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ゆうちょ銀行でお金を借りる自動融資・口座貸越サービスとは?郵便局への来局は不要

ゆうちょ銀行でお金を借りる自動融資・口座貸越サービスとは?郵便局への来局は不要

ゆうちょ銀行は、一般的なカードローンやフリーローンを取り扱っていません。

しかし、定期預金・定額預金を利用している方や「口座貸越サービス」へ申し込んだ方は、ゆうちょ銀行からお金を借りられる可能性があります。

今回はゆうちょ銀行で利用できる借入方法について、分かりやすくまとめました。

目次

ゆうちょ銀行でお金を借りる「貯金担保自動貸付け」とは

まずはゆうちょ銀行で「定期預金」や「定額預金」を利用している方が利用できる、「貯金担保自動貸付け」について解説します。

①ゆうちょ銀行で定期預金・定額預金を利用している場合に借りられる

「貯金担保自動貸付け」は、総合口座で管理する定期預金や定額預金を利用している方が使える借入サービスです。

「貯金担保」という名前を見てもわかる通り、このサービスでは預け入れている定期預金や定額預金が、借入の際の担保となります。

基本的には「定期預金や定額預金を実際に解約することなく、今解約したら返ってくるはずのお金の一部を借りられる」仕組みと考えてよいでしょう。

②借入可能額は原則として預入金額の90%

「貯金担保自動貸付け」で借りられるのは、預け入れている定期預金や定額預金の残高の90%までとなります。

そのため必要な金額に対し預入金が不足している場合、「貯金担保自動貸付け」を通して希望額を借りることはできません。

また定期預金や定額預金の預入金額が300万円を超えている場合、借入可能額は300万円までとなります。

③自分の預入金が担保になるので審査はなし

「貯金担保自動貸付け」で借りられるお金は、「今、定期預金や定額預金を解約したら帰ってくるはずのお金」です。

そのためこの制度を利用する上で、審査に通過する必要はありません。

仮に信用情報に大きな問題があったり、無職だという場合にも、定期預金や定額預金の預け入れさえあれば利用可能です。

貯金担保自動貸付けの利用方法

ここからは、実際に貯金担保自動貸付けを使う方法について解説します。

①必要書類を持ってゆうちょ銀行の窓口へ

貯金担保自動貸付けを利用するためには、ゆうちょ銀行窓口での手続きが必要です。

以下の必要書類などを持って、営業時間中にゆうちょ銀行の窓口へ向かいましょう。

貯金担保自動貸付けに必要なもの
  • 総合口座通帳
  • お届け印
  • 本人確認書

窓口の営業時間は原則として「平日9時~16時」です。

一部の窓口は18時まで営業しています。

②借入方法は「いつも通りお金を使う」だけ

窓口で手続きを済ませた後の、「貯金担保自動貸付け」の利用方法はとても簡単です。

「貯金担保自動貸付け」が有効になった後は、定期預金や定額預金の預け入れの90%を限度として「マイナスの残高」を作ることができます。

「マイナスの残高」は通常の預金と同じように、ATMを使った出金や銀行振込などに利用できます。

例:定期預金の預け入れが100万円の場合、残高が「マイナス90万円」に至るまで出金や振込が可能

貯金担保自動貸付けの金利・利息と返済について

貯金担保自動貸付けを使えば、普通の預金と同様に使える「マイナスの残高」を作ることができます。

ただしこのマイナスの残高には、普通の預金と異なる利息(利子・手数料)が発生します。

ここからは貯金担保自動貸付けの金利や利息について解説します。

①貯金担保自動貸付けの金利

貯金担保自動貸付けの金利は以下の通りです。

定期貯金を担保とする場合預入時の約定金利(%)+0.5%
定額貯金を担保とする場合+0.25%

現在の約定金利は、定期預金・定額預金ともに原則「0.002%」です。

そのため借入の際の金利は、原則として「0・502%」または「0.257%」となるでしょう。

自分の預入金が担保になるということもあり、一般的なカードローンなどに比べると非常に低金利だと言えます。

ゆうちょ銀行公式サイト「金利一覧」

長期間、定期預金や定額預金を利用している場合には、適用される金利が異なる可能性があります。

②返済日はなく、利息は預金口座への入金で自動的に支払われる

