【2024年】MAツールおすすめ12選比較|選び方から無料ツールまで紹介

MAツールとは、企業のマーケティング活動を自動化するためのソフトウェアやサービスのことです。本記事では、おすすめのMAツールをご紹介します。『SATORI』や『HubSpot』をはじめとした12サービスを比較解説。サービスを選ぶ際のポイントやBtoB・BtoC向け、無料で使えるツールについても紹介していくので、参考にしてみてください。

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目次

MA(マーケティングオートメーション)とは

マーケティングオートメーション(MA)は、マーケティング活動の自動化を意味する言葉です。

企業が顧客との関係を深め、効果的なセールスを実現するため、一連のマーケティング活動を自動化。

具体的には、顧客データの収集・分析、パーソナライズされたコンテンツの配信など。マーケティング活動にともなう複雑なプロセスを自動で実行します。

業務の自動化によって、マーケティングチームは定型的なタスクから解放され、戦略立案やクリエイティブな業務に専念できます。

MAツールでできること

MAツールにはマーケティング活動を促進する多様な機能が搭載されています。

代表的な機能を整理したものが、以下の表です。

スクロールできます
主な機能概要
リード管理顧客の情報を一元管理し、見込み顧客(リード)の行動や興味・関心を追跡。適切なタイミングでフォローアップを実行
スコアリング見込み顧客の購入意欲や行動履歴にもとづいて点数を付け、優先度を設定
シナリオ作成見込み顧客の次のアクションを予想し、それに対するアプローチを前もって設定
メール配信ターゲットにあわせたメールコンテンツの作成から、配信スケジュールの設定までを一括で実施
分析マーケティング活動の成果を数値で把握し、戦略策定に活用
広告連携外部の広告プラットフォームと連携し、効率的な広告運用を図る
システム連携ビジネスツールやシステムとの連携を容易にし、マーケティング活動の自動化や効率化を促進

MAツールを利用する際は、上記の機能を組み合わせて一貫性のある顧客アプローチを図ります。

\顧客に合わせたアプローチをツールで効率化/

MAツールの種類(BtoB向け、BtoC向け)

MAツールには、大きく分けてBtoB向けのツールとBtoC向けのツールが存在します。

それぞれ得意とする分野が異なるため、自社がどちらのタイプのMAツールを必要とするのか事前に把握しておきましょう。

それぞれのタイプの特徴は、以下のとおりです。

比較ポイントBtoB向けMAツールBtoC向けMAツール
主な対象法人個人(消費者)
販売サイクル成約に至るまでのプロセスが長期間短期間でのリード獲得や即時性が重視される
重要な機能細かな顧客情報管理やセグメント分け、カスタマイズされたコミュニケーション幅広いターゲットに対する大量のリード獲得、キャンペーン管理
コミュニケーションのカスタマイズ高度なカスタマイズが可能一般的なコミュニケーションが中心
ターゲットの管理狭く特定のターゲット幅広いターゲットにアプローチ

