国内FXスワップポイント比較7社!本当におすすめの証券会社と高スワップ通貨ペアを紹介

「スワップポイントとは何か?」「スワップポイントが高く設定されている国内証券会社はどこ?」

この記事では、上記のような疑問を持つ方に向けてスワップポイントの基礎知識や各証券会社が設定しているスワップポイントをご紹介していきます。

スワップポイントとは通貨ペア間における「金利差額」を調整するためのものです。低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで金利分の差額を受け取れる仕組みとなっています。

スワップ利益を目的とした取引ではトルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソといった高金利通貨が絡むペアが昔から人気です。

また、2024年時点では米ドルと日本円の金利差も開いているため、ドル円(USD/JPY)というメジャーな通貨ペアでもスワップ利益が得られるようになってきています。

※2024年6月21日「ドル円買いスワップ」は244/1万通貨あたり(参考:GMOクリック証券スワップカレンダー

ここでは、そんなスワップトレードにおすすめの高金利通貨ペアと各証券会社のリアルタイムスワップレートについて分かりやすくまとめました。

長期的な資産運用方法としてFXのスワップトレードを始めたい方は、ぜひ最後までご覧になっていってください。

FXスワップポイント比較-概要
  • スワップポイントとは「金利差額」のこと
  • 各証券会社のスワップポイント比較一覧表
  • FXでスワップポイントを稼ぐメリット
  • FXでスワップポイントを稼ぐ際の注意点
  • FX初心者がスワップポイントを稼ぐコツ

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スワップ差で利益を上げたいけど、FX口座で悩んでいる人は安定的に高水準であるGMOクリック証券の口座を開設するのがよいでしょう。

目次

FXのスワップポイントとは「金利差額」のこと

冒頭でも伝えた通り、スワップポイントとは2つの通貨間における金利差を挑戦するためのものです。

FXでは2つの通貨が組み合わさった「通貨ペア」を売買することで、その為替差額を利益(または損失)として受け取ります。

しかし、異なる国の通貨では「金利」が違うため、その分の差額を調整しなければなりません。そこで設けられているものがスワップポイントです。

上画像の通り、低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うとプラスのスワップポイントが貰えます。ただし、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買う場合にはマイナスのスワップポイントを支払うことになりますので注意が必要です。

なお、こうした仕組みを利用して長期的にスワップ利益を受け取る取引方法を「スワップトレード」と呼びます。

貯金と同じような感覚で運用を行えば、そう大きなリスクもありません。現在、FXはほとんど放置の状態で、現状の価格をチェックする程度、ポジションは寝かしていることが多いです。

引用:みんなのFX

こちらは実際にスワップトレードをおこなっている方の意見となります。

スワップトレードは通常のFX取引と異なり、ある程度放置していても利益が得られる方法です。投資に興味がある方の間では副収入を得るための手段として昔から広く知られています。

もちろんいまのご時世でもスワップトレードで利益を得ることは可能なので、長期的な資産運用を始めたい方はスワップトレードのやり方を覚えていってください。

主要FX業者7社のスワップポイント比較一覧表【リアルタイム】

ここでは国内の主要FX業者(証券会社)が設定しているスワップポイントを比較するために、それぞれの具体的な金額を一覧表にまとめました。

スクロールできます
FX業者ドル円ユーロドルトルコリラ円南ア・ランド円メキシコペソ円
GMOクリック証券244円(買い)215円(売り)45円(買い)200円(買い)301円(買い)
外貨ex byGMO236円(買い)212円(売り)37.2円(買い)172円(買い)261円(買い)
みんなのFX235円(買い)215円(売り)37.2円(買い)172円(買い)261円(買い)
松井証券212円(買い)214円(売り)40円(買い)170円(買い)260円(買い)
SBIFXトレード233円(買い)224円(売り)37円(買い)170円(買い)260円(買い)
LINEFX224円(買い)229円(売り)35円(買い)160円(買い)260円(買い)
DMMFX234円(買い)210円(売り)200円(買い)300円(買い)
2024年6月21日の各社レートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

