FXでおすすめの通貨ペアは?選び方のコツと各ペアの特徴

FXのおすすめ通貨ペアや初心者が絶対に選んではいけない危険通貨ペアを紹介!のアイキャッチ

FXでおすすめの通貨ペアを選ぶ際のポイントと、主要な通貨ペアの特徴をご紹介します。

FXトレーダーにとって、取引する通貨ペアの選択は重要な意思決定の1つです。適切な通貨ペアを選ぶことで、自分の投資スタイルに合ったトレードが可能になります。一方で、通貨ペアの特性を理解せずに取引すると、思わぬ損失を被るリスクもあるでしょう。

本記事では、FXでおすすめの通貨ペアの選び方について解説します。値動きの特徴や取引時間帯、スプレッドの広さなど、通貨ペア選択の際に考慮すべき点を網羅的に説明。加えて、メジャー通貨ペアやマイナー通貨ペアの特徴もそれぞれ紹介します。

本記事を読むことで、自分に最適な通貨ペアが見つかるはずです。通貨ペアの特性を理解し、トレードに活かすことができれば、FXでの利益獲得に近づくことができるでしょう。FX初心者から上級者まで、ぜひ参考にしてください。

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目次

FXの通貨ペアとは

FXでは、2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」を取引します。通貨ペアは、ベースカレンシー(基軸通貨)とクオートカレンシー(相手通貨)から成り立ちます。

例えば、EUR/USDの場合、EURがベースカレンシー、USDがクオートカレンシーです。EUR/USD=1.2000の場合、1ユーロを買うのに1.20米ドルが必要という意味になります。

FXでは多数の通貨ペアが取引されていますが、取引量が多く、スプレッドが狭い主要通貨ペアが人気です。主要通貨ペアには、EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD、USD/CHFなどがあります。

一方、取引量が比較的少なく、スプレッドが広い通貨ペアはマイナー通貨ペアと呼ばれます。

通貨ペア選びのポイントは、自分のトレードスタイルに合ったボラティリティと取引時間を選ぶことです。値動きの激しい通貨ペアがデイトレードに向いている一方、スイングトレードには比較的穏やかな値動きの通貨ペアが適しています。

また、取引時間帯によって通貨ペアの値動きは異なるため、自分が取引しやすい時間帯に動きのある通貨ペアを選ぶことも大切です。

FXの通貨ペアの種類

FXの通貨ペアの種類に関しては、主に以下の内容が挙げられます。

FXの通貨ペアの種類
  • メジャー通貨ペア
  • マイナー通貨ペア
  • クロス通貨ペア
  • コモディティ通貨ペア

それぞれ詳しく解説していきます。

メジャー通貨ペア

メジャー通貨ペアは、FX取引で最も人気のある通貨ペアです。EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD、USD/CHFなどが代表的なメジャー通貨ペアで、これらは流動性が高く、スプレッドが狭いのが特徴です。

メジャー通貨ペアは、世界の主要な経済大国の通貨で構成されているため、経済指標や政治的イベントの影響を大きく受けます。例えば、EUR/USDはユーロ圏と米国の経済状況に左右され、USD/JPYは日米の金利差や株式市場の動向に敏感に反応します。

メジャー通貨ペアは取引量が多いため、テクニカル分析がしやすく、トレンドが形成されやすい傾向にあります。

ただし、急激な変動にも注意が必要です。初心者の方にはメジャー通貨ペアからスタートすることをおすすめします。

マイナー通貨ペア

マイナー通貨ペアは、取引量が少なく流動性が低いため、スプレッドが広くなる傾向にあります。また、値動きが荒い場合が多く、短期間で大きく変動することがあるので、リスクが高めです。

一方で、トレンドが継続しやすく利益を狙いやすいというメリットもあります。EUR/GBP、GBP/JPY、EUR/AUD、GBP/CADなどがマイナー通貨ペアの代表例です。

