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国民健康保険料を払わないとどうなる?滞納時の影響や対処方法について解説します

国民健康保険を支払えない場合の対処方法

国民健康保険料の支払いに悩んでいませんか?保険料の滞納が続くと、様々な不利益を被ることになります。

この記事では、国民健康保険料を払わないとどのような影響があるのか、滞納した場合の対処方法について詳しく解説します。

まず、保険料の滞納が続くと、有効期限の短い「短期被保険者証」の交付や、医療費の全額自己負担となる「被保険者資格証明書」の交付など、段階的に厳しい措置がとられます。さらに、高額療養費などの保険給付が制限されたり、最悪の場合、財産の差し押さえを受ける可能性もあります。

しかし、経済的な理由で保険料の支払いが難しい場合でも、すぐに諦める必要はありません。各自治体では、納付相談に乗ってもらえたり、分割納付や一部免除などの対応をしてもらえる場合があります。

この記事を読むことで、国民健康保険料の滞納がもたらす影響の大きさを理解し、抱えている課題にどう向き合えばよいかが分かります。保険料の支払いにお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

国民健康保険料を払わないとどうなるのか

国民健康保険料を払わないと起こること
  • 延滞金が加算され本来の金額以上に支払わなければいけなくなる
  • 督促状や催促状が送付される上に訪問による催促が行われることも
  • 保険証の有効期間が短縮され有効期限が切れる度に窓口へ行く必要がある

延滞金が加算され本来の金額以上に支払わなければいけなくなる

国民健康保険料を納期限までに支払わないと、延滞金が課されることになります。 延滞金は、本来の保険料金額に加算されるペナルティーとなるため、結果的に本来支払うべき金額以上を支払わなければいけなくなります。

延滞金の発生日は、納期限の翌日からとなります。 例えば8月1日が納期限だった場合、8月2日以降から延滞金が発生し始めます。国民健康保険の延滞金の年率は、納期限の翌日から3ヶ月を経過するまでは年7.3%、その後は年14.6%です。ただし、当面の間、租税特別措置法第2項の規定により、告示された割合に年1.0%の割合で加算した割合で、年により変更となる場合があります。

延滞金の金額は、納付日までの日数に応じて確定します。 つまり、納付が遅れるほど延滞金額が高くなっていきます。督促状には延滞金の概算額が記載されていますが、実際に支払う延滞金額は納付日時点で確定するため、督促状の金額とは異なる可能性があります。

長期間滞納が続けば、延滞金額も高額になっていきます。さらに、延滞金だけでなく、督促手数料なども加算される可能性があります。

督促状や催促状が送付される上に訪問による催促が行われることも

国民健康保険料を納期限までに支払わない場合、まず督促状が送付されます。 督促状には、未納の保険料額と納付期限が記載されており、督促手数料(通常100円程度)が加算されます。

書面の案内後にも滞納を続けた場合は電話による督促が行われる

督促状が送付された後も保険料の滞納が続くと、電話による催告が行われます。 新規の未納者には、自治体の納付案内センターから電話で未納状況が連絡されることもあります。

滞納が長期化すると訪問による督促が行われる

さらに滞納が長期化すると、保険料訪問徴収員が自宅を訪問し、保険料の納付を直接促す場合があります。 督促状や文書、電話、訪問による催促は、滞納者に対して早期の保険料納付を促す目的で行われています。督促を無視し続けると、次第に強制的な措置が取られていきます。

保険証の有効期間が短縮され有効期限が切れる度に窓口へ行く必要がある

国民健康保険料を滞納し続けると、保険証の有効期間が徐々に短縮されていきます。 最終的には、有効期限が切れる度に区役所の窓口で新しい保険証を受け取る必要が生じてしまいます。

最初は、通常の保険証(有効期間1年間)が交付されます。しかし、滞納が続くと、有効期間が6か月に短縮された「短期被保険者証」が交付されるようになります。 

さらに滞納が長期化すると、有効期間がわずか1か月間の「短期被保険者証」が交付されます。 つまり、毎月区役所の窓口に足を運び、新しい短期被保険者証を受け取る必要が出てきます。

保険証の有効期間が短くなると、病院での受診時に保険証の確認が求められ、有効期限切れを指摘される可能性があります。その際は、新しい保険証を受け取るため、やむを得ず区役所に足を運ばなければなりません。