なお、BtoB・BtoCの双方に対応しているツールも存在します。MAツールを選定する際は、ツールごとの特徴を見極めて比較検討しましょう。

【比較表】おすすめのMAツール一覧

ツール名無料トライアル料金(税込)導入実績
無料プランあり
HubSpotなし【利用料金】
無料ツール:0円
Starter:2,400円〜/月/シート
Professional:10万6,800円〜/月
Enterprise:43万2,000円〜/月
【導入支援サービス】
Professional:36万円
Enterprise:84万円
※税要確認
20万社以上
List Finder要問合せ【初期費用】
フリー:0円
ライト:10万円
スタンダード:10万円
プレミアム:10万円
【利用料金】
フリー:0円
ライト:39,800円/月
スタンダード:59,800円/月
プレミアム:79,800円/月
※税要確認
1,800アカウント以上
BowNowなしフリー:0円
エントリー:16,500円/月
13,000社以上
BtoB向き
Kairos 3 Marketing要問合せ初期費用:11万円
基本料金:17,600円〜/月
データ利用量:16,500円/月
ユーザー料金:1,100円/月/人
要問合せ
SATORI要問合せ初期費用:33万円
利用料金:16万2,800円/月
1,500社以上
SHANON MARKETING PLATFORM要問合せ13万2,000円〜/月900以上
Oracle Eloqua Marketing Automation要問合せ要問合せ要問合せ
Account Engagement要問合せGrowth:16万5,000円/月
Plus:36万円/月
Advanced:58万800円/月
Premium:198万円/月
要問合せ
BtoC向き
Marketing Cloud Engagement要問合せProfessional:16万5,000円/月
Corporate:55万4,400円/月
Enterprise:要問合せ
要問合せ
カスタマーリングス要問合せ要問合せ累計750社
b→dash要問合せ要問合せ600社以上
Adobe Marketo Engage要問合せ要問合せ要問合せ

無料プランありのおすすめMAツール3選

「まずはMAツールに触れてみたい」「初期コストをかけずにマーケティングの自動化を図りたい」といった企業におすすめなのが、無料プランの活用。

無料プランを提供しているおすすめのMAツール3選を個別解説していきます。

HubSpot

出典:https://www.hubspot.jp/

・マーケティング、営業、カスタマーサービスのデータを一元管理
・導入社数20万社以上の世界中で使用されているツール(※)
・基本的なCRM機能を無料で利用可能

『HubSpot』は、マーケティングや営業などの業務を効率化してくれるカスタマープラットフォーム。世界135か国以上で導入されており、20万社以上の企業が利用しています。

HubSpotのツールの1つである『Marketing Hub』では、CRM・セールス・サービスといったほかのツールと連携しながらマーケティング活動を自動化。

Eメールマーケティング、ランディングページ、ブログなどの多岐にわたる方法から、顧客に適したアプローチを選択可能です。

無料プランは機能制限やアカウント制限があるものの、基本的なMA機能を搭載。事業拡大に応じて段階的に有料プランへ移行できるため、最初のMAツールとしておすすめです。

運営会社HubSpot Japan株式会社
無料トライアルなし
初期費用(税要確認)以下のプランでは導入支援サービスの利用料金が発生
・Professional:36万円
・Enterprise:84万円
料金(税要確認)無料ツール:0円
Starter:2,400円〜/月/シート
Professional:10万6,800円〜/月
Enterprise:43万2,000円〜/月
導入実績20万社以上
主な機能・広告管理
・リターゲティング広告
・チャットボット
・ブログ
・ランディングページ
・Eメールマーケティング
・ウェブチャット

※“HubSpot公式HP”参照

List Finder

出典:https://promote.list-finder.jp/

・日本のBtoBマーケットに特化して開発されたMAツール
・1,800アカウント以上が利用(※1)
・BtoBマーケティングに有効な機能を多数搭載

『List Finder』は、日本発のBtoB特化型MAツールです。

MAツール初心者でも使いやすいように、直感的な操作を追求したのが本製品。シンプルな操作性が決め手となった企業もいるようです(※2)。

本ツールではBtoBマーケティングに必要な基本機能をカバー。自社のWebサイトを訪れた顧客を特定して分析できるため、見込み客を効率的に見つけられます。

また、顧客に適したアプローチ時期は自動通知で把握可能。多数の顧客を抱えていても、顧客フォローのタイミングを逃しません。

無料プランの場合、利用可能なアカウント数は1つまで。自社サイトのアクセス解析やメール配信、アプローチ管理といった機能を利用できます

運営会社株式会社Innovation & Co.
無料トライアル要問合せ
初期費用(税要確認)フリー:0円
ライト:10万円
スタンダード:10万円
プレミアム:10万円
料金(税要確認)フリー:0円
ライト:39,800円/月
スタンダード:59,800円/月
プレミアム:79,800円/月
導入実績1,800アカウント以上
主な機能・個人
・企業解析
・メール配信
・スコアリング設定
・AIサポート
・Salesforce連携
・シナリオ設定

