無料のメール配信システムのおすすめ比較18選!選び方や有料版との違いを解説

本記事では無料で使えるメール配信システムを紹介します。無料プランを利用できるものから無料トライアルで有料機能を利用できるものまで幅広く解説。有料版との違いやよくある質問にも回答します。メール配信システムの導入は大量なメール送信作業の自動化、メールマガジン到達率の向上、マーケティング効果などのメリットをもたらすでしょう。導入を考えている企業は、本記事を比較検討の参考にしてみてください。

目次

【比較表】無料のメール配信システム一覧

サービス名提供形態初期費用(税込)月額料金(税込)無料トライアル
オレンジメールクラウドビジネス版:14,080円
エンタープライズ版:33,000円
無料プラン:0円(最大180日)
ビジネス版:
プラン2000:3,278円
プラン5000:5,478円
プラン10000:10,978円
エンタープライズ版:33,000円
30日間(プラン2000のみ)
MailChimpクラウド要問合せFree:無料
送信人数:500人の場合
Essential:1,150円
Standard:1,750円
Premium:34,500円(すべて税要確認)
あり
まぐまぐクラウド無料無料なし(無料のため)
acmailerクラウド無料無料なし(無料のため)
Brevoクラウド要問合せFree:無料
メール配信数20,000通の場合
Starter:2,615円
Buisiness:6,665円
Enterprise:要問合せ(すべて税要確認)
要問合せ
SendGridクラウド要問合せFree:無料
Essential:3,300〜5,940円
Pro:15.4〜18.15万円
Freeプラン
HubSpotクラウドMarketing Hub Starter:無料
Marketing Hub Professional:36万円
Marketing Hub Enterprise:84万円
Marketing Hub Starter:1,800円/シート
Marketing Hub Professional:96,000円
Marketing Hub Enterprise:43.2万円(すべて税要確認)
無料ツールが利用可能
Benchmark Emailクラウド要問合せトライアル:無料
Pro:2,100円(税要確認・送信人数500人の場合)
Enterprise:要問合せ
トライアルプランあり
List Finderクラウドフリー:無料
ライト・スタンダード・プレミアム:10万円(税要確認)
フリー:無料
ライト:45,000円
スタンダード:69,000円
プレミアム:92,000円
(すべて税要確認)
フリープランあり
配配メールクラウド要問合せ要問合せ要問合せ
BlastmailクラウドLight・Standard:11,000円
Pro:55,000円
Light:4,400円
Standard:8,800円〜
Pro:33,000円〜
7日間
WiLL Mailクラウド無料シンプル:4,400円
プレミアム:11,000円
14日間
Cuenote FCクラウド/オンプレミスPremiumプラン:30,000〜50,000円
専用ASPプラン:20万円~
オンプレミスプラン:325万円~
(すべて税要確認)
Premiumプラン:5,000〜15万円
専用ASPプラン:15万円〜
オンプレミスプラン:54,000円〜
(すべて税要確認)
あり(期間要問合せ)
アララ メッセージクラウド要問合せ50,000通 :9,500円〜(税要確認)
250万通以上の上位プランは要問合せ
要問合せ
コンビーズメールプラスクラウドライトプラン・スタンダードプラン:無料プロプラン:要問合せライトプラン:4,400円
スタンダードプラン:9,900円
プロプラン:33,000円〜
30日間
ワイメールASP10,000円5,478円〜(当月払い・前払い期間により変動)14日間
メディア SMSクラウド無料使用量に応じた従量課金(基本料無料・詳細は要問合せ)2ヶ月間
める配くんクラウド8,800円(すべてのプランで一律)年間プラン契約の場合
める配ライト:1,867円
める配7:2,376円
める配100:39,600円
14日間

無料メール配信システムの選び方・比較ポイント

使いたい機能は無料版で十分か

無料版は有料に比べ、機能が限定的で制限があります。使いたい機能が無料の範囲で搭載されているか確認しましょう。たとえば、メール配信システムの主な機能には以下のような機能があります。

  • 配信性能(速度や到達率)
  • セグメント配信やステップメール配信など
  • 効果測定や分析機能
  • HTMLメール作成エディタ

配信性能や到達率に注力しているか

メールの到達率向上や一度に大量のメールを配信できる能力があると、メールが正確に読者に届いたり、業務がより効率的に行えたりします。到達率向上のためには、迷惑メールに振り分けられなくする認証(SPF、DKIMなど)を搭載しているか確認しましょう。

