【中学生でも分かる】円高・円安の基礎知識や覚え方|メリット・デメリットも解説

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「円高・円安とは?」「円高・円安の覚え方は?」

この記事では日頃からよく見聞きする「円高・円安」について分かりやすく解説していきます。

円高・円安とは「日本円の価値」を表す金融用語です。日本円の価値が上がれば「円高」、日本円の価値が下がれば「円安」となります。

なお、2023年上半期は「円安・ドル高」の傾向が強く見られますが、年末にかけて緩やかに「円高・ドル安」に進むといった見方もあるようです。

ここでは、円高・円安の覚え方やそれぞれのメリット・デメリットを詳しくまとめました。

「円安よりも円高の方がいいのか?」「円安にもメリットがあるのか?」などの疑問を解消しながら、為替相場が変化する要因もご紹介していきますのでぜひご覧ください。

円高・円安とは-概要
  • 「ドル円=○○円」の○○円が下がると円高
  • 「ドル円=○○円」の○○円が上がると円安
  • 為替相場が変動する主な要因
  • 円高・円安のメリットとデメリット
  • ドル円のリアルタイム価格
  • 円高・円安を利用して稼ぐ方法

参考:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

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目次

円高・円安とは?

それでは、円高・円安の基本情報から見ていきましょう。

円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。逆に、円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。

引用:日本銀行HP

円高・円安とは上記のような内容を指しますが、これだと少し分かりづらいかもしれません。

そこで「中学生でも分かるレベル」で円高・円安について解説していきます。

円高とは

「円高」とは日本円の価値が上がっている状態を指す言葉です。

私たちがよく見聞きするものだと「ドル円=130円」といったものが日本円の価値を知る基準となります。

たとえばドル円=130円がドル円=120円に変わったとしましょう。

一見すると日本円の価格が下がっているので「円の価値が下がっていると勘違い」してしまいますが「ドル円の価格が下がるのは円高の状態」です。

なぜ円の価格が下がるのに「円高」と呼ぶのか?

仮に1ドルで買える外国のジュースがあったとしましょう。この際、日本円を1ドルに換える場合は130円を払わなければいけません。

しかしドル円の価格が下がれば1ドル=120円で換えられるようになります。ドル円=130円よりドル円=120円の方が10円もお得になり、結果的に日本円の価値が上がっているので「円高」と呼ぶわけです。

ドル円の価格が下がることは相対的に考えて日本円の価値を上げることになります。

これが1ドル=100円だとすればもっとお得に外国のジュースが買えるわけです。

円高になれば「輸入品(外国の品物)」を買うときや「海外旅行(現地で使うお金)」のときに有利ということです。

円安とは

円安は円高の反対で、日本円の価値が下がっている状態を指します。つまりドル円の価格で考えると「ドル円=130円」が「ドル円=140円」になるのは円安ということです。

先ほどの例え話であれば1ドル=130円で買えていた外国のジュースが140円になってしまったら「損をしている気分」になると思いますが、これが円安です。

しかし、実は円安にも良いところがあります。その内容を以下にまとめたのでご覧ください。

「円安」になって良いこととは?

仮に1ドル=100円で交換できたとして「100ドル」を「10,000円」で買い、そのまま保管しておいたとしましょう。

その後、1ドル=130円の「円安状態」になったとき保管しておいた100ドルを日本円に交換すると「13,000円」になります。

日本円と米ドルを交換しただけなのに、結果的には「3,000円の利益」が生まれるわけです。

「これから円安になるかも」というときは、あらかじめ日本円を外国のお金に換えておくことで「差額分の儲け」が出るようになります。

また、海外で働いている人が現地のお金で給料をもらう場合は、同じ金額の給料をもらったとしても日本に帰って来たときにより多くの日本円と交換できるわけです。

1ドル=100円のときに「2000ドルの給料」を日本円に換えると20万円にしかなりません。しかし、1ドル=130円のときに交換すれば26万円と交換できるということです。

円高・円安の覚え方とは

円高と円安の覚え方はとてもシンプルです。

1ドル=○○円の○○円が下がれば「円高」、○○円が上がれば「円安」と覚えましょう。

なんとなくドル円の価格が上がると円高、下がると円安といったイメージもありますが「実は逆」と覚えておけば分かりやすいと思います。

円高・円安は「価格」ではなく「価値」を表す言葉ということを理解しておいてください。

為替相場が変動する仕組みや要因は?

