【トルコリラの今見通し】金利は据え置き!最新チャートや利益を生むコツを徹底解説

「今後のトルコリラ円は上昇か?それともさらに下降か?」「トルコリラの価格が下がる理由は?」

これからFXを始める方の中には上記のような疑問を持っている方もいると思います。

昔からトルコリラ円(TRY/JPY)は高額のスワップポイントが貰える通貨ペアとして有名です。しかし、ここ数年の間でトルコリラの価格は下がり続けています。

この記事では、そんなトルコリラ円の今後の見通しや価格が下がっている理由を詳しくまとめました。また、トルコリラ円を取引するメリット・デメリットも解説しているので、ぜひ最後までご覧になっていってください。

10年後のトルコリラと今後の見通し-概要
  • トルコリラ円の最新価格・過去10年のチャート
  • 今後の見通し|10年後のトルコリラはどうなる?
  • トルコリラ価格が下がる理由
  • トルコリラで儲けた人・大損した人の特徴
  • トルコリラを持ち続けることのメリット・デメリット
  • トルコリラ円を取引できる国内FX業者
  • GMOクリック証券」はスプレッドが狭く取引手数料は無料、さらにトップクラスに使いやすいツール・アプリがありおすすめ
目次

【2024年】トルコリラ円の最新価格と過去10年のチャート

調査時点でのトルコリラ円の価格は4.7165円です。(2024年7月18日)

上のチャートは2013年末~2023年11月までの価格推移を表していますが、ご覧の通り10年の間に55円程度から5円までその価格を落としています。

なお、これほど価格が落ちる通貨は非常に稀であり、他に例を出せないような価格推移とも言えます。そんなトルコリラ円の今後の見通しを当記事では解説しているので参考にしてみてください。

トルコリラの最新ニュース

次に、トルコリラに関する最新ニュースを3つ紹介します。

トルコリラの最新ニュース
  • トルコ中銀が主要政策金利50%に据え置き
  • 銀行などがトルコ経済政策を信頼
  • 財務相が金融政策は十分機能していると判断

トルコリラへの投資を検討している方は参考にしてください。

トルコ中銀が主要政策金利50%に据え置き

トルコ中央銀行は25日、主要政策金利を大方の予想通り50%に据え置くことを決めた。

中銀は、3月に500ベーシスポイント(bp)の利上げを実施して以来、金融環境が大幅に引き締まったと指摘。「利上げ効果に時差を伴う点を考慮し、政策委員会は現状維持を決定した」と述べた。ただインフレリスクへの高い警戒感は維持し、物価情勢が「著しく持続的に」悪化すれば、追加利上げに動くと示唆した。

引用:Reuters

消費者物価指数(CPI)が高く伸びている

トルコ統計局が3日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比69.8%上昇し、2022年終盤以来の高い伸びとなった。教育や外食・宿泊費用などが大幅に上昇した。

前月比では3.18%の上昇で、3月の3.16%から加速した。

引用:Reuters

トルコ製造業購買担当者景気指数(PMI)は低下している

イスタンブール商工会議所とS&Pグローバルがまとめた4月のトルコ製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3で、3月の50から低下した。新規受注と生産の鈍化が響いた。

PMIは50が好不況の分かれ目となる。

引用:Reuters

トルコリラ円の今後の見通し|10年後はどうなる?

10年で通貨の価値を「十分の一」まで落としたトルコリラですが、今後10年で価格が回復する可能性はゼロではありません。

トルコリラの価格が下がっている要因のひとつには「現大統領への不信感」というものがあります。大統領が変われば国の方針も変わると予想されますが、現大統領(エルドアン)の任期は2028年までとなっているため、少なくともすぐにトルコの経済が上昇するとは言えそうにないということです。

2022年~2024年におけるトルコリラ円の価格は「4.5円~8.5円」の間を推移しています。4.8円というのはほぼ底値なので、短期的な急騰狙いで買いポジションを持つという戦略を取るトレーダーもいるはずです。

ただし、4.5円を下回るとさらに価格を下げるといった見方もあるため、常にチャートのチェックは必要となります。

また、トルコの周辺諸国(シリアやイスラエルなど)で発生している紛争やテロ活動がどうなっていくのかによっても、トルコリラの価格は大きく変わっていくはずです。

トルコリラの価格を予想する上ではトルコの政策金利も重要なポイントです。かつて24%台だった金利を8%まで下げたことによってトルコリラの価格が一気に下落したという背景もあります。