作成した高品質なメールは読者に届いてこそ価値を発揮するため、到達率は重要な指標です。

既存システムとの連携性

既存システムとも柔軟に連携ができるかも事前に確認しましょう。APIによる外部連携によってメール配信で収集・利用する顧客情報を自動連携可能です。収集した情報をECサイトやアクセス解析ツールなどとも連携でき、業務の効率化にもつながります。

無料で使えるおすすめのメール配信システム一覧9選

オレンジメール(株式会社オレンジスピリッツ)

出典:https://orange-cloud7.net/mail/

『オレンジメール』は、配信アドレス上限数に応じたプランで定額利用できるメール配信システムです。メールの配信数に応じた課金ではないため、月によるコストのばらつきを抑えた運用ができます。

ステップメールやABテストなどマーケティングに必要なさまざまな機能も定額で利用可能。読者登録フォームはURLで簡単に設置できるタイプから、デザインをカスタマイズできるタイプがあり、自社に合わせたフォームを設置できます。

提供形態クラウド
初期費用(税込)ビジネス版:14,080円
エンタープライズ版:33,000円
月額料金(税込)無料プラン:0円(最大180日)
ビジネス版:
プラン2000:3,278円
プラン5000:5,478円
プラン10000:10,978円
エンタープライズ版:33,000円
無料トライアル30日間(プラン2000のみ)

MailChimp(Intuit Inc.)

出典:https://mailchimp.com/

『MailChimp』はIntuit Inc.が提供するメール配信システム。セグメンテーションによる宛先を絞り込んだ配信や分析機能により、最適化したマーケティング戦略を実現できます。

StandardプランとPremiumプランでは、導入を専任のサポートがフォロー。無料トライアル中にもメールによるサポートを受けられ、テンプレートを利用した配信が可能です。

提供形態クラウド
初期費用(税込)要問合せ
月額料金(税要確認)Free:無料
送信人数:500人の場合
Essential:1,150円
Standard:1,750円
Premium:34,500円
無料トライアルあり

まぐまぐ(株式会社まぐまぐ)

出典:https://www.mag2.com/

『まぐまぐ』は導入費用、管理コストなどが一切不要で、無料でメールマガジンを発行できるツール。

有料メルマガの購読料金回収にかかる諸費用(決済手数料、システム運営費、人件費、専用サポートセンター運営費など)を同社が負担するため、有料コンテンツの配信にもコストがかかりません。

受信設定方法案内、受信メールアドレスの変更などの読者サポートとタイトル変更やメルマガ配送方法などの発行者サポートの双方に対応しています。ただし、メールの配信には事前審査への合格が必須です。

提供形態クラウド
初期費用(税込)無料
月額料金(税込)無料
無料トライアルなし(無料のため)

acmailer(株式会社シーズ)

出典:https://www.acmailer.jp/

『acmailer』は、CGI(Common Gateway Interface:ウェブサーバ上でユーザプログラムを動作させるための仕組み)タイプのメール配信サービスで、サーバーに設置することで利用できます。フリーライセンスで、acmailerへのリンク付きの著作権を表示していれば、全機能を無料で使用可能

送信数や登録アドレス数も無制限で、既存の顧客管理システムとの連動も自在に行えます。

複数のアカウントを作成・管理もでき、各アカウントで作成したメールの内容を管理者が承認する承認機能も搭載。予約配信やテスト配信、配信履歴の確認なども利用できます。

提供形態クラウド
初期費用(税込)無料
月額料金(税込)無料
無料トライアルなし(無料のため)

Brevo(Brevo)

出典:https://www.brevo.com/

『Brevo』は、マーケティングオートメーションツール(MA)の機能を豊富に備える外資系メール配信システム。SMS配信やチャット機能もあり、顧客関係管理(CRM)のためのオールインワンプラットフォームとして機能します。

デザイン性に優れたメールテンプレートも利用可能で、メールの到達率に強みがあるのも特徴です。見込み顧客のセグメンテーションにも定評があり、高度にパーソナライズされたメール配信ができます。

提供形態クラウド
初期費用(税込)要問合せ
月額料金(税要確認)Free:無料
メール配信数20,000通の場合
Starter:2,615円
Buisiness:6,665円
Enterprise:要問合せ
無料トライアル要問合せ

SendGrid(Twilio Inc./株式会社構造計画研究所)

出典:https://sendgrid.kke.co.jp/

『SendGrid』は、クラウドサービスのためアカウントを作成するだけで即日メールを送信でき、無料プランの利用も可能です。SPF/DKIM、バウンスの自動処理などに対応し、独自ドメインと固定IPアドレスからのメール送信により確度の高いメール配信を実現します。

