【2024年最新】倉庫管理システム比較10選|倉庫管理システムの種類や導入するメリットも解説

「倉庫管理システムの選び方を知りたい」

「おすすめの倉庫管理システムを比較したい」

この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。倉庫管理システムは、在庫管理から配送まで、倉庫の一連の作業を効率化するシステムです。しかし、導入する際の選び方や、各システムの特性を理解することは、導入成功の鍵となります。

本記事では、倉庫管理システムの種類や選び方を解説した上で、おすすめの倉庫管理システムを紹介!導入の参考にしてみてください。

目次

倉庫管理システムとは?

倉庫管理システム(Warehouse Management System/WMS)とは、倉庫内の商品の入出庫、在庫状況、配送の管理など、倉庫運営の効率を向上させるためのシステムです。

例えば、ハンディターミナルなどのデバイスを使って、「どの商品がどの場所に何個あるか」を一括して管理し、業務プロセスを高速化することが可能です。

在庫管理システムとの違い

倉庫管理システムと在庫管理システムは、どちらも商品の流れを管理するものですが、これらの役割と目的は異なります。

倉庫管理システムは倉庫内に物理的に存在する商品の管理に注力しているのに対して、在庫管理システムは物理的な在庫だけでなく、計算上の在庫も合わせて管理します。

倉庫管理システムは、物品が倉庫に受け入れられてから出荷されるまでの過程や、倉庫で働くスタッフの管理に特化しています。次のような問題が生じている場合に使用されます。

・倉庫の在庫が足りず、頻繁に品切れが起こる。
・倉庫内でどの商品がどこに保管されているかを特定できない。
・倉庫内の作業フローが複雑で、商品の受け入れから出荷までに時間がかかる。
・倉庫内の在庫とデータ上の在庫が一致しない。

倉庫管理システムの必要性

倉庫の運用をシステム化することで、商品の受け入れや発送、在庫の管理などの業務を大幅に簡素化することが可能になります。さらに、人為的なエラーも減らすことができます。

また、運送管理システムと連携させることで、倉庫の業務効率を一層向上させることができ、トラック運転手の不足という問題も緩和する可能性があります。

倉庫管理システムの種類

一口に倉庫管理システムと言ってもいくつかの種類があります。

こちらは自分のニーズに合わせたシステムを導入することが重要になってきます。

ここでは、倉庫管理システムの種類を解説していきます。

倉庫管理システムの種類

  • パッケージ型
  • クラウド型
  • オンプレミス型

パッケージ型

パッケージ型の倉庫管理システムの魅力は、完成したソフトウェアを購入し、パソコンにインストールするだけで利用可能という手間がない点です。

メリットとしては、さまざまな価格帯と機能の中から選ぶことができる多彩さがあります。

数千円から数十万円まで、豊富な選択肢が存在し、体験版が提供されているものも多いため、最初に試してから自社に最適なものを見つけることが可能です。

しかし、欠点としては、既に完成形のシステムを利用するためにカスタマイズの余地が少なく、自社の特定のニーズに対応するための変更が難しい点があります。

クラウド型

クラウド型の倉庫管理システムは、インターネットを介してクラウドにあるシステムにアクセスする形式で、別途システムサーバーを準備する必要がありません。

この方式の利点は、サーバーを設置する必要がないため、初期投資が少なく導入しやすいという点です。また、サーバーの能力調整が簡単で、いつでも最適な状態でシステムを利用できます。

しかしながら、欠点としては、システムの使用料を毎月または毎年支払う必要があり、長期的に見るとコストが高くなる可能性がある点です。

また、大抵の場合、ベンダーが提供する機能の中から選ぶ形となるため、カスタマイズの余地が少ない点も問題点となります。

オンプレミス型

オンプレミス型の倉庫管理システムは、自社内に専用のサーバーを設置し、その上にソフトウェアを導入し、管理と運用を行う形式です。サーバーは新規に購入するか、リースする必要があります。

メリットとしては、自社に合わせてシステムをカスタマイズできる柔軟性があります。不要な機能を削除し、倉庫管理を最適化することが可能です。

しかし、欠点としては、サーバーの購入やリースに関わるコストと時間がかかること、またシステムを運用できるようにするためのスタッフ教育に時間が必要となることです。

また、サーバーの能力を上げるか下げることも容易ではなく、時間とコストがかかります。

倉庫管理システムの選び方のポイントは?

倉庫管理システムの導入や選定は、物流のビジネスにおいて非常に重要な課題の1つです。

しかし、倉庫管理システムが存在する中で、どのような基準で選定を行えば良いのか、また導入前にどのような準備が必要なのか、

といった疑問はみなさん生じるでしょう。

本項では、倉庫管理システムの導入・選定に関する基礎知識から、具体的な選定方法まで、解説していきます。

倉庫管理システムの選び方のポイントは?