こちらはドル円やユーロドルといったメジャー通貨ペアに加え、高金利通貨ペアと呼ばれる「トルコリラ円」「南アフリカランド円」「メキシコペソ円」のスワップポイントをまとめた表です。

ドル円やユーロドルは1万通貨、その他3つの通貨ペアは10万通貨の注文を保有したときの「プラススワップ金額/1日あたり」を表しています。(トルコリラ/南アフリカランド/メキシコペソは1通貨あたりの価格が安いため10万通貨分の注文で計算している)

仮に1日あたり500円のプラススワップが貰えるトルコリラ円(10万通貨)を30日間保有し続ければ「500円×30日=15,000円のスワップ利益」が得られるわけです。(ただしスワップポイントは日々変化するため、常に一定の金額ではない)

このようにスワップポイントを高く設定している国内の証券会社を7社ご紹介していきますので、ぜひご覧になっていってください。

GMOクリック証券

Screenshot
名称GMOクリック証券
公式サイトURLhttps://www.click-sec.com/
ドル円244円(買い)
ユーロドル215円(売り)
トルコリラ円45円(買い)
南アフリカランド200円(買い)
メキシコペソ円301円(買い)
2024年6月21日のレートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

GMOクリック証券株式会社が提供する「FXネオ」では定期的にスワップポイントを増量するキャンペーンが実施されています。

他社と比較した場合でも多くの通貨ペアにおいて平均もしくはそれ以上のスワップポイントが設定されているため、スワップトレードをするにはおすすめの証券会社です。

  • 新規口座開設+取引で最大55万円分のキャッシュバック
  • スプレッドの狭さも業界最小水準(ドル円のスプレッドは0.2銭)
  • PC・スマホともに高性能な取引画面を用意
  • 取り扱い通貨ペアは20種類
  • デモ口座あり

GMOクリック証券を利用すると「新規口座開設+指定の取引量クリア」で最大55万円分のキャッシュバックが貰えます。

スプレッドの狭さも業界トップクラスであり、取引条件やボーナスのバランスに優れた証券会社です。

外貨ex byGMO

外貨EXBYGMOサイトトップ
引用:外貨ex byGMO
名称外貨ex byGMO
公式サイトURLhttps://www.gaikaex.com/
ドル円236円(買い)
ユーロドル212円(売り)
トルコリラ円37.2円(買い)
南アフリカランド172円(買い)
メキシコペソ円261円(買い)
2024年6月21日のレートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

「外貨ex byGMO」では15日以上ポジションを保有すると、スワップポイントが10%アップするキャンペーンをたびたび実施しています。

こうしたスワップポイントに関する明確なキャンペーンを実施しているところが「外貨ex byGMO」の大きな特徴です。

  • 新規口座開設+取引で最大55万円分のキャッシュバック
  • スプレッド縮小キャンペーンもたびたび実施
  • レバレッジは1倍/10倍/25倍から選択可能
  • 取り扱い通貨ペアは24種類
  • デモ口座あり

「外貨ex byGMO」の新規口座開設キャッシュバック額は最大55万円です。そのほか特定の通貨ペアのスプレッドが普段より狭くなるスプレッド縮小キャンペーンも実施しています。

また、取引に使うレバレッジを1倍/10倍/25倍から選べるところも特徴のひとつです。(証券会社によってはレバレッジが固定されている場合もある)

みんなのFX

みんなのFX_スワップ
引用:みんなのFX
名称みんなのFX
公式サイトURLhttps://min-fx.jp/
ドル円235円(買い)
ユーロドル215円(売り)
トルコリラ円37.2円(買い)
南アフリカランド172円(買い)
メキシコペソ円261円(買い)
2024年6月21日のレートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

トレイダーズ証券が提供する「みんなのFX」では他社より1円でもスワップポイントが安かった場合、差額をキャッシュバックしてくれるキャンペーンを定期的に実施しています。

また、そのほかにもスプレッドや入金に関する多くのキャンペーンを実施しているため、キャッシュバックやボーナスを重視する方には最適な証券会社と言えるでしょう。

  • 新規口座開設+取引で最大100万円分のキャッシュバック
  • 指定通貨ペアの取引で最大200万円分のキャッシュバック
  • スプレッド縮小ハッピーアワーを定期的に実施
  • 入金額1%キャッシュバックキャンペーン
  • 高性能分析ツール「TradingView」に対応
  • 取り扱い通貨ペアは34種類
  • デモ口座あり