このように、国民健康保険料を滞納し続けると、保険証の手続きで区役所を頻繁に往復しなければならず、大変な手間と時間を強いられることになります。 滞納を放置すれば、保険証の有効期間が極端に短くなり、受診の度に区役所に行かなければならなくなるのです。

さらに滞納が続くと保険証がはく奪され資格証明書に切り替わる

国民健康保険料の滞納が長期化すると、最終的には保険証がはく奪され、「被保険者資格証明書」に切り替えられてしまいます。

最初は通常の保険証(有効期間1年間)が交付されますが、滞納が続くと有効期間が6か月に短縮された「短期被保険者証」が交付されます。さらに滞納が長期化すると、有効期間がわずか1か月間の「短期被保険者証」が交付されるようになります。

そして、特別な理由がなく1年以上保険料を滞納した場合、保険証を返還していただき、代わりに「被保険者資格証明書」が交付されることになります。

「被保険者資格証明書」は、被保険者であることを証明するだけのものです。医療機関での診療費は一旦全額自己負担となり、後日保険適用分の申請が必要になります。

つまり、資格証明書が交付されると、病院での受診の度に一旦全額自己負担し、後から給付申請の手続きを行わなければならなくなるのです。

さらに、資格証明書交付後も滞納が続けば、保険給付の一部または全額が差し止められる可能性もあります。 経済的な負担がさらに大きくなってしまいます。

保険給付の一部または全額が差し止められる場合がある

国民健康保険料を長期間滞納し続けると、最終的には保険給付の一部または全額が差し止められる可能性があります。

通常、国民健康保険に加入していれば、病院での診療費の7割から9割が保険から給付されます。しかし、保険料を滞納し続けた場合、この給付が受けられなくなる可能性があるのです。

資格証明書交付後、滞納が解消されれば、保険給付を受けられるようになります。ただし、資格証明書交付中の診療費については、後日保険適用分のみが払い戻される形になります。

さらに滞納が長期化すれば、最終的には「保険給付の全額差止め」が行われる可能性もあります。 つまり、病院での診療費が全額自己負担となり、保険からの給付は一切受けられなくなってしまうのです。

預貯金や給与などの財産が差し押さえられる可能性がある

国民健康保険料を長期間にわたって滞納し続けると、最終的には預貯金や給与などの財産が差し押さえられる可能性があります。

国民健康保険料は、地方税法上の「分担金」に位置付けられています。つまり、税金と同様に強制的な徴収が可能となっているのです。

納付命令を無視すると、今度は「財産の差押え」という強制的な手段が取られます。差し押さえの対象となるのは、預貯金、給与、生命保険の解約返戻金、不動産、自動車などの財産です。

預貯金の場合、金融機関に対して債権差押命令が送付され、口座の一部または全額が差し押さえられます。給与の場合は、勤務先に対して給与債権差押命令が送付され、給与の一部が天引きされます。

不動産や自動車などの動産・不動産については、公売にかけられる可能性もあります。公売で換価した金額から滞納保険料が差し引かれることになります。

国民健康保険は無職・失業中であっても支払いを免除されることはない

国民健康保険は、加入者全員で医療費を支え合う相互扶助の制度です。そのため、無職や失業中であっても、原則として保険料の支払い義務があります。

無職や失業中の場合、収入がないため保険料の納付が困難になることが多いでしょう。しかし、国民健康保険法では、世帯主や納付義務者の収入状況に関わらず、保険料の納付義務が課されています。

一定の要件を満たせば減免措置を受けられることもある

つまり、無職や失業中であっても、保険料の支払いを完全に免除されることはありません。ただし、一定の要件を満たせば、保険料の減免措置を受けられる場合があります。

減免の要件としては、世帯の収入が一定水準を下回っている場合や、失業、災害、けがや病気などの理由がある場合などが挙げられます。 減免を受けるには、世帯の収入状況や事情を詳しく説明する必要があります。 所得証明書や離職票、診断書などの関連書類を添えて、市区町村の国保窓口に申請を行います。