マイナー通貨ペアは、メジャー通貨ペアほど材料に左右されにくいので、テクニカル分析が有効なことが多いです。値動きの特性を理解した上で、しっかりとしたリスク管理を行いながらトレードするのがおすすめです。取引経験を積んでから挑戦するのが賢明と言えるでしょう。

クロス通貨ペア

クロス通貨ペアとは、米ドルを含まない通貨ペアのことを指します。主要なクロス通貨ペアには、ユーロ/円(EUR/JPY)、ポンド/円(GBP/JPY)、ユーロ/ポンド(EUR/GBP)などがあります。

クロス通貨ペアは、2つの通貨の経済状況や金利差によって値動きが大きく左右されるため、ボラティリティが比較的高い傾向にあります。また、取引量がメジャー通貨ペアほど多くないため、スプレッドが広くなりやすいのも特徴です。

一方で、米ドルの影響を受けにくいため、ドル関連のニュースに左右されずに済むメリットもあります。また、金利差を利用したスワップポイント狙いの長期投資に向いているペアもあります。

クロス通貨ペアは、トレードスタイルや相場環境に合わせて戦略的に取り入れることで、ポートフォリオの分散やリスク管理につなげることができるでしょう。ただし、ボラティリティの高さにも注意が必要です。

コモディティ通貨ペア

コモディティ通貨ペアとは、原油や金属などの商品価格の動向と密接に関係する通貨ペアのことを指します。代表的なコモディティ通貨ペアには以下のようなものがあります。

以下の内容を表形式にまとめました。

通貨ペア説明
USD/CAD (米ドル/カナダドル)カナダは原油や天然ガスなどの天然資源の輸出国であり、カナダドルの価値はこれらの商品価格に大きく影響を受けます。原油価格が上昇すればカナダドルは対米ドルで高くなる傾向にあります。
AUD/USD (豪ドル/米ドル)オーストラリアは鉄鉱石や石炭などの鉱物資源の輸出国であり、豪ドルの価値は商品市況に連動しやすい性質があります。中国経済の動向が豪ドル相場に大きな影響を与えることが多いです。
NZD/USD (ニュージーランドドル/米ドル)ニュージーランドは乳製品や羊毛などの農産物の輸出国であり、ニュージーランドドルの価値は商品市況に影響されやすい性質があります。

コモディティ通貨ペアは、商品市況の変動に伴う価格変動が大きいため、ボラティリティ(変動性)が高く、リスクが高い通貨ペアと言えます。

一方で、その分トレードチャンスも多く、上手くトレードできればより大きな利益を得られる可能性もあります。

FX初心者におすすめの通貨ペアの選び方

FX初心者におすすめの通貨ペアの選び方に関しては、主に以下の内容が挙げられます。

FX初心者におすすめの通貨ペアの選び方
  • 取引量が多く流動性が高い通貨ペア
  • スプレッドが狭い通貨ペア
  • 情報を得やすい通貨ペア

それぞれ詳しく解説していきます。

取引量が多く流動性が高い通貨ペア

FX取引において、流動性の高い通貨ペアを選ぶことは非常に重要です。流動性が高いということは、その通貨ペアの取引量が多く、売買が活発に行われていることを意味します。

流動性が高ければ高いほど、スプレッド(売値と買値の差)が狭くなり、スリッページ(注文時と約定時のレートの差)が少なくなります。

主要通貨ペアは一般的に流動性が高く、中でも米ドル/円(USD/JPY)、ユーロ/米ドル(EUR/USD)、英ポンド/米ドル(GBP/USD)は世界で最も取引量の多い通貨ペアです。これらのメジャーペアは、24時間取引が可能で、いつでも売買が成立しやすいのが特徴です。

一方で、流動性が低い通貨ペアは、スプレッドが広がりがちで、スリッページも大きくなる可能性があります。

また、取引時間帯によっては一時的に流動性が低下し、売買が成立しにくくなることもあります。そのため、初心者の方は取引量が多く流動性の高い主要通貨ペアから始めるのがおすすめです。