※1“List Finder公式HP”参照
※2“List Finder公式HP”参照

BowNow

出典:https://bow-now.jp/

・使いやすさを重視したシンプルなMAツール
・独自テンプレートの活用により、シナリオ設計もスムーズ
・フリープランでもアカウント制限なしで使用可能

『BowNow』は、クラウドサーカス株式会社が提供する中小企業向けMAツールです。製造業、卸売業、サービス業など幅広い業種で利用されています。

使いやすさを重視したシンプルなツールで、中小企業向けに必要な機能を厳選。月額16,500円(税込)の有料プランが用意されているため、初期投資を抑えてのMAツール導入が図れます(※)。

見込み客の発見から関係構築、商談アプローチにいたるまで、本ツールならワンストップで実行可能。手間がかかりやすいスコアリングやシナリオの設計は、BomNowの独自テンプレートを活用すればスムーズです。

フリープランでも以下のサービスが利用できます。

  • 企業ログの活用
  • 個人ログの活用
  • メール配信
  • テンプレートの活用

アカウント数の制限なく使用できるため、複数のスタッフで使用感をチェックしてみるとよいでしょう。

運営会社クラウドサーカス株式会社
無料トライアルなし
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)フリー:0円
エントリー:16,500円/月
導入実績13,000社
主な機能・企業情報の分析
・サイト訪問者のアクセス解析
・フォーム作成
・メール配信
・追客アラート
・商談履歴管理
・AMBテンプレート

※“BowNow公式HP”参照

BtoB向けのおすすめMAツール5選

法人相手のマーケティングでは、個人相手とは異なるアプローチが求められます。

BtoBマーケティングに必要な機能を搭載しているMAツールを5つ見ていきましょう。

Kairos 3 Marketing

出典:https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation

・導入サポート体制が充実しているので、MAツール初心者でも使いやすい
・シンプルな基本機能から高度な機能まで、幅広くカバー
・ほかのKairos 3シリーズのツールと組み合わせれば、営業とマーケティング活動がワンストップで実施可能

『Kairos 3 Marketing』は、初めてMAツールを利用する企業におすすめのサービスです。

MAツール初心者でもスムーズな導入が図れるよう、専任スタッフによるサポート体制が充実。操作方法が学べる動画コンテンツも用意されているため、理解もはかどるでしょう。

また、カイロスマーケティング株式会社が運営するオウンドメディア『マケフリ』では、マーケティング関連の知識やノウハウを学べる記事を多数掲載

マーケティング知識をマケフリで身につけ、Kairos 3 Marketingで実践といった試みも可能です。

SFAツール『Kairos 3 Sales』、日程調整ツール『Kairos 3 Timing』との連携性も見逃せません。情報がリアルタイムで同期されるため、スムーズな営業・マーケティング活動が実施可能です。

最低利用期間は12か月。まずは導入の相談から始めるとよいでしょう。

運営会社カイロスマーケティング株式会社
無料トライアルなし
初期費用(税込)11万円
料金(税込)基本料金:17,600円〜/月
データ利用量:16,500円/月
ユーザー料金:1,100円/月/人
導入実績要問合せ
主な機能・顧客管理
・フォーム作成
・シングルページ
・セミナー管理
・メール配信
・マーケティング分析
・スコアリング

SATORI

出典:https://satori.marketing/

・実名客だけでなく、情報のない匿名の見込み客へもアプローチ可能
・シンプルな作業でスピーディーにツールを運用開始
・小規模から大規模まで幅広い事業者に導入されているMAツール

『SATORI』は、匿名の見込み客へもアプローチ可能な国産MAツールです。

顧客の個人情報をもとにした従来のアプローチに加えて、問い合わせしてくる前の匿名見込み客にもアプローチできる点が本ツールの魅力。新規顧客開拓の幅を広げられます。

ツールの導入もシンプル。Webサイトに計測タグを埋め込むだけで、アクセス情報を収集できるようになります。

見込み客の情報は一元管理され、問い合わせや資料ダウンロードといった行動にもとづいてスコアリングを自動で実施。スコアの高い顧客へ特定のメールを自動送信することも可能です。