トルコリラはどこまで下がる?価格が下がり続ける理由

ここからはトルコリラの価格が下がり続ける理由を解説していきます。

トルコリラ価格が下がり続ける理由
  • インフレ率の急騰
  • 政策金利の変動
  • 現大統領への不信感
  • 周辺諸国の情勢悪化
  • 継続する貿易赤字

今後、トルコリラへの投資を考えている方は、ぜひこちらの内容をご覧になっておいてください。

インフレ率の急騰

トルコは国内で消費するエネルギー(天然ガスや石油など)の大半を輸入に頼っています。また、そのほか食品や製造業などの原料も輸入品がメインです。

エネルギー資源の価格は年々高騰していて、その価格上昇に合わせてトルコのインフレ率も上がっています。

こうしたインフレ率の急騰に合わせてトルコでは「最低賃金の引き上げ」をおこない、物価上昇に伴う生活の困窮を防ぐための対策を実施しました。

トルコ国内の月額の最低賃金が、1年前の2倍になることが決まった。記録的なインフレによる物価高で、市民生活が圧迫される状況が続いており、さらに引き上げられる可能性もあるという。

引用:朝日新聞デジタル

しかし、すでに大きな経済的ダメージを負っている企業がいきなり2倍以上の賃金(コスト)を支払うことは現実的ではありません。

そのため、現在のトルコは物価の高さと賃金の額がまったく合っていないという状況になっているわけです。

政策金利の変動

短いスパンで政策金利の利率を変えているところもトルコリラ安を加速させている原因です。

2019年におけるトルコの政策金利は約24%でした。これによりスワップ目的の投資家たちから外貨を獲得し、国内の経済力向上を目指していました。

しかし、一般的には政策金利が上がるとインフレ率が増すとも言われています。急なインフレになったトルコでは物価の上昇を抑えるために政策金利の段階的引き下げに踏み切りました。

その結果、今度はトルコリラを買っていた投資家たちが離れることになり、余計にトルコリラの価値が下がってしまったわけです。

2023年10月には再度「政策金利20%以上」に戻しましたが、トルコリラ安への懸念から買い注文を出す投資家は増えていないというのが現状です。

現大統領への不信感

ここまでトルコリラ価格が暴落した理由は「インフレ率の急騰」「政策金利の変動」と説明してきました。そして、この2つの理由を作ってきたのが現在のエルドアン大統領です。

エルドアン大統領は2014年から現職に就き、2023年の大統領選で再選したことによって2028年までの続投が決まっています。

ちなみに2023年の大統領選では対立候補との得票がほぼ半々という結果でした。つまり国民の半分は現大統領の政策を支持していないことになります。

こうした現大統領への不信感やトルコリラ安が続く閉塞感などにより、トルコの景気全体が上がりきらない状況が続いているわけです。

これまでにエルドアン大統領は西側諸国(ヨーロッパの経済主要国)に対して様々な問題発言を残しています。この背景には自身がイスラム教徒であることが関係していて、本来であれば助けを求めるべき国との関係が良好とは言えない状況になっているのもトルコリラ安の一要因と言えるでしょう。

周辺諸国の情勢悪化

トルコは地理的にシリアやイスラエル、ウクライナから近い国です。これらの国はシリア難民・パレスチナ問題・ロシアのウクライナ侵攻といった複雑な問題を抱えています。

特に2020年ごろからそれぞれの問題が表面化していて、2023年にはイスラエルで実質的な戦争が勃発しているような状態です。

こうした周辺諸国の情勢悪化に伴い、問題がトルコへと飛び火しないかという危機感も高まっているわけです。

中東から西側諸国へ亡命する難民たちが、ヨーロッパの玄関口となっているトルコに多く留まり、国内の治安が悪化するといった問題も起きています。

継続する貿易赤字

2024年第1四半期(1~3月)、トルコの貿易赤字は41.5%減の203億ドルとなっています。また、それ以降も赤字を繰り返しているため、トルコ経済への不信感はより強まっている状況です。

なお、貿易赤字が増え続ける理由には「回復しないトルコリラの価格」「資源価格の高騰」などが挙げられます。

ちなみにこれは日本にも当てはまる問題であり、円安が進んでいる問題とリンクする部分でもあります。

トルコリラで儲けた人・大損した人の特徴

FXに興味を持っている方が気になるのは「トルコリラの投資で儲けられたのはどういった人たちなのか?」という点だと思います。また「トルコリラへの投資で逆に大損した人もいるのか?」というのも知っておきたい部分です。

トルコリラで儲けた人・大損した人の特徴
  • 儲けた人の特徴
  • 大損した人の特徴
  • 補足:トルコリラで人生終わった人はいる?