スプレッドが狭い通貨ペア

スプレッドとは売値と買値の価格差のことで、取引コストとなります。

スプレッドが狭いほど取引コストが抑えられ、利益を残しやすくなります。一般的に主要通貨ペアのスプレッドは狭く、人気の高い通貨ペアほど流動性が高いためです。

初心者におすすめの狭いスプレッドの通貨ペアは以下の通りです。

通貨ペア説明スプレッド
EUR/USD最も人気が高く流動性に富む通貨ペアで、スプレッドは1pip前後と狭いです。1.0pips前後
USD/JPY主要ペアの中でも人気が高く、スプレッドは1~2pipと狭めです。1.5pips前後
GBP/USDポンド円に次ぐ人気ペアで、スプレッドは2pip前後と狭めです。1.0pips前後
AUD/USD主要通貨ペアの中でも流動性が高く、スプレッドは2~3pipと狭めです。2.0pips前後
2024年7月現在

スプレッドが狭いペアは値動きが穏やかな傾向にあり、初心者でも扱いやすいでしょう。

ただし、経済指標の重要発表時などはスプレッドが一時的に広がることもあるので注意が必要です。

情報を得やすい通貨ペア

FX初心者にとって、取引する通貨ペアに関する情報を簡単に入手できることは非常に重要です。主要通貨ペアは一般に情報が豊富で、経済指標の発表や政治的イベントなどの影響を受けやすいため、市場動向を把握しやすくなります。

以下の内容を表形式にまとめました。

通貨ペア説明
EUR/USD最も取引量が多い通貨ペアです。ユーロ圏と米国の経済動向に敏感に反応するため、関連ニュースが常に発信されています。また、テクニカル分析の実践にも適しています。
GBP/USD主要ペアの中でも人気が高く、英国と米国の経済指標の影響を受けやすいです。ボラティリティが高めなので、チャンスとリスクの両面があります。
USD/JPY日本の金融政策や米国の経済指標に反応します。アジア時間帯に動きが活発なため、東京市場の動向を意識する必要があります。

このように、主要通貨ペアは様々な情報源から市況分析ができるため、FX初心者にとって学習しやすい環境が整っています。

一方で、取引量が少ない通貨ペアは情報が限られるため、慎重な対応が求められます。

FX初心者におすすめの通貨ペア3選

FX初心者におすすめの通貨ペア3選
  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ユーロ/米ドル

米ドル/円

米ドル/円(USD/JPY)は、FX初心者におすすめの通貨ペアの1つです。この通貨ペアは以下の特徴があります。

以下の内容を表形式にまとめました。

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特徴説明
流動性が高く、スプレッドが狭い米ドルと円は世界で最も取引量の多い主要通貨ペアです。そのため、高い流動性を持ち、スプレッドが狭くなる傾向にあります。
値動きが大きく、トレンドが見やすい米ドル/円は、比較的値動きが大きいペアです。米国と日本の金利差が大きくなると、さらに変動が大きくなる傾向があります。トレンドが見やすいため、トレンドフォロー手法に適しています。
夜間取引に適している東京市場が開場している時間帯に活発に取引されるため、夜間取引に適しています。日中は仕事をしていて取引できない人にとって、夜間に取引できるのは大きなメリットです。

ただし、米ドル/円は変動が大きいため、リスク管理が重要になります。

また、米国と日本の経済指標の発表に注意を払う必要があります。FX初心者は、まずデモ口座で慣れを持ち、ポジションサイズは小さめに抑えるなどのリスク管理を心がける必要があります。