ちなみに「みんなのFX」ならではの特徴としては、世界中のトレーダーが利用している高性能分析ツール「TradingView」に対応しているところが挙げられます。

さらに取り扱い通貨ペアの数も34種類と充実していますので、スワップポイント以外を目的とする方にもおすすめできる証券会社です。

松井証券

松井証券FXスワップ
 class=wp-image-79209
引用:松井証券
名称松井証券
公式サイトURLhttps://www.matsui.co.jp/fx/
ドル円212円(買い)
ユーロドル214円(売り)
トルコリラ円40円(買い)
南アフリカランド170円(買い)
メキシコペソ円260円(買い)
2024年6月21日のレートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

松井証券ではスワップポイントやスプレッドなどに関するキャンペーンを特におこなっていませんが、もともと設定されているプラススワップが比較的高い証券会社です。

また、松井証券は恒常的なボーナスを提供しない代わりとしてトレーダーにとってありがたい取引条件を揃えています。

  • 最小注文単位は1通貨
  • 手動の取引と自動売買の両方を利用可能
  • レバレッジは1倍/5倍/10倍/25倍から選択制
  • 7時~24時まで電話サポートあり
  • 取り扱い通貨ペアは20種類

ご覧のように松井証券の最小注文単位は1通貨となっています。つまり100円程度の資金からFXを始められるということです。

また、手動での裁量トレードと自動売買プログラムを使ったシステムトレードの両方に対応しているところも大きな特徴と言えるでしょう。

そのほかレバレッジが選択制である点、夜間でも電話サポートに応じてくれる点などが松井証券をおすすめする理由となっています。

SBIFXトレード

SBI FXトレード
引用:SBIFXトレード
名称SBIFXトレード
公式サイトURLhttps://www.sbifxt.co.jp/
ドル円233円(買い)
ユーロドル224円(売り)
トルコリラ円37円(買い)
南アフリカランド170円(買い)
メキシコペソ円260円(買い)
2024年6月21日のレートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

「SBIFXトレード」では対象期間中に限り、スワップポイントを10%~30%アップするキャンペーンを定期的に実施しています。

また、多くの国内証券会社が採用する新規口座開設者向けのキャッシュバック額が最大およそ100万円と非常に高額なところも特徴のひとつです。

  • 新規口座開設+取引で最大およそ100万円分のキャッシュバック
  • 最小注文単位は1通貨
  • 特定通貨ペアの取引でキャッシュバックあり
  • 特定通貨ペアのスプレッド縮小キャンペーンを実施
  • 取り扱い通貨ペアは34種類
  • ロスカット手数料含めすべての手数料が0円

SBIFXトレードは最小注文単位が1通貨となっていますので、100円ほどの資金からFXを始められます。また、取り扱い通貨ペアの数は業界トップクラスの34種類です。

スワップポイントが高い新興国通貨ペアだけでなく、そのほかのマイナー通貨ペアに投資したい方にもおすすめの証券会社と言えます。

さらにSBIFXトレードなら入出金手数料や取引手数料のほかロスカット手数料も0円なので余計なコストが掛かりません。

LINEFX

LINEFXサイトトップ
 class=wp-image-79211
引用:LINEFX
名称LINEFX
公式サイトURLhttps://line-fx.com/
ドル円224円(買い)
ユーロドル229円(売り)
トルコリラ円35円(買い)
南アフリカランド160円(買い)
メキシコペソ円260円(買い)
2024年6月21日のレートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

LINEFXはスマホやタブレットといったモバイルメインでFX取引をしたい方におすすめの証券会社です。スマホ・タブレット用のアプリには高性能な分析機能や操作しやすい注文画面が搭載されていて、初心者の方でも簡単に扱えます。

そんなLINEFXでも平均して高いスワップポイントが設定されていますので、スワップトレードを目的とした利用におすすめです。

  • 相場の急変をLINEで通知
  • スマホユーザーが使いやすい取引アプリを用意
  • 取り扱い通貨ペアは23種類
  • 最短3分で申し込み完了
  • ロスカット手数料含めすべての手数料が0円