ここではトルコリラで儲けた人と大損した人の特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

儲けた人の特徴|直近1年での売り戦略

トルコリラで儲けたのは「直近1年で売り戦略に徹した人」です。2021年~2024年にかけてトルコリラの価格は約12円から4.5円程度まで下がっています。

仮にトルコリラ円の価格が10円のときに100万通貨分の売り注文を出していたとすると、以下のような利益を得られた計算となります。

トルコリラで儲けたパターン・一例
  • 1トルコリラ=10円のときに100万通貨分の売り注文をレバレッジ25倍で保有
  • 10円×100万通貨÷25倍=40万円(取引に必要な自己資金)
  • (10円-5円)×100万通貨=500万円(為替差による利益)

このように40万円の元手だけでも、たった1年で500万円の利益を生み出すことになったわけです。

もちろん40万円ぴったりの自己資金率では1年間の取引に耐えらないので、現実的には100万円~150万円くらいの資金が必要となります。とはいえ、それでも1年で5倍前後の利益を得られる計算です。

FXは「売り注文」から始めることもできます。そのため、今後もトルコリラが下がり続けると予想する場合は売り注文を出しましょう。

大損した人の特徴|スワップ利益を狙った買い戦略

トルコリラ円は高いスワップ利益が得られる通貨ペアとして知られています。

各FX業者はトルコリラ円の買い注文に対して高額なプラススワップを設定していますが、そういったスワップ目的の買い戦略を実行していた方は大損をしてしまったかもしれません。

トルコリラ円で大損するパターン・一例
  • トルコリラ円の買いスワップはだいたい10万通貨あたり400円前後
  • 1年間(365日)10万通貨分のトルコリラ円を保有していた場合のスワップ利益は「約15万円」
  • トルコリラの価格は1年で5円以上下がっているので為替差損は「50万円以上」

仮にトルコリラ円の買いスワップが1日あたり500円だったとしても、この1年ではトータルで赤字になる計算です。なお、これが100万通貨での注文だとすれば、数百万円単位のマイナスになっていました。

2024年7月18日時点でのトルコリラ円の価格は4.7165円です。今後は5円以上の値下がりを見せる「幅」がないので、ここから先はスワップ狙いの買い戦略で利益が出る可能性もあります。

補足:トルコリラで人生終わった人はいる?

トルコリラ投資で実際に人生終わったという方がいるかどうかは不明瞭ですが、同通貨ペアを注視する投資家たちからは「トルコリラは終わった」という意見をよく目にします。

上記は2018年時点での意見となりますが、その後の値動きを考えると予想が当たっていたと言えるでしょう。ちなみにこうした方々が売り注文を出していれば、今頃大きな利益を手にしているはずです。

とはいえ、2024年からの10年間でトルコリラの価格が回復する可能性はまだあります。そのため、ひとまず少ない注文量から買い戦略をはじめ、トルコリラの価格が上がってきたら買い増しをするといった方法も有効的であることを覚えておいてください。

トルコリラを持ち続けることのメリット・デメリット

ここからはトルコリラを持ち続けることのメリット・デメリットを簡単に解説していきます。

トルコリラを持ち続けることのメリット・デメリット
  • トルコリラを持ち続けるメリット
  • トルコリラを持ち続けるデメリット

FX初心者の方はメリットとデメリットを理解した上でトルコリラ投資を始めてみてください。

トルコリラを持ち続けるメリット

トルコリラを持ち続ける主なメリットとしては以下3点が挙げられます。

  • 長期的に見れば値上がりする可能性がある
  • 日々のプラススワップが得られる
  • 1通貨あたりの価格が安い

2024年7月18日時点でのトルコリラ価格は4.7165円です。ここから10年前の約50円まで戻る可能性は薄いと思いますが、それでも10円1~20円くらいまで回復することはあるかもしれません。

仮に10万通貨の買い注文を保有していれば1円アップにつき約10万円の利益が出るので、値上がりに期待するメリットはあると言えるでしょう。

また、現在のところトルコリラ円の買い注文(10万通貨)に対しては300円~400円のプラススワップが付いてきます。1ヶ月保有していれば約1万円のスワップ利益が受け取れるので、これもひとつのメリットと言えます。