ユーロ/円

ユーロ/円は、ユーロ圏と日本という世界有数の経済大国の通貨のペアです。この通貨ペアは、流動性が高く、スプレッドが比較的狭いのが特徴です。

また、ユーロと円はともにセーフヘイブン通貨とみなされることが多く、リスク回避の局面では買われやすい傾向にあります。

ただし、欧州中央銀行(ECB)と日本銀行(BOJ)の金融政策の違いから、金利差の影響を受けやすいのも特徴の一つ。中長期的なトレンドを捉えやすい一方、短期的には上下動の荒い展開となることも多いため、初心者は時間足を長めに設定してトレードするのがおすすめです。

ユーロ/米ドル

ユーロ/米ドル(EUR/USD)は、FX市場で最も取引高が多い主要通貨ペアです。ユーロ圏と米国の2大経済圏の通貨を取り扱うため、高い流動性を誇ります。ECB(欧州中央銀行)と米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が、このペアの値動きに大きな影響を与えます。

為替レートの変動は比較的穏やかなため、FX初心者にとって扱いやすい通貨ペアと言えます。

ただし、主要経済指標の発表時には、値動きが大きくなる可能性があるので注意が必要です。スプレッドも狭く、取引コストを抑えられるのも魅力的です。ユーロ/米ドルは、24時間取引が可能で流動性が高いため、デイトレードにも向いています

一方で、中長期の投資にも適しているため、様々なトレーダーから人気の高い通貨ペアです。

値動きの特徴から見る各通貨ペア

値動きの特徴から見る各通貨ペアに関しては、主に以下の内容が挙げられます。

値動きの特徴から見る各通貨ペア
  • 値動きの激しい通貨ペア
  • トレンドが続きやすい通貨ペア
  • ボラティリティの低い通貨ペア
  • レンジ相場になりやすい通貨ペア

それぞれ詳しく解説していきます。

値動きの激しい通貨ペア

値動きの激しい通貨ペアとしては、USD/ZAR、AUD/USD、NZD/USD、USD/MXN、GBP/USDなどが挙げられます。これらのペアは直近3年間の平均ボラティリティが7〜13%と高く、短期間で大きな値動きを見せることが特徴です。

新興国通貨を含むペアは経済の不確実性から値動きが大きくなりやすく、コモディティ通貨を含むペアは資源価格の影響を受けやすいといった特徴があります。

値動きの激しいペアはハイリスク・ハイリターンであり、短期売買に向いている一方で、リスク管理が重要になります。自身のリスク許容度とトレードスタイルに合わせて、慎重に選択することが肝要です。

以下では値動きの激しい通貨ペアをそれぞれ詳しく解説していきます。

ポンド/円

ポンド/円(GBP/JPY)は、主要通貨ペアの中でも特に値動きが激しい組み合わせです。英国とは地理的に遠く離れた日本の通貨を組み合わせているため、両国の経済指標や金融政策の違いが直接的に反映されやすいためです。

英国の政治的イベントや欧州の景気動向、日本の貿易統計など、さまざまな要因が値動きに影響を与えます。

また、リスク回避の動きが強まると円高が進行する傾向があり、その場合にはポンド安・円高が進む可能性が高くなります。

一方で、リスクオンの環境下では円安が進行しやすく、ポンド高・円安の展開になりがちです。

このように、グローバルな景気動向の影響を強く受けるため、方向感のある動きが見られる反面、変動の大きさも際立ちます。トレンド追従型の取引に適しているペアと言えるでしょう。

豪ドル/円

豪ドル/円(AUD/JPY)は、リスク感情の変化に敏感に反応する通貨ペアです。豪ドル建ての商品の主要な輸出先である中国経済の動向や、資源価格の変動が大きく影響します。また、日本円は伝統的な安全通貨とされているため、市場のリスク回避の度合いによっても大きく変動します。

このペアは比較的変動が大きく、トレンド転換時には素早い値動きを見せることがあります。豪州と日本の金利差の変化にも影響を受けやすいため、中央銀行の政策発言にも注目が必要です。リスク許容度が高く、機動的なトレーディングが可能なトレーダーに適した通貨ペアと言えます。