  • 導入目的に合ったサービス内容か
  • 操作はわかりやすいか
  • セキュリティやサポート体制は万全か

導入目的に合ったサービス内容か

倉庫管理システムを導入する際には、あなたの会社や倉庫が直面している問題を特定し、それが本当に倉庫管理システムによって解消できるのか、そしてそのためにどのような機能が必要なのかをしっかりと考えることが大切です。

倉庫管理システムは一度設置すると継続して使用することになるので、今後のビジネス展開に対応できるような、拡張可能なシステムを選択することも重要です。

操作はわかりやすいか

倉庫管理システムを選ぶときは、その操作性や使いやすさも大切な要素です。

もし、システムが高機能でも操作が複雑すぎてスタッフがうまく使えなければ、それは無意味なシステムです。

特に、パートタイマーなどが多く働く倉庫では、誰でも簡単に操作できるシンプルなシステムを選ぶべきです。システムの操作が複雑すぎて作業効率が下がったり、スタッフの研修に多くの時間がかかってしまうのは避けたいです。

したがって、導入前にはテスト期間を設けて、全てのスタッフが確実に操作できるシステムを選ぶようにしましょう。

セキュリティやサポート体制は万全か

新しい倉庫管理システムを導入した直後には、思わぬトラブルが起こることもあります。

システムのトラブルは作業効率を大きく落とす可能性があるので、早急に解決したいところです。

そのためには、ベンダーのサポート体制やサービスレベルを前もってチェックし、問題解決までの時間を明らかにしておくことが必要です。

また、ベンダーの導入実績や倉庫業務への理解度も確認しておきましょう。倉庫管理の知識と経験が豊富なベンダーほど望ましいです。

新たな倉庫の設立や事業の拡大を考えている場合は、一括でサポートできる大手ベンダーを選ぶと安心できます。

倉庫管理システムおすすめ10選

ここでは、おすすめの倉庫管理システムを紹介していきます。

倉庫管理システムおすすめ10選

  • ONEsLOGI/WMS Cloudサービス(日立物流ソフトウェア株式会社)
  • COOOLa(株式会社ブライセン)
  • Air Logi(株式会社コマースロボティクス)
  • ロジザードZERO(ロジザード株式会社)
  • GoQSystem(株式会社GoQSystem)
  • AnyLogi(AnyMind Group株式会社)
  • mylogi(アートトレーディング株式会社)
  • Super-Vision(株式会社東計電算)
  • LIFE-Vision(株式会社東計電算)
  • W3 mimosa(株式会社ダイアログ)

ONEsLOGI/WMS Cloudサービス(日立物流ソフトウェア株式会社)

出典:https://sol.logisteed.com/solution/wms/cloud.html

ONEsLOGI/WMS Cloudサービスは、日立物流グループが提供する国際的な物流解決サービスです。

これは24カ国と地域で使用され、日本語、英語、中国語といった主要言語に対応しています。

さまざまな物流の要件に対応する能力を持っています。
この倉庫管理システム(WMS)は日立物流グループの専門知識を活用しており、生産効率の向上と物流品質の改善を同時に実現します。

さらに、多様な業種に対応するこのシステムは、費用を抑えて提供されています。さらに、他のクラウドシステムや基幹システムとの連携も可能で、全体的な物流業務の効率化が見込めます。

COOOLa(株式会社ブライセン)

出典:https://cooola.jp/

COOOLaは、多数の主要企業の物流と3PL(第三者物流)の倉庫管理システム(WMS)開発に関する広範な経験を生かしたサービスです。

自社で開発したこのサービスは、汎用性が高く、必要な部分だけを柔軟にカスタマイズすることが可能です。

BtoBのケースでは、ロットや賞味期限の管理、また複数の拠点の管理が可能です。

BtoCのケースでは、同梱物の管理、納品書や振込票を一つにまとめた一体型帳票が利用できます。

また、3PLの場合は、ハンディターミナルによる作業時間を基にした生産性の算出や人員配置の最適化が可能です。さらに、数量や出荷先の間違いのチェックができる物流画像検品システム(オプション)も提供されています。

Air Logi(株式会社コマースロボティクス)