ふるさと本舗 カードローン編集部

減免の要件を満たさない場合は、分割納付の制度を利用するのが一般的です。 納期内一括納付が難しければ、月々の分割払いに変更できます。

国民健康保険を払わない方がお得という発想は非常に危険

国民健康保険料を払わないことで、一時的にはお金を残せるかもしれません。しかし、長期的に見れば、払わない方が得をするという考え方は非常に危険です。

保険料を長期にわたって滞納し続けると、様々な不利益が生じる可能性があります。まずは延滞金が課されるほか、保険証の有効期限が短くなったり、一時的に資格証明書の交付を受けざるを得なくなります。資格証明書が交付されると、病院での診療費は一旦全額自己負担となります。

最悪の場合、差押えなどの滞納処分を受ける可能性もあります。国民健康保険料は税金と同様に納付義務があり、無視し続けると財産の差し押さえや給与の一部差し押さえなどの強制執行が行われる可能性があるのです。

一方で、納付が一時的に困難な場合は、減免制度や分割納付の制度を利用できます。収入が一定水準を下回る場合や、失業、災害、けがや病気などの理由があれば、保険料の一部または全部が免除される場合があります。

国民健康保険料を払えないときにするべきこと

国民健康保険料を払えないときにするべきこと
  • 市区町村の国保窓口に納付相談をする
  • 分割納付を検討する
  • 保険料の減免制度の利用をする
  • 徴収猶予制度を利用する
  • お金を借りて支払いを行う

市区町村の国保窓口に納付相談をする

国民健康保険料の支払いが困難な場合、最も重要なことは市区町村の国保窓口に早めに相談することです。

国民健康保険料は、納期限までに完納することが原則です。しかし、失業や営業不振、災害、病気やケガなど、やむを得ない事情で一時的に支払いが難しくなる場合があります。

そのような場合は、そのままにせず、必ず市区町村の国保窓口に相談してください。 担当部署名は自治体によって異なりますが、「国民健康保険課」「保険年金課」などの名称が一般的です。

相談した内容を基に、今後の納付計画を立てることになります。 一時的な支払い困難であれば、分割納付や一部減免が認められる可能性があります。

また、世帯の収入が一定の基準以下の場合は、保険料の全額が免除される場合もあります。 災害や失業、病気などの特別な事情があれば、減免措置を受けられる可能性が高くなります。

ふるさと本舗 カードローン編集部

無断で長期間滞納を続けた場合は、給与や預貯金の差し押さえ、保険給付の差し止めなどの厳しい措置が取られる可能性があります。 そうした事態を避けるためにも、早期の相談が不可欠です。

支払いが困難な場合は、国保窓口に素早く相談し、適切な対応を協議することが重要です。 一人で抱え込まず、まずは相談から始めましょう。

生活状況に応じて分割納付や一時的な納付猶予などの措置をしてもらえる可能性がある

国保窓口に相談すると、世帯の生活状況に応じて、分割納付や一時的な納付猶予などの措置を受けられる可能性があります。

分割納付とは、年間の保険料総額を月々に分けて納めることができる制度です。 一括での納付が難しい場合に、月々の負担を軽くすることができます。

例えば、年間保険料が10万円の場合、一括納付ではなく、月額8,333円ずつの分割納付が認められれば、負担が大幅に軽減されます。

一時的な納付猶予とは、一定期間保険料の納付を猶予される措置です。 失業や病気、災害などの理由で、当面の間保険料の支払いが困難な場合に適用される可能性があります。

猶予期間中は保険料の納付が免除され、一定期間経過後に分割納付などの方法で滞納分を納めることになります。

分割納付や納付猶予の適用の可否は、世帯の収入状況や資産状況、事情の内容などを総合的に判断されます。 収入が一定水準を下回っている場合や、失業、病気、災害などの特別な事情がある場合には、適用される可能性が高くなります。

ふるさと本舗 カードローン編集部

無職で収入のない場合は、減免制度を利用する方が適している可能性があります。 収入に応じて保険料の全額または一部が免除される制度です。

国保窓口に相談すれば、世帯の生活状況に応じた対応を協議できます。 一人で抱え込まず、まずは相談から始めることが大切です。

分割納付を検討する

分割納付とは、年間の保険料総額を月々に分けて納めることができる制度です。 一括での納付が難しい場合に、月々の負担を軽くすることができます。

分割納付を希望する場合は、市区町村の国保窓口に申請を行います。 申請時に、分割納付を希望する理由と世帯の収入状況などを説明する必要があります。

分割納付が認められれば、年間保険料総額を10回程度に分割して納付することになります。 例えば年間10万円の保険料であれば、月額1万円ずつの納付となります。

分割納付の回数は自治体によって異なり、6回や12回に分けられる場合もあります。 世帯の収入に合わせて、分割回数を調整してもらえる可能性があります。

ふるさと本舗 カードローン編集部

分割納付が認められるかどうかは、世帯の収入状況や資産状況、事情の内容などを総合的に判断されます。

収入が極端に低額の場合は、減免制度を利用する方が適している可能性があります。

保険料の減免制度の利用をする

国民健康保険には、世帯の所得に応じて保険料の全額または一部を免除する減免制度が設けられています。 減免の適用を受けるには、市区町村の国保窓口に申請を行う必要があります。