しかし一方で、レバレッジを上手く活用できないと損失が拡大するリスクもあるため、リスク管理が重要になります。

NZドル/円

NZドル/円(NZD/JPY)は、ニュージーランドドルと日本円の通貨ペアです。主要通貨ペアではありませんが、比較的高い変動性があり、値動きが激しい傾向にあります。

その理由の一つは、両国の経済構造の違いにあります。ニュージーランドは主に農産物の輸出に依存する一方、日本は工業製品の輸出国です。このため、商品価格の変動がNZドルの価値に大きく影響を与えます。

一方の日本は、リスク回避の通貨とされるため、世界的な不確実性が高まると円高になる傾向があります。

また、NZD/JPYは取引量が比較的少ないため、需給の影響を受けやすく、変動が大きくなります。

さらに、ニュージーランドと日本の時差が大きいことも、アジア時間とヨーロッパ・米国時間で価格動向が異なる要因となっています。

このように、NZD/JPYは経済指標や商品価格、リスク選好度の変化に敏感に反応するため、値動きが活発で、ボラティリティの高い通貨ペアと言えます。トレーダーは機会とリスクを十分に理解した上で取引する必要があります。

ポンド/米ドル

ポンド/米ドルは、英国ポンドとアメリカドルのペアで、「ケーブル」の愛称で知られています。主要通貨ペアの中でも値動きが大きく、1日の変動幅が100pips以上になることもしばしばあります。

英国とアメリカの政治・経済イベントに敏感に反応するため、両国の経済指標の発表時などはボラティリティが高まります。また、EUとの関係や英国の政治情勢の影響も受けやすいペアです。スプレッドは比較的狭く、取引量も多いため、短期売買に向いています。

ただし、急激な変動により大きな損失を被るリスクもあるので、しっかりとしたリスク管理が必要不可欠です。テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせて、相場の方向性を見極めることが重要となるでしょう。

トレンドが続きやすい通貨ペア

トレンドフォローに適した通貨ペアとしては、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/USDなどが挙げられます。これらのペアは、比較的スムーズなトレンドを形成しやすい傾向にあります。

EUR/JPYとGBP/JPYは、ユーロとポンドという主要通貨同士の組み合わせであり、方向性が出やすいのが特徴です。値動きが大きくボラティリティが高いため、トレンドフォロー向きと言えるでしょう。

一方、AUD/USDは資源国通貨であるオーストラリアドルと米ドルの組み合わせです。世界経済の影響を受けやすく、トレンドが継続する可能性が高いペアの一つです。ただし、突発的なイベントによる上下の振れ幅も大きいため、リスク管理が重要となります。

トレンドフォローでは、これらのペアの値動きを注視し、上昇トレンドや下降トレンドに乗ることを意識しましょう。適切なタイミングでエントリー・エグジットすることで、トレンドの恩恵を最大限に享受できるはずです。

以下ではトレンドが続きやすい通貨ペアをそれぞれ詳しく解説していきます。

ユーロ/円

ユーロ/円(EUR/JPY)は、トレンドが続きやすい通貨ペアの一つです。ユーロと日本円は、ともに主要通貨であり、流動性が高いため、大きなトレンドが形成されやすい傾向にあります。また、ユーロ圏と日本の金利差が大きいことも、トレンドの継続を後押しする要因となっています。

ユーロ/円は、他の主要通貨ペアと比べてボラティリティが高く、値動きが大きいのが特徴です。そのため、短期から中期のトレンドフォロー戦略に適しています。

ただし、急激な値動きに注意が必要で、適切なリスク管理が求められます。

経済指標の発表や政治的イベントなどによって、ユーロと円の両方に影響が及ぶ場合、ユーロ/円は大きく動く可能性があります。トレードする際は、ユーロ圏と日本の経済動向をしっかりとチェックしておくことが重要です。