大規模一斉送信にも耐えうる処理性能と送信結果をログから確認できるアナリティクス機能も搭載されており、不達時の原因究明にも役立つでしょう。

提供形態クラウド
初期費用(税込)要問合せ
月額料金(税込)Free:無料
Essential:3,300〜5,940円
Pro:15.4〜18.15万円
無料トライアルFreeプラン

HubSpot(HubSpot Japan株式会社)

出典:https://www.hubspot.jp/

マーケティングオートメーションツール(MA)の『HubSpot』は無料でメール配信が可能です。無料のマーケティング、セールス、サービスツールにメール配信機能があり、テンプレートも利用できます。

利用プランも企業の規模にあわせて、個人〜小規模チーム向けから大規模企業向けまで選択可能。自動送信設定やフォームの自動化なども無料プランで利用でき、『Gmail』や『Outlook』、『Slack』などのほかツールとの互換性にも対応しています。

提供形態クラウド
初期費用(税要確認)Marketing Hub Starter:無料
Marketing Hub Professional:36万円
Marketing Hub Enterprise:84万円
月額料金(税要確認)Marketing Hub Starter:1,800円/シート
Marketing Hub Professional:96,000円
Marketing Hub Enterprise:43.2万円
無料トライアル無料ツールが利用可能

Benchmark Email(株式会社ベンチマークジャパン)

出典:https://www.benchmarkemail.com/jp/

『Benchmark Email』はメールマーケティングに必要な機能を盛り込んだ、アメリカ発のシステムです。HTMLメールエディタにはドラッグ&ドロップのシンプルな操作でのメール作成機能に加え、その場で画像を加工できる編集ツールも搭載されています。

スマホやPCなど購読者の閲覧デバイスに自動的に適した形式で表示されるレスポンシブデザインにも対応。ステップメール機能でメール配信業務の手間を削減も可能です。管理画面や利用案内ページは日本語で利用でき、日本語でのサポートにも対応しています。

提供形態クラウド
初期費用(税込)要問合せ
月額料金(税要確認)トライアル:無料
Pro:2,100円(送信人数500人の場合)
Enterprise:要問合せ
無料トライアルトライアルプランあり

List Finder(株式会社Innovation X Solutions)

出典:https://promote.list-finder.jp/

『List Finder』は、フリープランが利用可能なマーケティングオートメーションツール。MAツールの代表的な機能であるHTMLメールの配信やリストの管理など、メール配信ツールとしての十分な機能を備えています。

また、ABテストや豊富なレポート機能など、マーケティング活動の改善に役立つ機能も標準搭載。メール配信後の見込み顧客のWeb行動履歴も確認できるため、コンバージョンの改善にも役立ちます。

フォーム作成や指定条件に合致した見込み顧客を抽出して営業に通知する優先リード通知など関連業務に活用できる機能も豊富です。

提供形態クラウド
初期費用(税要確認)フリー:無料
ライト・スタンダード・プレミアム:10万円
月額料金(税要確認)フリー:無料
ライト:45,000円
スタンダード:69,000円
プレミアム:92,000円
無料トライアルフリープランあり

無料トライアルが利用できるメール配信システム9選

配配メール(株式会社ラクス)

出典:https://www.hai2mail.jp/

『配配メール』はSPF、DKIM(電⼦署名)、STARTTLS(暗号化メール)などのなりすましメール対策や迷惑メール判定されないための対策が充実しており、メールの到達率に特長があります。

ドラッグ&ドロップでHTMLメールが作成できるエディタ機能や、わかりやすい・見やすい画面設計で、送信者のスキルに依存せず簡単にメール配信が可能。

開封率が高い曜日や時間帯がわかるヒートマップや自社の開封・クリック率と平均値を比較できる機能を使えば、配信結果をひと目で把握できます。

同社の提供する『配配メール「Bridge」』は商談獲得に強みのあるMAプランです。無料トライアルについては同社に問合せが必要です。

提供形態クラウド
初期費用(税込)要問合せ
月額料金(税込)要問合せ
無料トライアル要問合せ

Blastmail  (株式会社ラクスライトクラウド)

出典:https://blastmail.jp/

『Blastmail』は到達率に力を入れつつ、費用は登録アドレス数によって決まる月額固定のため、費用を気にすることなくメール配信が可能。送信数に制限もないので上限なしで何通でも配信できます

HTMLメールエディタは、シンプルな操作でデザイン性の高いメールを作成可能。メールを開封したユーザーの情報、開封日時、URLのクリック状況などのデータも収集でき、件名や配信時間を最適化し、継続的な効果改善に役立てられます。