円高・円安の基本概要が分かったところで、次は為替相場が変動する仕組みや要因をご紹介していきます。

為替相場が変動する仕組みや要因
  • 各国における金利差
  • 景気や雇用状況
  • 輸出入・貿易収支
  • 要人の発言
  • 戦争・テロ・自然災害などの影響

各国における金利差

為替の価格が変わる大きな要因のひとつが金利差です。

たとえば、日本では100万円分のお金を1年間預けても100円しか利息が付かなくて、アメリカでは10,000円の利息が付くと仮定しましょう。

この場合、もっとたくさんのお金を持っている人は自分の資産をドルに換えておきたくなります。つまり日本円を売ってアメリカのドルを買う動きが強まるわけです。

当然、大勢の人がドルを買えば、ドルの価値が上がるので円安・ドル高という状態になります。

こうした理由から世界各国が発表する「金利」は重要な指標として扱われています。

景気や雇用状況

各国の景気や雇用状況というのも為替変動の大きな要因です。

多くの人がちゃんとした給料を貰える会社で働けると、結果的に景気が良くなります。

景気が良くなればサービスやものを売る会社が潤い、さらに雇用する人数や給料が上がり、経済が安定していくわけです。

世界の国々はこうした景気や雇用状況を経済指標という形で発表しますが、経済指標が発表された後は為替の価格が動きやすくなっています。

仮に自分のお金を好きな国の通貨に換えられるなら、明日にでも崩壊しそうな国の通貨よりこれからも平和で経済が安定している国の通貨の方が良いということです。

輸出入・貿易収支

輸出や輸入による貿易収支は国の経済に大きな影響を与えます。

当然、貿易収支が黒字の国は経済が潤っているため、通貨価値も高まるわけです。

また、国を代表する輸出品が新しく登場したときなどは、一時的に通貨の価値が高騰するケースもあります。

逆にこれまで安定して輸出できていたものが不足したりなくなったりすれば、輸出によって得ていた外貨が減って国の経済力が落ちてしまいます。

仮に日本で大きな油田が発見され、石油大国になったとすれば日本円の価値がいきなり上がる可能性もあるということです。

要人の発言

各国の大統領や首相、国防長官や中央銀行総裁などの方々は「要人」と呼ばれます。

こうした要人の発言は、国の状態や経済力を推し量る材料として扱われ、通貨の価値にも影響を与えます。

参考例として、日本の総理大臣が「日本の経済は非常に苦しい」などと発言したと仮定しましょう。この場合は、世界中のお金持ちたちが「日本はこの先危ないから円ではなくてドルやユーロを買おう」と動き出すわけです。

もちろん総理大臣はこうした発言を自ら発信することはありませんが、要人の発言はそれほど影響力があることを理解しておきましょう。

戦争・テロ・自然災害などの影響

戦争やテロなどが発生すると、それに関わっている国の経済情勢や外交状況が変化します。

内容によっては争っている国同士の国交がなくなることもありますが、そうなると国の信用性や経済の安定性が変わってきますので通貨の価値も変動するわけです。

また、自然災害によって国の経済力が落ちた場合にも為替相場は変動します。ちなみに戦争・テロ・自然災害などによって通貨の価値が上がるか下がるかはケースバイケースです。

ドル円のリアルタイム価格

ここでは日本人にとって代表的な為替相場である「ドル円のリアルタイム価格」をご紹介していきます。

ドル円・リアルタイムレート2023年7月

こちらは2023年7月6日の米ドル円リアルタイム価格で、この日は「143.75円~144.75円」の間で取引がおこなわれています。

ちなみに2020年同時期のドル円価格は105円~110円くらいです。つまりここ2~3年でドル円の相場は大きく円安に傾いていることが分かります。

円高のメリットとデメリット

ここからは円高のメリット・デメリットを紹介していきます。

円高が私たちの生活に与える影響を分かりやすく説明していくのでご覧ください。

円高のメリット

円高になると、個人の場合は輸入品が安く買える・海外旅行時に換金レートが有利になるといったメリットが出てきます。

たとえば海外旅行のために10万円を用意したと仮定します。この際、ドル円のレートが130円だと約770ドルにしか換金できません。

しかし、円高が進みドル円=100円になれば1,000ドルと交換できるわけです。当然、より多くのドルと交換できた方が買い物や食事代に回せるのでお得になります。

また、企業の立場から考えると円高の方が海外の材料(輸入品)を安く仕入れられるメリットに繋がります。

円高のデメリット

円高のデメリットには外貨預金の価値が下がる・輸出メインの企業は利益が下がるなどの部分が挙げられます。

円安を見越して日本円をドルに換えていた場合は資産価値が下がるので結果的に損をします。

また、同じ金額で製品を輸出し続けた場合はドル円の価格が下落することで利益も下がってしまうわけです。(各1ドルで販売していたものの価値が130円から120円などに落ちてしまう)

このように、立場が変われば円高でもデメリットに感じることが出てくる点をよく覚えておきましょう。

円安のメリットとデメリット

続いては円安のメリットとデメリットをご紹介していきます。

こちらは「円高とは逆のメリット・デメリットがある」と覚えておけば良いのですが、あらためて内容を確認しておいてください。

円安のメリット

円高のメリットは外貨預金をしていた場合の交換レートが有利になる・輸出企業は支払われる外貨の交換レートが高くなるなどの部分です。

仮に1ドル=100円のときに1万ドル=100万円で交換していたとしましょう。その後、ドル円=130円の円安状態になると保有している外貨資産が1万ドル=130万円となるわけです。