LINEFXは名前の通り「通信用アプリLINE」が大元となっているため、相場の急変や市場状況をLINE上で通知してくれます。

また、口座開設の手続きが最短3分で完了するといった部分も新規ユーザーにとってありがたい部分です。

そのほかすべての手数料が0円というのも魅力的なので、パソコンではなくスマホからFX取引をおこないたい方はLINEFXを利用してみてください。

DMMFX

DMMFXサイトトップ
引用:DMMFX
名称DMMFX
公式サイトURLhttps://fx.dmm.com/
ドル円234円(買い)
ユーロドル210円(売り)
トルコリラ円20円(買い)
南アフリカランド300円(買い)
メキシコペソ円0円(買い)
2024年6月21日のレートを参考(トルコリラ・南ア・ランド・メキシコペソは10万通貨)

「DMMFX」はプラスのスワップポイントが全体的に高く設定されている証券会社です。スワップ関連のキャンペーンを定期的におこなっているわけではありませんが、今回調査した中では南ア・ランド円のプラススワップがもっとも高いという結果が出ました。

  • 新規口座開設+取引で最大30万円分のキャッシュバック
  • 1ポイント=1円で使える独自ポイントプログラムを採用
  • 株券を担保としたFX取引が可能
  • 取り扱い通貨ペアは21種類
  • 初心者向けのコラムや解説を用意
  • デモ口座あり

また、DMMFXでは取引をするたびにポイントが貯まる独自のプログラムを採用しています。貯まったポイントは「1ポイント=1円」で利用できるため、実質的には取引キャッシュバックと同じ役割を果たしてくれます。

さらに、保有する株券を担保にしてFX取引ができるというのもDMMFXの特徴です。株券を保有している方であれば現金を使わずにFXを始められるため、株投資からFXに移りたい方はDMMFXを利用してみてください。

FXでスワップポイントを稼ぐメリット・おすすめの理由

ここからはFXでスワップポイントを稼ぐメリットやスワップトレードをおすすめする理由をご紹介していきます。

  • 中長期的な投資に適している
  • 取引せずとも利益を得られる可能性がある
  • 少ない資金からでも資産運用を始められる

それぞれのメリットを初心者向けに解説していきますので、これからFXを始める方はぜひご覧になっていってください。

中長期的な投資に適している

スワップポイントを目的としたFX取引は「中長期的な投資」に適しています。また、日々変化する為替レートの差額を狙ったFX取引よりも比較的ローリスクであるところは大きなメリットです。

そのため、時間を掛けてでもリスクを抑えながら資産を増やしていきたい方におすすめの投資方法と言えます。

そもそもスワップトレードは日々付与される金利差額をコツコツと貯める方法であり、1日の利益はだいたい数十円~数百円ほどです。(1万通貨の場合)

とはいえ、中長期的に考えれば銀行の利息よりもプラスとなる金額が大きいため、昔から多くの方がスワップトレードをおこなっています。

仮に「元手100万円」「プラススワップ100円(1万通貨分)」「半年の運用期間」という条件でスワップトレードをおこなった場合は、強制ロスカットされるリスクを抑えながら100円×約180日=18,000円の運用利益が得られます。(銀行利息では確実に得られない金額)

取引せずとも利益を得られる可能性がある

一般的なFX取引では日々「チャートの分析」「注文」「決済」といったアクションをしながら為替レートの差額を狙い、損失を被るリスクを抱えた中で利益を得ていきます。

しかし、スワップトレードは数か月以上のスパンで収支を考えるため、毎日時間を掛けてチャート分析や取引をしなくていいわけです。

普段の仕事や家事が忙しい方にとって、時間を掛けずに元手を増やしていけるスワップトレードは非常に便利な投資方法と言えます。

また、選ぶ証券会社によってはスワップポイント増量キャンペーンを実施しているため、上手く利用すれば想定より利益額が増える可能性もあります。

毎日チャート分析や取引をおこなっているとストレスフルな状態になる方もいますが、スワップトレードの場合はそういったストレスも軽減されます。

少ない資金からでも資産運用を始められる

スワップポイントを目的としたFX取引は少額からでも始められます。たとえば「松井証券」「SBIFXトレード」といった証券会社の場合は1通貨から注文できますので、数百円程度の元手からでもスワップトレードに挑めるわけです。