提供形態クラウド
初期費用(税込)Light・Standard:11,000円
Pro:55,000円
月額料金(税込)Light:4,400円
Standard:8,800円〜
Pro:33,000円〜
無料トライアル7日間

WiLL Mail(株式会社サパナ)

出典:https://willcloud.jp

『WiLL Mail』はドラッグ&ドロップでHTMLメールが作れるエディタが特徴で、直感的なマウス操作だけでHTMLメールが作成できます。開封、クリック、コンバージョンなどの配信結果はグラフやヒートマップでリアルタイムに把握でき、過去のキャンペーンとの効果検証・比較も自動集計可能。

スマートフォン表示にも対応していて、画面サイズに応じた見やすいレイアウトでメールを表示できます。

提供形態クラウド
初期費用(税込)無料
月額料金(税込)シンプル:4,400円
プレミアム:11,000円
無料トライアル14日間

Cuenote FC(ユミルリンク株式会社)

出典:https://www.cuenote.jp/fc/

『Cuenote FC』は、高い到達率で大量・高速のメール配信が可能なメール配信システム。独自のノウハウによってスマートフォン・携帯電話にもより確実なメール配信ができ、メール到達率の向上を実現します。

API連携をすることで会員データベースの同期やMAツールなど外部システムとの接続も可能。メルマガからメールマーケティング以外にも以下のようなさまざまな用途で活用できます。トライアルの詳細については同社に問い合わせましょう。

【メルマガやマーケティング以外の用途】

  • 自治体での緊急メールなどの一斉配信
  • トランザクションメール(サンクスメール・通知メール)
  • SMS(本人認証・重要な通知・業務連絡・プロモーションなど)
提供形態クラウド/オンプレミス
初期費用(税要確認)Premiumプラン:30,000〜50,000円
専用ASPプラン:20万円~
オンプレミスプラン:325万円~
月額料金(税要確認)Premiumプラン:5,000〜15万円
専用ASPプラン:15万円〜
オンプレミスプラン:54,000円〜
無料トライアルあり(期間要問合せ)

アララ メッセージ(アララ株式会社)

出典:https://am.arara.com/

『アララ メッセージ』は、到達率向上・自動化・効果測定などに強みをもったメールマーケティングを実現するシステム。メール配信に必要な大量配信、高速配信、到達性の実現に加え、メール配信に必要なさまざまな機能を搭載し工数削減が可能です。

送信先をドメインごとに自動チューニングする機能によってメールの到達率を高めるほか、なりすましメール対策にも対応しています。国内の携帯キャリア各社やインターネット事業者が抱える配信ロジックにも対応していて、日本のメール配信事情に特化しているのも特徴です。

提供形態クラウド
初期費用(税込)要問合せ
月額料金(税要確認)50,000通 :9,500円〜
250万通以上の上位プランは要問合せ
無料トライアル要問合せ

ワイメール(株式会社イグレックス)

出典:https://www.y-ml.com/

『ワイメール』は、メルマガ作成数・読者登録数・メール配信数すべて無制限にもかかわらず、完全定額で利用できるメール配信システム。期間限定の無料トライアルも可能で、メールマガジン(媒体)作成数、ステップメール、ループメールのストーリー設定数も無制限です。

契約者ごとに完全にリソースが独立した仮想専用環境からメールを配信できる点は、迷惑メール対策にも効果的。複数IP分散や受信ブロック自動回避はオプションで追加できます。申し込み時に独自ドメインを利用することで、システムの自社ブランド化も可能です。

提供形態ASP
初期費用(税込)10,000円
月額料金(税込)5,478円〜(当月払い・前払い期間により変動)
無料トライアル14日間

コンビーズメールプラス(株式会社コンビーズ)

出典:https://plus.combz.jp/

『コンビーズメールプラス』は、SPFレコードやDKIM、DMARCはもちろん、Gmailガイドラインに対応しており、メール到達率を向上させたい企業におすすめのシステムです。

ワンクリック解除にも対応しているほか、経路探索型アルゴリズムの活用によって過去の配信実績をもとにした、適切なサーバーへのメールの振り分けができます。開発からサポートのすべてを自社で行っており、専任のコンサルタントにサポートや運用を代行してもらうことも可能です。

提供形態クラウド
初期費用(税込)ライトプラン・スタンダードプラン:無料
プロプラン:要問合せ
月額料金(税込)ライトプラン:4,400円
スタンダードプラン:9,900円
プロプラン:33,000円〜
無料トライアル30日間

メディア SMS(株式会社メディア4u)