事業規模50人以下から1,000人以上まで幅広い層に利用されているMAツールなので、マーケティングの自動化に注力したい中小企業に適しています。

運営会社SATORI株式会社
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)33万円
料金(税込)16万2,800円/月
導入実績1,500社以上
主な機能・Webページ制作
・フォーム作成
・メール配信
・スコアリング
・キャンペーン作成・管理
・タグ管理

SHANON MARKETING PLATFORM

出典:https://www.shanon.co.jp/marketingautomation/

・オンラインとオフラインの活動をスムーズに統合管理可能
・MAとSFA一体型のツール
・HTMLテンプレートの自由度が高いため、オリジナリティのあるランディングページが作成可能

『SHANON MARKETING PLATFORM』は、オンラインとオフライン業務のスムーズな統合を図れるMAツールです。

たとえば展示会を開催した場合、企業が懸念するのは費用に見合った商談結果が得られない事態でしょう。本ツールを活用すれば、受け取った名刺をデータ化し、多様な方法で潜在顧客へアプローチできます。

本ツールは、MAとSFAが一体化しているツール。マーケティングと営業を連動させながら顧客を開拓できるので、無駄のない動きが可能です。

大手企業の導入も多く、公式サイトに事例が多数紹介されています。同業他社の事例を参考にツール導入を検討してみるのも一つの方法です。

運営会社株式会社シャノン
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)13万2,000円〜/月
導入実績900以上
主な機能・リード管理
・シナリオ設定
・スコアリング
・メール配信
・Webトラッキング
・SFA機能

Oracle Eloqua Marketing Automation

出典:https://www.oracle.com/jp/cx/marketing/automation/

・見込み顧客の状況を的確に把握し、営業チームへすばやく情報共有可能
・複雑なキャンペーンでも、ドラッグ&ドロップ操作で作成できる
・顧客の行動や好みをもとにしたカスタマージャーニーを可視化

『Oracle Eloqua Marketing Automation』は、グローバル企業のOracle Corporationが提供するMAツールです。

BtoBに特化した機能を多数搭載し、企業のマーケティング活動を包括的にサポート。顧客の行動を可視化し、自社が次にとるべきアクションを自動化してくれます。

細かい設定が求められるキャンペーンでも、専用のキャンバスページを使えばドラッグ&ドロップ操作で簡単に作成可能。ITツールに苦手意識のある方でも作業しやすい利用環境です。

公式サイトには、本ツール専用のコミュニティページがあります。英語でのやり取りとなるものの、ユーザー同士の交流の場に参加すれば、新たな気づきや学びが得られるでしょう。

世界中で利用されているツールであることから、すでに海外市場に進出している企業や、ツール選びに豊富な導入実績を重視する企業におすすめです。

運営会社Oracle Corporation
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)要問合せ
導入実績要問合せ
主な機能・キャンペーン管理
・アセット管理
・リード・マネジメント
・データのアクティブ化
・マーケティング測定
・営業とマーケティングの連携

Account Engagement

出典:https://www.salesforce.com/jp/products/small-business-marketing/

・直感的に操作できるフォームやランディングページの作成機能を提供
・『Salesforce』との連携により、見込み度の高い顧客をリアルタイムで抽出
・マーケティング活動の効果は、詳細なレポーティング機能によって随時チェック可能

Salesforce, Inc.が提供する『Account Engagement』は、BtoBマーケティングに特化したMAツールです。

かつて『Pardot』として知られていた本ツールは、見込み顧客の創出、タイムリーな営業活動の実現、マーケティング効果の可視化の3つの重要な業務を効率化

たとえば、フォームやランディングページを通じて見込み顧客を集め、その動向をトラッキング。高度なスコアリング機能で、購買意欲の高い顧客の情報を営業チームへ渡すことが可能です。