貯金担保自動貸付けに、決まった返済日はありません。

マイナスの残高は、給与の振込などの際に自動的に軽減あるいは清算されます。

そのため残高が0円以上になったら、「借入が清算された」と考えてよいでしょう。

また借入の際の利息(手数料)は、マイナスの残高の大きさと発生期間に応じ、日割りで請求されます。

ただし金利が低い分、利息の金額も安いです。

よほど長期間、マイナス残高を発生させ続けない限り、あまり気にする必要はないでしょう。

例:金利0.502%で「10万円」のマイナス残高を30日間発生させた場合の利息は41円

ゆうちょ銀行のもう1つの借入方法「口座貸越サービス」とは

ゆうちょ銀行のもう1つの借入方法「口座貸越サービス」とは
ここからは、ゆうちょ銀行のもう1つの借入方法である「口座貸越サービス」について解説します。

①口座貸越サービスは定期預金を利用していなくても使える

「口座貸越サービス」は、定期預金や定額預金を利用していなくても使える、無担保の貸付サービスです。

このサービスを利用すると、クレジットカードや公共料金の請求額が「ゆうちょ銀行」の預金額を上回る場合、不足額が自動的に補填されます。

これにより、クレジットカードや公共料金などの延滞を防ぐことができます。

例:3万円が入金されている「ゆうちょ銀行」口座に10万円の引き落としが発生した場合、差額の「7万円」が自動的に貸し付けられる

ただしこのサービスでは、カードローンのように自由にお金を引き出すことはできません。

借入方法は「引き落としの際の自動補填」のみとなります。

また無担保という性質上、金利は「年14%」と「貯金担保自動貸付け」に比べ高くなります。

②利用には審査が必要

「口座貸越サービス」は無担保の借入方法です。

自分の預け入れたお金が担保になる「貯金担保自動貸付け」とは異なり、利用を開始するには所定の申込条件を満たした上で、審査に通過する必要があります。

審査への申し込みは「ゆうちょ銀行」窓口の他、インターネットを通しても行うことができます。

またこの審査は、パート・アルバイトや専業主婦の型であっても受けることができます。

以下の条件を満たす個人のお客さま

1.日本国籍を有する方または永住許可等を受けている外国人の方
2.契約時の年齢が満20歳以上70歳以下の方
3.ゆうちょ銀行の通常貯金を保有している方(通常貯蓄貯金は除く)
4.安定した収入があり、継続してお取引が見込まれる方(年金収入も可、また無職の既婚者の方で配偶者がこの条件に該当する方)
5.ゆうちょ銀行所定の保証会社の保証を受けられる方

出典:口座貸越サービス – ゆうちょ銀行 – 日本郵政

③借入可能額は30万円まで

「口座貸越サービス」の借入可能額は10万円~30万円の間で決定します。

通常のカードローンに比べると低額ですが、借入方法が「自動引落しの補填(自動融資)」に限られることを考えると、あまり問題ではないでしょう。

よほどクレジットカードなどの請求が大きくない限り、十分な借入可能額だと言えます。

④毎月の返済額は1万円

「口座貸越サービス」で借入残高が発生している間は、毎月8日に「ゆうちょ銀行」口座から1万円が引き落とされます。

毎月の引き落とし金額は、借入額にかかわらず一定です。

また早く借入を清算したい場合には、「ゆうちょATM」を使った随時返済が可能です。

提携ATMを使い、随時返済を行うことはできません。
借入状況は2月と8月に届く「お取引照合表」を通して確認することができます。

まとめ
  • ゆうちょ銀行の定期預金・定額預金を利用しているなら無審査で「貯金担保自動貸付け」を利用できる
  • 無担保で使える「口座貸越サービス」という方法もあるが、借入方法は「引き落としの自動補填」に限られる
  • 無担保で自由に使えるお金を借りたいなら、「ゆうちょ銀行の口座を使って返済できる他社カードローン」の検討も

ゆうちょ銀行が取り扱っている貸付サービスは、利用できる状況が限定的です。

定期預金・定額預金を利用しているのであれば便利で低金利な「貯金担保自動貸付け」を利用できます。

ただし担保にできる預け入れが無いのなら、別の金融機関の利用も検討してみると良いでしょう。

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