保険料が割安になる
  • ドル建て保険は「終身保険・養老保険・個人年金保険」の3種類
  • ドル建て保険は為替レートの変動リスクがある
  • 保険内容だけでなく補償内容も確認しておく

ドル建て保険は、日本円よりも金利が高いドルで運用されるため、円建て保険よりも保険料が安くなる傾向にあります。

自分が保険に加入する必要性を再確認したうえで、ドル建て保険に加入するか検討してみてください。

もし加入するか悩んでいる人は、本記事で紹介した「おすすめの保険無料相談窓口」を参考に、プロに相談してみるのもおすすめです。

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