ユーロ/米ドル

ユーロ/米ドルは、世界で最も取引量の多い通貨ペアです。欧州連合と米国という2つの経済大国の通貨を取り扱うため、高い流動性があり、トレンドが発生しやすい特徴があります。

欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策の違いが、このペアの値動きに大きな影響を与えます。ECBとFRBの政策金利の差が大きくなれば、金利の高い通貨に対する需要が高まり、トレンドが形成されやすくなります。

また、欧州や米国の経済指標の発表時にも、大きな値動きが見られることが多く、トレンド転換のきっかけになることがあります。政治的な出来事や地政学的リスクなども、ユーロ/米ドルの値動きに影響を与えるため、注意が必要です。

総じて、ユーロ/米ドルは流動性が高く、トレンドが発生しやすい通貨ペアですが、様々な要因で方向感が変わるリスクもあります。トレンド取引に適していますが、リスク管理が重要となります。

ボラティリティの低い通貨ペア

ボラティリティの低い通貨ペアは、為替レートの変動が比較的小さく、安定した取引が可能です。代表的なのはAUD/USD、USD/CHF、USD/JPY、EUR/USD、USD/CADなどのメジャー通貨ペアです。

これらのペアは、経済が安定した国の通貨同士の組み合わせであり、流動性が高く、スプレッドが狭いのが特徴です。ボラティリティが低いため、リスクを抑えた取引が可能ですが、値動きが小さいため利益を出すには時間がかかる場合もあります。

自分のリスク許容度や取引スタイルに合わせて、ボラティリティの低い通貨ペアを選ぶのがおすすめです。

以下ではボラティリティの低い通貨ペアをそれぞれ詳しく解説していきます。

米ドル/円

米ドル/円(USD/JPY)は、ボラティリティが比較的低い通貨ペアの一つです。

米国と日本は経済的に密接な関係にあり、両国の金融政策や経済指標の動向が似通っていることが多いためです。そのため、USD/JPYのレートは大きく変動しにくい傾向があります。

また、日本円は伝統的な「安全通貨」と見なされており、リスク回避の動きが強まると円高になる傾向があります。逆にリスク許容度が高まれば円安に振れやすくなります。

米国と日本の金利差が比較的小さいことも、USD/JPYのボラティリティを抑える要因となっています。金利差が大きい通貨ペアは、金利arbitrageの機会が多いため、より大きな値動きが見られます。

ただし、USD/JPYもニュース発表時などには一時的に大きく変動することがあります。特に米国と日本の金融政策の方向性が異なる場合は、ボラティリティが高まる可能性があります。地政学的リスクの高まりなどでリスク回避の動きが強まれば、円高が進む可能性もあります。

ユーロ/米ドル

ユーロ/米ドル(EUR/USD)は、最も取引量の多い通貨ペアです。ユーロ圏と米国の経済力が裏付けとなっているため、比較的安定した値動きが期待できます。

主要経済指標の発表や、欧州中央銀行(ECB)および米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が値動きに大きな影響を与えます。しかし、両経済圏の政治的・経済的安定性から、短期的な変動は抑えられる傾向にあります。

また、ユーロ/米ドルは世界で最も流動性が高いペアの一つです。つまり、売買が活発に行われているため、スプレッド(売値と買値の差)が狭く抑えられ、取引コストを低く保つことができます。初心者トレーダーにとって、ユーロ/米ドルは比較的扱いやすい通貨ペアと言えるでしょう。

ただし、主要経済指標の発表時などは一時的に変動が大きくなる可能性があるため、リスク管理が重要です。

レンジ相場になりやすい通貨ペア

レンジ相場とは、為替レートが一定の範囲内で上下動を繰り返す状態のことです。レンジ相場になりやすい代表的な通貨ペアとしては、EUR/CHFやAUD/NZDが挙げられます。EUR/CHFは、欧州連合とスイスの経済的な結びつきの強さから、比較的安定した値動きをすることが多いです。