出典:https://www.ec-zaiko.net/

Air Logiは、1000社以上の企業に導入されている、使い勝手と手軽さが魅力のクラウドベースの倉庫管理システムです。

このシステムは、ハンディターミナルを月額6500円からレンタルすることが可能で、出荷量に応じた月額制の料金設定により、コストを最小限に抑えられます。

その使いやすさと低コストから、ECサイトの運営者からの利用が増加しています。

さらに、カスタマイズ性も高く、大規模で複雑な運用を必要とする東京証券取引所一部上場企業や大規模EC、欧米企業などからも採用されています。

コマースロボティクスは、自身が多数のECサイトを運営し、月間に5万件以上の出荷を行う物流専門のチームであるため、システムの導入と運用に関するサポートが充実しています。

導入時には、機能や基幹システムの接続など、企業の状況に合わせた最適なカスタマイズを提案します。

ロジザードZERO(ロジザード株式会社)

出典:https://www.logizard-zero.com/

ロジザードZEROは、BtoBのEC倉庫に対応した倉庫管理システムで、在庫管理に必要な機能をパッケージにしたものです。アパレル、化粧品、ホビー商品など、さまざまな商材に対応しています。

商品にバーコードを添付し、無線ハンディターミナルを使用して管理するだけで、誤出荷を防止し、フリーロケーションを実現できます。在庫はリアルタイムで正確に把握できます。

導入の際に必要なカスタマイズが最小限で済むため、導入のハードルは低く、カートシステムや受注管理システムと標準連携していれば、最短1カ月で導入可能です。

さらに、同社の店舗管理システム「ロジザードZERO-STORE」やオムニチャネル支援ツール「ロジザードOCE」と連携することで、オムニチャネルやOMOへの対応も柔軟に行うことが可能です。

GoQSystem(株式会社GoQSystem)

出典:https://goqsystem.com/

GoQSystemは、40,000社以上に利用されている一元的なEC管理システムです。複数のモールやECサイトの注文、在庫、商品、物流を統合して管理できます。

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどのマーケットプレイスだけでなく、ShopifyやBASEなどのECサイトもサポートしています。全店舗の注文情報を一覧できます。

また、まだ対応していないマーケットプレイスや自社のECサイトでも、「カスタムCSV機能」を利用して一元管理が可能です。

「フルフィルメント by Amazon(FBA)」との連携により、納品書や配送伝票の発行からピッキング、梱包、配送までの物流管理作業を全自動化します。これにより、作業負荷を軽減し、人的ミスやクレームの減少にも寄与します。

AnyLogi(AnyMind Group株式会社)

出典:https://anylogi.com/ja

AnyLogiは、物流に関する全ての業務を一箇所で完結させるシステムです。注文管理、在庫管理、出荷管理を中心にした豊富な機能で、D2CおよびEC事業者を支援します。

国内外の広範なパートナーネットワークを活用し、国境を越えた展開にも対応できます。

ECカートやマーケットプレイスと連携して、各店舗の注文情報を自動的に取り込み、商品在庫と購入された商品を自動的にマッチングします。商品の出荷作業を行い、ステータスを更新します。

注文、入庫、保管、出荷などのステータスは、全ての管理画面上でリアルタイムに確認可能です。複数の事業者と個別に契約して連携する従来の方式からの脱却により、管理コストを最小限に抑えることができます。

mylogi(アートトレーディング株式会社)

出典:https://www.mylogi.jp/manage/

mylogiは、EC事業者自身が開発した、その視点から機能が整備されたサービスです。

多種類の商品を少量ずつ管理するECの在庫管理に適しており、誰でも容易に扱えるシンプルな操作画面と業務フローが特徴です。
特に注目すべき特徴は、主要なEC注文管理システムとの連携能力です。

注文から出荷まで、注文と物流が一体となったシステムであり、楽天、Amazon、Shopify、MakeShopなど、主要なECモールやサイト構築ツールを利用している場合、管理が円滑に行えます。

「モールと自社の在庫を分けたい」「セール用に在庫を確保したい」といったニーズに対応できる、複数の倉庫管理能力も魅力的な一面です。

Super-Vision(株式会社東計電算)

出典:https://www.toukei.co.jp/wp/?page_id=961

Super-Visionは、「衣・食・住」の物流を対象とした大量販売店向けのサービスです。

「衣」は製品番号、色、サイズ単位での管理が可能です。「食」は賞味期限や入荷日に基づく在庫可能日の管理、温度帯ごとの入出庫作業など、細かな設定が可能です。

「住」は日用品や生活用品などの期限付き製品やロット管理が必要な製品の管理から、陳列棚や販売促進品などバーコードのない商品まで、幅広い管理業務に対応しています。

分類作業を行うトランスファーセンター(TC)とのシステム連携により、荷主から店舗までの物流に関わるデータを一元管理できます。

自社の運用に合わせたシンプルなカスタマイズにより、複数の量販店・複数の荷主の管理も可能になります。

LIFE-Vision(株式会社東計電算)