もちろん1通貨だけでは大きな利益になりませんが、毎月決まった金額を「買い増し」していけば段々と受け取れるスワップ利益も増えていきます。

先ほども少し触れましたが、現在は銀行にお金を預けていても大した利息が受け取れない時代です。大手銀行の場合は普通預金の金利がだいたい「0.001%~0.002%」なので、1年間・100万円の預金をしても数十円の利息しか受け取れない計算となります。参考:みずほ銀行HP

このことを踏まえれば、毎日数十円~数百円の利益が得られるスワップトレードがいかに魅力的な資産運用方法であるかが分かると思います。

FXでスワップポイントを稼ぐ際の注意点

続いてはFXでスワップポイントを稼ぐ際の注意点をご紹介していきます。

  • 値動き次第では為替差額による損失が出る
  • スワップポイントがマイナスに転じることもある
  • 安定した利益を稼ぐまでには時間が掛かる

スワップトレードには様々なメリットがある反面、ご覧のような危険性やリスクもあります。

どんな投資にも一長一短があると言えますが、スワップポイントを目的としたFX取引を始めるときはこちらの注意点をよく理解しておきましょう。

値動き次第では為替差額による損失が出る

「ひとつの注文(または買い増しした注文)を長期的に保有し続ける」というのがスワップトレードの基本です。ただし、注文を保有し続ける場合には為替差額による損失に気を付けなければなりません。

為替差額による損失とは
  • 1ドル=100円のとき、1万通貨分の買い注文をおこなう(買い注文のスワップポイントがプラスである場合)
  • ドル円のレートが100円以上になる分には問題ない
  • ただしドル円のレートが99円に下がった場合は「差額1円×1万通貨=1万円の損失」が出る

注文を長期的に保有している場合は、為替の変動によって「含み損」が発生することもあります。

この含み損を計算した上で証拠金(FX口座の残高)を用意することが一般的ですが、損失が予想の範疇を超えた場合には「為替差額による損失>スワップ利益」となることもあり得るわけです。

この点については金融庁からも以下のような注意喚起文が発信されています。

FX取引は、為替相場が想定と逆の方向に変動した場合は損失が生じるおそれがあります。相場が急激に変動したときは、証拠金の額を上回る損失が生じることがあります。

引用;金融庁HP


こうした点も含め、スワップ利益を目的とした注文の長期保有をおこなう場合には、最終的な利益目標と許容できる損失額を事前にハッキリと決めておくことが重要と言えます。

スワップポイントがマイナスに転じることもある

スワップポイントは通貨ペア間における金利差によって生じるものです。そのため、各国が金利政策の方針を変えればプラスのスワップがマイナスのスワップに転じることもあります。

スワップポイントは、各国の短期金利に応じて日々変動するため、金利の動向によっては、期待していたようなスワップポイントを受け取れない場合があります。場合によっては、スワップポイントが受取りから支払いに転じることがあります。

引用:金融庁HP

「スワップトレードはある程度放置していても大丈夫」という認識の方もいると思いますが、突然スワップポイントのプラスとマイナスが反転するケースもありますのでスワップポイントの変化については毎日チェックをしておきましょう。

安定した利益を稼ぐまでには時間が掛かる

スワップ利益を目的とした取引は、通常の取引よりも「収益の安定化」に時間が掛かります。

FXで利益を得る方法メリット・デメリット
為替差益(一般的なトレード)1回ごとの取引で利益・損失が決まる
短期~中長期的に利益を得られる
1回の失敗で大きな損失を被る場合もある
金利差益(スワップトレード)長期的に注文を保有し金利差分の利益を得る
まとまった利益を得るまでに時間が必要となる
レバレッジを低く設定しておけば大きな損失を被るリスクが下がる