減免の対象となるケース
  1. 世帯の収入が一定の基準額以下の場合
  2. 失業、病気、災害などの特別な事情がある場合

世帯の収入が極端に低額の場合は、保険料の7割、5割、2割が減額される「一般減免」の適用を受けられる可能性があります。 さらに収入が低ければ、保険料が全額免除される場合もあります。

一方、失業や病気、災害などの特別な事情がある場合は、「特別減免」の適用を受けられる可能性があります。 事情に応じて、保険料の全額または一部が免除されます。

減免の適用を受けるには、収入状況や資産状況、事情の内容を詳しく説明し、関連書類を添えて申請する必要があります。 生活保護世帯や非課税世帯は、原則として全額免除の対象となります。

ふるさと本舗 カードローン編集部

減免は一時的な措置に過ぎません。 収入が回復した時点で、通常通りの保険料納付が求められます

早めに国保窓口に相談し、適切な制度を利用することが重要です。

徴収猶予制度を利用する

徴収猶予制度とは、一定期間保険料の納付を猶予される制度です。失業や病気、災害などの理由で、当面の間保険料の支払いが困難な場合に適用される可能性があります。

徴収猶予が認められれば、猶予期間中は保険料の納付が免除されます。そして一定期間経過後に、分割納付などの方法で滞納分を納めることになります。

徴収猶予の適用を受けるには、市区町村の国保窓口に申請を行う必要があります。

失業や病気、災害などの特別な事情がある場合には、徴収猶予が認められる可能性が高くなります。具体的な事情を裏付ける書類(離職票、診断書など)の提出が求められます。

ふるさと本舗 カードローン編集部

単に収入が低額であるというだけでは、徴収猶予の適用は難しい可能性があります。収入が極端に低額の場合は、保険料の減免制度を利用する方が適している場合があります。

徴収猶予の大きなメリットは、一時的な支払い困難期を乗り切れる点にあります。猶予期間中は保険料の納付が免除されるため、滞納に陥るリスクを回避できます。

お金を借りて支払いを行う

国民健康保険料の支払いが一時的に困難な場合、最終的な選択肢としてお金を借りて支払うことも検討できます。ただし、借金は将来的な返済負担が発生するため、慎重に検討する必要があります。

国民健康保険料の滞納が長期化すると、延滞金の発生や保険証の有効期間短縮、最悪の場合は財産の差し押さえなどの厳しい措置が取られる可能性があります。そうした事態を避けるためにも、一時的にお金を借りて支払うという選択肢もあり得ます。

借入先としては、金融機関の消費者ローンや、親族・知人からの借入などが考えられます。本章では具体的なお金の借り方について以下の方法をご紹介いたします。

減免の対象となるケース
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • 消費者金融や銀行系カードローンを利用する
  • 公的融資制度を利用する
ふるさと本舗 カードローン編集部

借入金の返済計画を立て、確実に返済できる見通しがある場合のみ、借入を検討するべきでしょう。借入額が大きすぎたり、返済期間が長期に及ぶ場合は、将来的な返済負担が重くのしかかる可能性があります。

また、借入れをする際は、国民健康保険料の滞納解消が目的であることを明確にしておく必要があります。借入金を別の用途に費やしてしまっては本末転倒です。

支払いが困難な場合は、まずは市区町村の国保窓口に相談し、分割納付や減免制度の利用を優先的に検討することをおすすめします。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

国民健康保険料の支払いに一時的に困窮した場合、クレジットカードのキャッシング枠を利用するのも一つの選択肢です。

クレジットカードのキャッシング枠を利用すれば、審査を受けることなく比較的スムーズにお金を借りられます。既にクレジットカードを持っている人であれば、新たな手続きは不要です。