また、これまで1ドル=100円で売っていたものが1ドル=130円で売れれば、輸出企業は大儲けできることになります。

円安のデメリット

円安のデメリットには海外旅行時に換金レートが不利になる・海外からの商品を買うお金が高くなるなどが挙げられます。これは円高のメリットと真逆です。

円安になると海外旅行や輸入品の買い控えが進み、対外的な景気が下がりやすくなります。

また、輸入品に頼っている食料品の原材料費も高くなるので、相対的に生活に関わる商品の物価が高くなりやすいといったところも大きなデメリットです(いわゆる物価高の原因となる)。

円高・円安を利用して稼ぐ方法【FXがおすすめ】

ここまで円高・円安に関する内容をご紹介してきましたが、為替相場の変動を利用して稼ぐ方法がFXです。

先ほど、外貨預金をした場合は「日本円をドルに換える」⇒「ドル円レートが上がれば利益が出る」と説明しましたが、これだとドル円レートが下がっているときは利益が出ません。

また、外貨預金では利益を得るために、ある程度の資金力と相応の時間がかかってしまいます。

しかし、FXなら自分の資金を倍化させる「レバレッジ」という仕組みを使い、短期的にも利益を出せるようになります。

松井証券HP
引用:松井証券

ちなみにFXというと1,000通貨~10,000通貨から取引をするのが基本となりますが、こちらの松井証券のような証券会社を選べば1通貨=1ドルから取引可能です。

まずは1ドルから取引に慣れていき、段々と10ドル~20ドル(2,000円前後)くらいに注文量を増やしていけば、リスクを抑えながら投資ができるようになります。

現在は日本の政府も投資を推奨する時代なので、ぜひこの機会に円高・円安を利用したFXを始めてみてください。

円高・円安に関するよくある質問

それでは最後に円高・円安に関するよくある質問に答えていきます。

「結局、円高と円安ではどちらが良いのか?」「円安が続くとやばいのか?」などの疑問を解消していくので、ぜひご覧になっていってください。

円高・円安に関するよくある質問
  • 結局は円高と円安どっちがいいの?
  • 円高と円安の違いは何ですか?
  • 円安が続くとやばいのか?

結局は円高と円安どっちがいいの?

普通に生活をする分には円高の方が受けられる恩恵も多くなると考えられます(輸入品が安くなり、結果的に食材やガソリンなどの価格が抑えられるため)。

ただし、円高・円安にはどちらにもメリット・デメリットがあり、自分の立場や保有する資産によっても利益や損失が変わってきます。

そのため、どちらか一方が良いとは一概に断言できません。

円高と円安の違いは何ですか?

「価格が上がる=円高」「価格が下がる=円安」と勘違いしている人もいますが、米ドルとの為替レートで考えると「ドル円の価格が下がる=円高」「ドル円の価格が上がる=円安」が正解となります。

ドルやユーロといった外貨に対して日本円の価値が上がれば円高、価値が下がれば円安となるわけです。

円安が続くとやばいのか?

円安が続くと一般的な生活支出に悪影響を与え、経済的困窮者の増加を引き起こします。(簡単に言えば給料がそのままで物価だけ高くなるということ

また、日本円の価値が下がれば海外から原材料を仕入れている輸入企業の損失が大きくなります。これに伴い雇用が悪化し、一部の環境で景気が悪くなるというのが大きなデメリットです。

もちろん円安によって儲かる企業もありますが、多くの方は円安が加速することで財布の事情が厳しくなると言えるでしょう。

円高・円安の正しい知識を覚えて投資に活かす

円高と円安の違いやその覚え方を分かりやすく解説してきました。

2023年7月時点のドル円為替レートは円安傾向が強い相場となっています(1ドル=143円~144円)。

しかし、このまま円安が加速して1ドル=150円~160円になる可能性は低く、どこかのタイミングでは円高に転換することが予想されます。

このときに持っておきたいのは「FXで資産運用をする」という選択肢です。FXを始めれば円高・円安のどちらに傾いても利益を狙えます。

仮にドル円の価格が10円下がっても1万通貨分のドルを保有していれば10万円の利益が手に入ります(売り注文の場合)。

投資初心者には1通貨=1ドルから取引できる松井証券の口座がおすすめなので、ぜひこの機会にFXによる資産運用を検討してみてください。

監修・執筆者

株式会社ふるさと本舗 - FX・為替編集部のアバター 株式会社ふるさと本舗 - FX・為替編集部 株式会社ふるさと本舗 - FX・為替チーム
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