ご覧の通り、FXで利益を得る方法には「為替差益」を狙うものと「金利差益」を狙うものの2パターンがあります。

前者の場合は1回の短期的な取引で大きな利益を得ることもありますが、後者の場合は長期保有を前提としているため短いスパンでは稼げません。

そのため、スワップトレードを始めるときは「利益が出るまでに時間が掛かる」ということを認識した上でチャレンジしましょう。

スワップポイントが高いおすすめ通貨ペア3選【各社の金額を比較】

ここでは各証券会社でスワップポイントが高く設定されている「おすすめ通貨ペア3選」をご紹介していきます。

  • トルコリラ
  • 南アフリカランド
  • メキシコペソ

それぞれの通貨ペアにおいて「実際のスワップポイント」が高い証券会社を3社ずつピックアップしましたので、そちらも参考にしてみてください。

①トルコリラ

トルコリラと日本円の通貨ペアは昔からスワップポイントが高い銘柄として知られています。

トルコは外貨を獲得するために通貨の金利を高く設定している国で、過去には政策金利が24%というときもありました。(2020年ごろ)

2024年上半期の時点では50%となっており、0.1%の日本とはかなりの差がありますので、プラスのスワップポイントも高くなりやすいということです。

ちなみにトルコはヨーロッパとアジアの中間に位置する国であり、通貨の価格が両方の経済に影響を受けやすいといった特徴を持っています。

スクロールできます
証券会社スワップポイント
GMOクリック証券45円(買い)
松井証券40円(買い)
外貨ex byGMOみんなのFX37.2円(買い)
2024年6月21日現在

なお、こちらがトルコリラ円のプラススワップが高い証券会社となりますが、トルコリラ円は価格が安いため10万通貨分のスワップ金額を記載しています。(1トルコリラ=4.8円前後)

②南アフリカランド

南アフリカはアフリカ大陸の中で一二を争う経済発展途上国です。そんな南アフリカの経済を支えるのはダイヤモンドや金といった鉱物資源となりますが、ダイヤモンドや金の需要が伸びれば南アフリカランドの価格も上昇しやすくなります。

なお、南アフリカも政策金利が高く設定されている国であり、2024年上半期時点での金利は8%台です。

ちなみに買い注文でのプラススワップと共に「為替差益」を狙うなら南アフリカランド円がおすすめと言えます。(2023年5月ごろからレートが上昇しているため)

スクロールできます
証券会社スワップポイント
GMOクリック証券DMMFX200円(買い)
外貨ex byGMOみんなのFX172円(買い)
松井証券SBIFXトレード170円(買い)
2024年6月21日現在

こちらは南アフリカランド円のスワップポイントが高い証券会社となります。トルコリラ円より金額は低いものの、南アフリカランド円も1通貨あたりの価格が低いため「大量保有」「長期保有」に適しています。(1ランド=8円前後)

③メキシコペソ

当記事でおすすめしている3つの通貨ペアの中で、2024年上半期時点の政策金利が安定的に高いのは「メキシコペソ」です。

メキシコの政策金利は2022年ごろから上がり始めていて2023年には金利が11%を超えました。日本円との金利差が広がると共に高スワップ通貨ペアとして「メキシコペソ円」が注目されるようになっています。

また、メキシコペソ円は2022年から2024年にかけて順調に価格を伸ばしているため、長期保有をしていても損失を被るリスクが少ない状態です。こうした理由を踏まえた上で、スワップトレードを始めたい方にメキシコペソ円をおすすめしています。

スクロールできます
証券会社スワップポイント
GMOクリック証券301円(買い)
DMMFX300円(買い)
外貨ex byGMOみんなのFX261円(買い)
2024年6月21日現在

なお、調査した段階でメキシコペソ円のスワップポイントが高かった証券会社はご覧の通りとなっています。メキシコペソ円の価格は8円前後なので、こちらも大量注文に適した通貨ペアと言えそうです。(2024年6月現在のレート)

各国における金利情報は「外為どっとコム(政策金利ページ)」を参考としています。

FX初心者がスワップポイントを稼ぐためのコツ

ここからはFX初心者がスワップポイントを稼ぐためのコツをご紹介していきます。

  • 長期的な値動きを予測する
  • 資金に余裕を持たせる
  • 運用レバレッジは低めに設定する
  • スワップポイントの変動を常にチェックする
  • 短期取引でも利益を出しておく