一方、AUD/NZDもレンジ相場になりやすい通貨ペアの一つです。これらのペアでは、上値と下値のサポート・レジスタンスラインがはっきりと確認できることが多く、レンジ相場に適したトレードが行いやすいといえます。

ただし、どの通貨ペアでもレンジ相場に移行する可能性はあるため、ADXやボリンジャーバンドといったテクニカル分析ツールを活用して、相場の状況をしっかりと見極めることが大切です。

以下ではレンジ相場になりやすい通貨ペアをそれぞれ詳しく解説していきます。

豪ドル/NZドル

豪ドル/NZドル(AUD/NZD)ペアは、両国の経済が資源輸出に大きく依存していることから、レンジ相場になりやすい傾向があります。豪州とニュージーランドは主要な資源輸出国であり、世界的な資源需要の変動が両国の経済に大きな影響を与えます。

資源価格が上昇すれば両国の経済が好調になり、通貨が買われて上昇しますが、その後は一定の範囲内で値動きが収まりやすくなります。逆に資源価格が下落すれば、両国の経済が悪化し通貨が売られて下落しますが、やがてレンジ相場に入ることが多いのです。

また、豪ドル/NZドルは流動性が比較的低いため、大きな経済指標の発表時以外は値動きが限定的になる傾向があります。投機的な売買が活発でないことから、一方的な動きが続くよりもレンジ内での値動きに収まりやすいペアと言えるでしょう。

ユーロ/英ポンド

ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)は、欧州連合(EU)の中核通貨であるユーロと、英国の通貨であるポンドの組み合わせです。両国の経済は密接に関係しており、この通貨ペアはレンジ相場になりやすい傾向があります。

EU域内の政治的・経済的な出来事は、ユーロ高/ポンド安を招く可能性があります。一方、英国の政情不安定さや景気減速は、ポンド安/ユーロ高につながります。このように需給の均衡が保たれやすいため、EUR/GBPはレンジ相場が続きがちです。

ただし、英国のEU離脱問題などの重大事象が発生した場合は、大きな変動が見られることもあります。レンジ相場が長く続く間は、売り買いのタイミングを計ることで利益を狙えますが、トレンド転換時のリスク管理が重要になります。

米ドル/カナダドル

米ドル/カナダドル (USD/CAD) は、レンジ相場になりやすい通貨ペアの一つです。その理由は、アメリカとカナダの経済的な結びつきの強さにあります。両国は互いに最大の貿易相手国であり、経済状況や金利政策が似通っているため、USD/CADは比較的安定した動きを見せる傾向にあります。

また、カナダの主要な輸出品である原油価格の影響を受けやすいのも特徴です。原油価格が上昇すればカナダドルが買われ、USD/CADは下落しやすくなります。逆に原油安になればUSD/CADは上昇しやすい性質を持っています。

ただし、アメリカとカナダの経済指標の結果次第では、大きく上下に振れることもあるため、レンジ相場だからといって油断は禁物です。USD/CADでは、両国の経済動向と原油価格を注視しながら、レンジの上限と下限を意識したトレードを心がけましょう。

まとめ

FXでおすすめの通貨ペアは、EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD、AUD/USD、USD/CADです。これらのペアは取引量が多く、スプレッドが狭いのが特徴です。通貨ペアを選ぶ際は、自分の戦略に合ったペアを選ぶことが大切です。

また、各通貨の経済指標や政治的イベントをしっかりとチェックし、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせて取引するのがおすすめです。

自分に合った通貨ペアを見つけ、リスク管理をしっかり行いながらトレードすることが、FXで長期的に利益を上げるコツと言えるでしょう。

監修・執筆者

株式会社ふるさと本舗 - FX・為替編集部のアバター 株式会社ふるさと本舗 - FX・為替編集部 株式会社ふるさと本舗 - FX・為替チーム
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