そのほか1通貨あたりの価格が安いので少額から取引を始められるところもトルコリラの魅力です。

通貨の価値を相対的に考えるとドル円やユーロ円の三分の一くらいの資金で同量レベルの注文が保有できる計算です。

トルコリラを持ち続けるデメリット

反対にトルコリラを持ち続けるデメリットは以下の通りです。

  • さらに価格を下げるリスクがある
  • 売り戦略ではマイナススワップが発生する
  • 最悪の場合はデフォルト(債務不履行)が起きる

周辺諸国の社会情勢、国内の経済や治安悪化などの影響によってトルコリラの価格がさらに下がる可能性は十分にあります。

また、下落を見越した売り戦略では1日あたり400円前後(10万通貨の場合)のマイナススワップが発生するため、その分を考慮しながら短期売買で利益を出しておくことも必要です。

なお、可能性としては非常に低いもののトルコがデフォルトを起こせば一時的な大暴落が発生します。その時点で買い注文を持っていた場合は高い確率で大きな損失を被るので注意しましょう。

トルコリラ投資で利益を生み出す方法

トルコリラ投資で利益を生み出すコツは以下の3つです。

トルコリラ円を取引できる国内FX業者
  • 購入レートを平均化するために買う時期をずらす
  • レートが上がったら売り、下がったら買うを繰り返す
  • 反発せずにレートが下がり続けたら、金利収入を狙うため長期保有する

トルコリラは基本的に下落を続けています。しかし、ときどき反発して高くなることも。

トルコリラが反発して50銭~1円ほどレートが上がったら売り、価格が戻ったら買いましょう。

徹底して続けていれば、金利収益を得ながら為替差益を狙えます。

レバレッジは高くても3倍におさえ、金利収入だけでなく為替差益を狙っていくことがトルコリラ投資で大事な考え方です。

トルコリラ円を取引できる国内FX業者

ここからはトルコリラ円の取引ができる国内FX業者を紹介していきます。

トルコリラ円を取引できる国内FX業者
  • GMOクリック証券(FXネオ)
  • GMO外貨(外貨ex)
  • トレイダーズ証券

どの国内FX業者も買い戦略と売り戦略の両方に適しているので、自分に合ったところを見つけてみてください。

GMOクリック証券(FXネオ)

引用:GMOクリック証券(FXネオ)
スクロールできます
GMOクリック証券概要
設立2005年10月
通貨ペア数20通貨ペア
取引単位1000通貨
取引手数料無料
スプレッド0.2銭:米ドル/日本円(USD/JPY)
(原則固定・変動あり)
トルコリラ円/スワップポイント通常1万通貨あたり41円(買い)
※2024年7月18日時点
スワップポイント増量キャンペーンあり
公式URLhttps://www.click-sec.com/

GMOクリック証券の魅力は全体的にスプレッドが狭いところです。調査時点でのトルコリラ円スプレッドは1.7pipsでしたが、これは他社と比較しても小さい数値と言えます。

また、GMOクリック証券はスワップ増量キャンペーンこそ定期的に実施していませんが、そのほかの部分で豪華な口座開設キャッシュバックや取引キャッシュバックを提供しています。

GMO外貨(外貨ex)

引用:GMO外貨(外貨ex)
スクロールできます
GMO外貨概要
設立2003年9月
通貨ペア数24通貨ペア
取引単位1000通貨
取引手数料無料
スプレッド0.2銭:米ドル/日本円(USD/JPY)
(原則固定対象外)
トルコリラ円/スワップポイント通常1万通貨38.1円(買い)
※2024年7月18日時点
スワップポイント増量キャンペーンなし
公式URLhttps://www.gaikaex.com/

GMO外貨の外貨exの最大の魅力は、業界最狭水準のスプレッドと手数料無料であるところです。コストを抑えて効率よく取引ができるのは大きなメリットと言えます。

現在、外貨exはスワップポイントのキャンペーンは行っていませんが、以前行っていたこともあるため今後開催される可能性もあります。口座開設+取引で最大100万円キャッシュバックのキャンペーンを提供しているので、まずは口座を開設しておくのがおすすめです。

トレイダーズ証券

引用:トレイダーズ証券
スクロールできます
トレイダーズ証券概要
設立2006年4月
通貨ペア数34通貨ペア
取引単位1000通貨
取引手数料無料
スプレッド0.2銭:米ドル/日本円(USD/JPY)
(原則固定・変動あり)
トルコリラ円/スワップポイント通常1万通貨あたり114.3円(買い)
※2024年7月18日時点
スワップポイント増量キャンペーンあり
公式URLhttps://min-fx.jp/