ふるさと本舗 カードローン編集部

キャッシング枠が付与されていない場合には、申請をし新たに審査を受ける必要があります。

キャッシングの大きなメリットは、借入手続きが簡便で、審査が不要な点にあります。一方で、金利が比較的高めに設定されている点がデメリットです。

そのため、長期間の利用は避け、一時的な資金繰りに利用するのが賢明です。借入期間が長くなれば、支払う利息の総額も高額になってしまいます。

消費者金融や銀行系カードローンを利用する

国民健康保険料の支払いに一時的に困窮した場合、消費者金融や銀行系カードローンを利用するのも選択肢の一つです。

消費者金融では、スピーディーな審査と即日融資が可能です。インターネットや電話から24時間いつでも申し込みができ、最短当日中に融資を受けられる場合があります。金利は15%程度が相場です。

一方、銀行系カードローンは、消費者金融に比べて審査が厳しめですが、金利が年14%前後と比較的低めに設定されているのがメリットです。大手行では、インターネットバンキングから簡単に申し込みができます。

消費者金融や銀行カードローンを利用する際は、確実に返済できる計画を立てる必要があります。借入額が大きすぎたり、返済期間が長期に及ぶ場合は、将来的な返済負担が重くのしかかる可能性があります。

ふるさと本舗 カードローン編集部

以下の記事でおすすめのキャッシング方法についてご紹介しています。

公的融資制度を利用する

国民健康保険料の支払いに一時的に困窮した場合、公的融資制度を利用するのも選択肢の一つです。公的融資制度とは、国や自治体が低利で融資を行う制度のことです。

代表的な公的融資制度として、「国民健康保険料の資金貸付制度」があります。この制度は、国民健康保険料の納付が一時的に困難な世帯を対象に、保険料相当額を無利子で貸し付ける制度です。

貸付の対象となるのは、一定の要件を満たす世帯です。具体的には、主たる生計維持者が失業中や休業を余儀なくされている場合、病気やケガで長期入院している場合、災害にあった場合などが該当します。

既に借金だらけでこれ以上お金を借りられない場合は債務整理を検討しよう

国民健康保険料の支払いに困窮し、さらにお金を借りる余地がない場合、債務整理を検討する必要があります。

債務整理とは、借金の返済が困難な状況に陥った際に、弁護士や司法書士の監督の下、計画的に借金を返済していく制度です。主な手続きとして、自己破産、個人再生、任意整理などがあります。

自己破産は、借金をすべて帳消しにする手続きです。一方で、財産は処分されてしまいます。個人再生は、借金の一部を免除してもらい、残りを数年かけて返済する手続きです。任意整理は、債権者と直接交渉し、借金の返済条件を変更する手続きです。

債務整理を行うメリットは、法的な手続きを経ることで、借金の返済が現実的な計画の下で進められる点にあります。債務整理をしないと、借金の返済が滞り、延滞金が膨らむだけです。

一方で、債務整理には、信用情報に債務整理の履歴が残ってしまうというデメリットがあります。今後、新たにローンを組むことが難しくなる可能性があります。

まとめ

国民健康保険は、加入者全員で医療費を支え合う相互扶助の制度です。そのため、保険料を払わないと制度の運営に支障をきたし、他の加入者への負担増加につながってしまいます。

無職や失業中であっても、原則として保険料の支払い義務があります。収入がない場合は、減免制度や分割納付の制度を利用する必要があります。減免を受けるには、世帯の収入状況や事情を詳しく説明し、関連書類を添えて申請を行います。

一方、国民健康保険料を長期にわたって滞納し続けると、様々な不利益が生じる可能性があります。延滞金が課されるほか、保険証の有効期限が短くなったり、資格証明書の交付を受けざるを得なくなる場合があります。資格証明書が交付されると、病院での診療費は一旦全額自己負担となります。

最悪の場合、差押えなどの滞納処分を受ける可能性もあります。国民健康保険料は税金と同様に納付義務があり、無視し続けると財産の差し押さえや給与の一部差し押さえなどの強制執行が行われる可能性があります。

このように、国民健康保険料を払わないリスクは非常に高く、払わない方がお得だと考えるのは危険です。制度を維持し、医療にかかれる環境を守るためにも、可能な限り保険料を納めることが重要です。払えない場合は、早めに役所に相談し、適切な対処を行うべきです。

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