出典:https://media-sms.net/

『メディア SMS』は、主要キャリアでの長文SMS、チャットのようにやりとりできる双方向SMS、本文に挿入する短縮URLのオリジナルドメイン化などの機能を備えた法人向け国産SMS送信サービス。料金体系は、成功した配信のみ課金対象となる完全成功課金の仕組みを採用しています。

送信に失敗した場合も理由が詳細に分かる送達結果情報が充実しており、運用改善に役立ちます。利用プランは以下から選択でき、比較的長めの無料トライアルも利用可能です。

  • ライトプラン:少量の利用やお試しにおすすめ
  • スタンダードプラン:一定量配信量のある場合向けのミドルプラン
  • カスタムプラン:ボリュームディスカウントも可能
提供形態クラウド
初期費用(税込)無料
月額料金(税込)使用量に応じた従量課金(基本料無料・詳細は要問合せ)
無料トライアル2ヶ月間

める配くん(株式会社ディライトフル)

出典:https://www.meruhaikun.com/

『める配くん』は、登録数の規模にあわせてプランを選択できるメール配信システム。ステップメールや開封率取得はもちろん、HTMLメールを簡単に作成できる高機能エディタを搭載しています。

ターゲットを絞ったセグメント配信にも対応しており、端末を問わないレスポンシブ表示にも対応。セキュリティ対策もSSL通信やファイアーウォール設定などにより、個人情報漏えい対策も充実しています。

SMS配信との併用したい場合は、同社提供の『める配くんSMS』と併用がおすすめです。

提供形態クラウド
初期費用(税込)8,800円(すべてのプランで一律)
月額料金(税込)年間プラン契約の場合
める配ライト:1,867円
める配7:2,376円
める配100:39,600円
料トライアル14日間

無料メール配信ツールと有料版の違い  

使える機能の豊富さ

無料版に比べると有料版の方が豊富な機能を使用でき、メールの送信数や宛先などにも制限がありません。また、無料版はツール内に広告が表示される場合もあります。

なりすましメールの対策や迷惑メール対策の認証機能などは有料版で備えていることが多く、より高いスペックを求める場合は有料版が適しているでしょう。

導入・運用サポートの有無や範囲

無料版の場合はサポートを行っていない場合や、FAQでユーザーの疑問を解消に対応している場合が多いです。一方、有料版はサポートが手厚く、24時間体制でのサポートや導入支援を行なっている場合も多く見受けられます。

企業によってはメールの到達率やメール内URLのクリック率の改善などマーケティング面のサポートを行っていることもあり、より手厚いサポートを受けたい場合は有料版の検討がおすすめです。

メール配信システムによくある質問

学校やPTAで使える無料のメール配信システムはある?

本記事で紹介したメール配信システムの中で、学校やPTAを連絡網としても利用可能なシステムを紹介します。連絡網として利用する際はメール配信機能を備えていれば不足はないので、機能のシンプルさを選定の基準にするとよいでしょう。

  • オレンジメール
  • める配くん

オレンジメールは公共団体・教育機関向け特別プランを提供しています。める配くんも学校や保育園に導入実績があり、無料トライアルが可能です。

メール配信システムはGmailでも代用可能? 

無料で利用できるメールアプリケーションに『Gmail』があります。Gmailは大人数への一斉送信はもちろん、予約送信も可能です。

Gmailとメール配信システムには備えている機能に違いがあり、メール配信システムには一斉送信機能にくわえ、以下のような機能を備えているシステムが多く存在します。

  • デザイン性に優れたHTMLメールの作成
  • ステップメールの作成・配信
  • 迷惑メール・なりすましメール対策

上記のような機能が必要な場合は、メール配信システムの導入を検討するとよいでしょう。

一方でシンプルな情報共有や関係者とのやりとりでは、シンプルに使えるGmailもおすすめ。Gmailで登録したアドレスにはほかのGoogleのサービスとの連携や権限の付与もスムーズに行えます。

自社に必要な機能、導入の負担などを整理したうえで使用する配信ツールを決定しましょう。

自社に適したメール配信システムを導入しよう

本記事では、おすすめのメール配信システムを比較・紹介しました。メール配信システムの導入により社内のメール到達率の改善、マーケティング戦略の向上など多くのメリットが期待できます。

顧客の規模や、必要とする機能により適切なメール配信システムは異なります。ツールの選定に失敗しないように、自社の課題の整理とツールへの深い理解の両方が必要です。

メール配信システムをお探しの方は、以下のリンクから紹介資料をダウンロードしてみてください。

※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
当サイトでおすすめしているものは、一般社団法人日本クラウド産業協会のクラウドサービス情報開示認定制度から得られた情報や、各Saasサービスの最新の公式サイトの情報を参考にしています。

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