出典:https://www.toukei.co.jp/wp/?page_id=884

LIFE-Visionは、生活用品や日用品などを取り扱う業界向けの倉庫管理システムです。

DIY商品や住宅資材など、様々な形状の商品に対応可能で、ドラッグストア、ホームセンター、住宅資材専門店、工務店、そしてこれらの店舗に出荷するメーカーや卸売業者など、多岐にわたる業態で利用されています。

在庫型物流センター(DC)と通過型物流センター(TC)の両方に対応しており、全体を一元的に管理することが可能です。

日付管理やロット管理に加えて、フリーロケーションにも対応できます。

ピッキングエリアとストックエリアを分けて管理するダブルトランザクションにも対応しています。商品のサイズや容積を計算し、効率的な詰め合わせを可能にする機能も備えています。

W3 mimosa(株式会社ダイアログ)

出典:https://www.dialog-inc.com/top/business/warehouse_management_services/w3_mimosa_lp/

W3 mimosaは、カスタマイズなしで即座に導入できるクラウド型の倉庫在庫管理システムです。

商品のバラ管理、ロケーション管理、ケース管理、ロットナンバー管理、賞味期限管理など、150以上の機能を標準装備しています。必要な機能だけを選べるため、使いやすさと管理コストの削減の両方が可能です。

事業の拡大に応じて機能を拡張できるため、スタートアップから大企業まで、さまざまな企業で導入が可能です。

従量課金プランも提供しており、例えば月間の平均出荷件数が5,000件未満のような、小規模でコストを抑えたい事業者には最適です。

入荷や出荷の実績を記録し、出荷の増減波動を予測する機能もあります。PCやタブレットでの管理業務、ハンディターミナルやスマートフォンを用いた入出荷作業にも対応しています。

倉庫管理システムを導入するメリットは?

ここでは、実際に倉庫管理システムを導入する際のメリットについてご紹介していきます。

倉庫管理システムを導入するメリットは?

  • ヒューマンエラーの減少
  • 倉庫内作業の効率化
  • コストの削減
  • 在庫管理の効率化

ヒューマンエラーの減少

手作業でのチェックや入力には限界があり、間違いが生じることが避けられません。

しかし、倉庫管理システム(WMS)を使えば、在庫の違いや誤った出荷といった人為的なエラーを減らすことができます。

エラーが起こった際には、アラート機能がエラーをお知らせしてくれるので、それにより適切な在庫管理が可能になり、出荷ミスを削減することができます。

倉庫内作業の効率化

出荷前には、「ピッキング」つまり、棚から出荷物を取り出す作業が必要です。

従来、この作業は商品の保管場所を探す時間がかかるものでした。

しかし、倉庫管理システムにより商品と保管場所を同時に確認しながら作業が可能となり、作業時間を大幅に削減できます。

また、返品があったときも、在庫数を手作業で修正する必要がなく、作業が効率化します。

そして、バーコード読み取りなどの作業が標準化されたシステムなので、新人でもベテランでも、作業内容にバラつきが少ないのが特徴です。

コストの削減

物流業界では人が行う作業が多く、他の業界に比べて人件費が高いのが課題となっていました。

倉庫管理システムの導入により、作業を効率化し、少ない人数でも作業が可能になります。

さらに、作業時間を短縮し、出荷ミスや記録ミスを大幅に減らすことで、作業や問題対応にかかる時間コストを削減することも可能です。

在庫管理の効率化

倉庫管理システムを使うと、在庫状況をリアルタイムで確認することができるため、在庫管理がしやすいのが大きな利点です。

システムが連携していれば、他の倉庫や取引先との情報共有も可能となり、全体の在庫状況を確認したうえで適切な決定を下すことができます。

また、最新の情報が常に確認できるため、仕入先への発注調整や倉庫内の人員配置も容易になり、物流管理がより効率的に行えます。

まとめ

今回は、倉庫管理システムの選び方とおすすめのシステム10選を比較しました。この知識を用いて、あなたの業務に最適なシステムを選んでください。

倉庫管理システムを導入することで、業務の効率化はもちろん、ヒューマンエラーの減少や業務のスムーズな進行など、さまざまなメリットがあります。

導入に際しては、この記事で学んだポイントを活かし、自社のニーズに合ったシステムを選ぶことが重要です。

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この記事を書いた人

株式会社ふるさと本舗 - Saas編集部 株式会社ふるさと本舗 - Saas編集部

株式会社ふるさと本舗のSaaS編集部では、ビジネスをDXするトレンドツールをご紹介。バックオフィスや営業、マーケティングなどさまざまな業務の“カンタン・便利・効率的”を実現するツールを解説し、世の中のアップデートの促進を目指しています。

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