それぞれの内容を分かりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

長期的な値動きを予測する

スワップポイントを目的とした取引は短期的なスパンではなく、長期的なスパンで利益を得る方法です。そのため、実際の注文を出すときには長期間における予測が重要となってきます。

なお、長期的な予測を立てる場合にはMT4やMT5、TradingViewといった分析ツールの利用がおすすめです。(どれも様々なインジケーターや描画ツールが使えるため)

上記のような分析ツール上で「日足」「週足」のチャートを出し、そこで長いスパンの値動きを予測するというのがセオリーと言えますので、ぜひ参考にしてみてください。

長期的な取引をする場合には許容できる損失額と、自己資金がいくらまでの価格変動に耐えられるかを事前に計算しておくことも大切です。

資金に余裕を持たせる

FX取引では、証拠金維持率が一定を下回ると追証の請求や強制ロスカットが発生します。そのため、注文を長期保有するスワップトレードにおいては資金に余裕を持たせることが重要です。

証拠金維持率とは
  • 「有効証拠金(口座残高+含み損益)」÷「必要証拠金(注文時に掛かる金額)」=「証拠金維持率」
  • 資金が100万円で必要証拠金が10万円の場合は証拠金維持率が1000%となる
  • 国内証券会社の場合は証拠金維持率100%前後で追証または強制ロスカットの対象となるところが多い

たとえばひとつの注文を保有している間に、その注文の「含み損」が膨らむと証拠金維持率は低下していきます。

日本円絡みの通貨ペアを用いてスワップトレードをする場合は基本的に「買い注文がプラススワップ」「売り注文がマイナススワップ」となっているので、通貨ペアのレートが下がれば証拠金維持率も低下するといったイメージです。(日本円が絡まない通貨ペアの場合はこの限りではありません)

以上のことから、多少通貨ペアのレートが下がっても証拠金維持率がキープできるだけの資金が必要となってくるわけです。

運用レバレッジは低めに設定する

レバレッジとは注文に必要な証拠金額を抑えてくれる仕組みのことです。運用するレバレッジ倍率を高く設定すれば、その分だけ必要証拠金額が下がります。

ただし、レバレッジ倍率を上げると注文量が増え、結果的に強制ロスカットされるリスクも上がってしまいます。そのため、長期保有を前提としたスワップトレードに挑む場合は、出来るだけレバレッジの倍率を下げた方が安全です。

ちなみに「トルコリラ円」「南アフリカランド円」「メキシコペソ円」といった通貨ペアは1通貨あたりの価格が安く、レバレッジを落としても比較的多くの注文を出せます。

こうした点も上記3通貨ペアがスワップトレードで重宝されている理由と言えます。

レバレッジを25倍から10倍に落とし、1通貨あたりの価格を7円と仮定した場合は「7円×10万通貨÷10倍=7万円」が必要証拠金となります。(ドル円やユーロドルなどのメジャー通貨ペアを取引するより必要証拠金が安い)

スワップポイントの変動を常にチェックする

実際にスワップトレードを始めた場合は、毎日スワップポイントの金額とプラス・マイナスの向きをチェックしておきましょう。

引用:GMOクリック証券スワップカレンダー

こちらはドル円のスワップカレンダーとなりますが、ご覧のようにスワップポイントの金額は日によって変化します。

仮にスワップポイントのプラスとマイナスが反転した場合には注文を保有し続けることで損失が生まれるため、常にその動向を確認しておいた方が良いわけです。

なお、土日は為替相場が休みなので、その分のスワップポイントは平日に付与されます。(上画像の場合は6/3と6/10に3日分の金額が反映されている)

短期取引でも利益を出しておく

「注文を長期保有する」「毎日付与されるプラスのスワップポイントが自身の利益となる」というのがスワップトレードの基本です。

ただし、注文を長期保有している間には単発の取引でも稼げそうな相場が多々やってきます。そうした短期取引で利益を出しておくと、最終的にプラス収支で終われる可能性が高くなります。