「みんなのFX」や「みんなのシストレ」といったFX取引サービスを提供しているのがトレイダーズ証券です。トレイダーズ証券は取り扱い通貨ペア数が34種類と非常に豊富で、トルコリラ円以外のマイナー通貨ペアを取引するのにもおすすめと言えます。

そんなトレイダーズ証券ではトルコリラ円のスワップポイントを増量するキャンペーンを定期的に実施しています。短期的に考えてトルコリラ円の価格が上昇傾向にあるときは、みんなのFX口座で買い戦略を試してみましょう。

10年後のトルコリラの見通しに関してよくある質問

最後は10年後のトルコリラの見通しに関するよくある質問に回答していきます。

10年後のトルコリラの見通しに関してよくある質問
  • 2023年のトルコの政策金利は30%以上?
  • 10年前のトルコリラのレートは?
  • 今後のトルコリラの値動きをAIで予想できる?
  • トルコリラが0円になったらどうなる?
  • トルコリラが急騰する場合の理由は?

初心者が疑問に感じる部分をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

2024年のトルコの政策金利は50%以上?

2024年6月時点でのトルコの政策金利は50%です。

FXの世界では他にも南アフリカランド(同8.25%)やメキシコペソ(同11.00%)などが高金利通貨として知られていますが、トルコの金利はそれを遥かに凌ぐほど高い利率となっています。

FXでは政策金利の差が大きい通貨ペアほど高額のプラススワップが貰えます。ちなみに日本の政策金利は「0.1%」です。

約10年前のトルコリラのレートは?

現在(2024年)から遡ること約10年前(2013年)のトルコリラのレートは「およそ50円」です。

コロナショック以前の2019年時点で20円台まで価格を下げていて、コロナ禍になってからは一気に5円台まで下落しています。

今後のトルコリラの値動きをAIで予想できる?

現在の技術ではAIでも為替の値動きを正確に予想することはできません。そのため、AIにトルコリラの今後10年の見通しを尋ねてもあまり効果がないことを理解しておきましょう。

とはいえ「なぜトルコリラの価格が下がるのか?」「どうやったらトルコリラが上がるのか?」などの疑問を解消するためにAIを使うことは有効的と言えます。

為替の価格は様々な要因によって変化するため、今後も値動きを100%予測できるAIは登場しないと考えられています。

トルコリラが0円になったらどうなる?

トルコリラの価格が0円になるというのはトルコという国がなくなることを意味します。またはトルコがデフォルトを起こして新しい通貨を発行すればトルコリラの価値はなくなりますが、どちらにしてもその可能性は非常に低いと言えるでしょう。

とはいえ、絶対にトルコがデフォルトしないといった保証もありません。仮にトルコがデフォルトを起こした場合は持っているトルコリラの価値がすべてなくなります。

トルコリラが急騰する場合の理由は?

トルコリラの価格が急激に上がるとすれば、その理由には「政策金利の引き上げ」「大統領の交代」が挙げられます。

また、大統領が変わることで周辺諸国との関係が正常化すればトルコリラの価値が見直されるかもしれません。ただし、すでに政策金利の引き上げは実施されているにも関わらず、インフレ率だけが上昇して実質賃金が上がっていないというのがトルコの現状です。

こうしたことを踏まえると、トルコ経済が再生するには大統領の交代と国の方針転換が必須と言えそうです。

政策金利を上げれば一時的にスワップ目的の投資家たちがトルコリラを購入します。その際に多少は価格の回復効果が見込めるものの、トルコリラ安の根本的解決にはならないと言えるでしょう。

10年後のトルコリラを見通した上で取引をしましょう

トルコリラの最新チャートや10年前のチャート、トルコリラの価格が下がり続ける理由を詳しく紹介してきました。

トルコリラ安が続く原因は主に「エネルギー価格の高騰」「継続した貿易赤字」「現在の国の方針」となります。また、周辺諸国で戦争や紛争が立て続けに勃発している点もトルコにとってはマイナスな材料と言えるでしょう。

こうしたマイナスな要素が改善され、国民の大半から支持を得られていない現エルドアン大統領の政権が交代すれば、トルコリラ安に歯止めがかかるかもしれません。

「1トルコリラ=4.8円」という現状から今後10年で価格が回復する可能性にかけて買い戦略を続けるか、それともさらなる下落を予想して短期的に売り戦略で稼ぐかは個人の考え方次第なので、短期・長期の両方の観点から取引をおこなってみてください。

トルコリラの取引を行うなら、GMOクリック証券」はスプレッドが狭く取引手数料は無料、さらにトップクラスに使いやすいツール・アプリがありおすすめです。

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