特に日本円絡みの通貨ペアでスワップトレードをしている場合は、レートが下落する下降トレンドで利益を出しておくことが重要です。

前述の通り、日本円絡みの通貨ペアでは「プラスのスワップ=買い注文」となっていますので、レートが下がると証拠金維持率も低下してしまいます。その下降トレンド時に売り注文を出すと証拠金維持率の低下を防ぎ、さらにレートが回復したときには利益も残るといった効果があるわけです。

FXのスワップポイントを比較したときによくある質問

それでは最後にFXのスワップポイントを比較したときによくある質問をご紹介していきます。

こちらをご覧いただけばスワップポイントに関する初歩的な疑問が解消されますので、ぜひ参考にしてみてください。

スワップポイントはなぜもらえる?

スワップポイントは2つの法定通貨の金利差を埋めるために設定されているものです。長期的に保有していた場合、金利が高い通貨と金利が安い通貨では前者の方が貰える利息が高くなるべきなので、その分をスワップポイントという名目で貰えるといったイメージとなります。

スワップ利益だけで生活できる?

注文量やそのときのスワップ金額によっては、スワップポイントの利益だけで生活することも可能です。(保有する注文量が多く、毎日5,000円~10,000円のプラススワップを受け取れれば最低限の生活ができる)
ただし、初心者がいきなりスワップポイントの利益だけで生活費を賄うのは少々ハードルが高いと言えます。

自動売買FXでもスワップポイントは反映される?

自動売買FXを提供する証券会社の中にもスワップポイントを設定しているところはありますので、注文を保有した状態で日を跨げばスワップポイントが反映されます。

スワップポイントが低い・スワップなしの証券会社もある?

スワップポイントの金額は各証券会社が自由に設定できるので、当然他社と比較してスワップポイントが低いところも出てきます。なお、目に見える形でスワップポイントが反映されないところは、その分をスプレッドや取引手数料に加えている可能性があります。

各証券会社のスワップポイントを確認する方法は?

各証券会社のスワップポイントを確認したい場合は、それぞれの公式サイトに掲載されている「スワップカレンダー」をご覧になってください。

ドル円でもスワップ利益は得られる?

2022年ごろから米ドルと日本円の金利差が開いているため、2023年時点ではドル円の「買い注文」でプラスのスワップが受け取れるようになっています。ただし、ドル円は為替レートが大きく変動する可能性があり、買い注文の長期保有には相応のリスクが伴います。

スワップトレードで月10万円の利益を稼げる?

1ヶ月で10万円のスワップ利益を得るには「10万円÷30日=3,333円/1日あたり」が必要です。
1万通貨あたりのドル円・買いスワップの金額がおよそ200円ということを考えると「3,333円÷200円=16万通貨」の注文を保有すれば1ヶ月で10万円のスワップ利益が稼げる計算となります。

※ただし、ドル円の場合は25倍のレバレッジを使っても1000万円近い資金力が必要となるので、ドル円より1通貨あたりの価格が安いトルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソが推奨される。

「スワップトレードはおすすめしない」という方の意見や真意は?

スワップトレードで大きな利益を得るためにはある程度の時間が掛かります。また、それなりの資金力も必要となってくることから「スワップトレードはおすすめしない」という意見が出てくるわけです。逆に、時間と資金力を問題としない方ならデメリットは少ないと言えます。

FXはポジション長期保有でスワップポイントを稼ぐ方法もある

各証券会社が設定する実際のスワップポイントを比較しながら、スワップポイントの基礎知識やスワップポイントを利用したトレード方法をご紹介してきました。

ご覧いただいた通り、FXには注文を長期保有するだけで利益が得られる「スワップトレード」という方法があります。

スワップトレードのメリットは「毎日せかせかと取引しなくても良い」「通常の取引より時間を必要としない」といった部分となりますが、スワップポイントの金額は毎日変化しますのでチェックは怠らないようにしましょう。

なお、スワップ利益を目的としたFX取引はいくらからでも始められるため、興味がある方はスワップ差が高水準なGMOクリック証券の口座を開設してみてください。

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