また、細やかなレポート機能にも要注目。施策の成果をリアルタイムに把握し、戦略的な意思決定を支援します。

Account Engagementは、マーケティングと営業の垣根を取り払い、両部門の連携を強化したい企業におすすめのMAツールです。

運営会社Salesforce, Inc.
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)Growth:16万5,000円/月
Plus:36万3,000円/月
Advanced:58万800円/月
Premium:198万円/月
導入実績要問合せ
主な機能・メール配信
・フォーム・ランディングページの作成
・スコアリング
・グレーディング
・シナリオ設定

BtoC向けのおすすめMAツール

集客型ビジネスであるBtoC事業では、いかに顧客を集客し、長期的な関係を築いていくのかがポイント。

集客をサポートする機能や、顧客の行動傾向を分析する機能が充実したMAツールは、次の4つです。

  • Marketing Cloud Engagement
  • カスタマーリングス
  • b→dash
  • Adobe Marketo Engage

それぞれ個別に解説します。

Marketing Cloud Engagement

出典:https://www.salesforce.com/jp/products/marketing/

・顧客の好みや行動にもとづいて個別化されたメールキャンペーンやモバイルメッセージを簡単に作成可能
・One to Oneマーケティングのカスタマージャーニーの可視化
・独自AI「Einstein」をツールに組み込み、業務効率化をサポート

『Marketing Cloud Engagement』は、Salesforce, Inc.が提供するBtoCビジネスに適した多機能プラットフォームです。

BtoB向けとして紹介した『Account Engagement』も同社が開発したツールですが、商業型ビジネスに適しています。一方、Marketing Cloud Engagementは集客型ビジネス向けのツールです。

本ツールでは、Email StudioやMobile Studioといった顧客アプローチ用の機能を多数搭載。顧客の好み、行動、位置情報にあわせてメールキャンペーンやモバイルメッセージをカスタマイズできます。

また、Journey Builderではカスタマージャーニーを可視化。どのタイミングで顧客へアプローチすればいいのかが、ひと目で判断可能です。

AI機能が組み込まれているため、マーケティングに関わる一連のプロセスを管理・自動化し、蓄積された情報を分析するのはMarketing Cloud Engagementの得意とするところ。包括的なBtoCマーケティングを展開したい企業におすすめです。

運営会社Salesforce, Inc.
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)Professional:16万5,000円/月
Corporate:55万4,400円/月
Enterprise:要問合せ
導入実績要問合せ
主な機能・メールマーケティング
・会話型モバイルメッセージ
・顧客ロイヤルティ管理
・セグメントの自動連携
・データ分析
・シナリオ設定

カスタマーリングス

出典:https://www.customer-rings.com/

・多彩な分析機能を搭載し、企業のBtoCマーケティングを効率化
・顧客情報や行動履歴を統合し、顧客を詳細に分析・セグメント化
・10年以上サービスを提供しているMAツール(※)

『カスタマーリングス』は、ECやBtoCビジネスのマーケティングを強化してくれるMAツールです。

とくに目を引くのは、豊富な分析機能。顧客理解を深める機能として、以下のような分析機能が搭載されています。

  • クロス分析
  • LTV分析
  • CPM分析
  • バスケット分析
  • 併売ランキング

分析を単なる数値のデータ集計で終わらせずに、最適なマーケティング施策を打ち出すところまでつなげるのが本ツールの強みといえます。

豊富な機能は随時アップデート。年間400以上もの数がアップデートされています(※)。幅広い業種の企業に導入されていることから、今後もかゆいところに手が届くアップデートが期待できるでしょう。

運営会社株式会社プラスアルファ・コンサルティング
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)要問合せ
導入実績累計750社
主な機能・データ統合
・カスタマージャーニーマップ
・カート連携
・カゴ落ちメール
・ステップ配信
・自動件名ABテスト
・購入パターン分析
・アンケート

※“カスタマーリングス公式HP”参照

b→dash

出典:https://bdash-marketing.com/

・MA、BI、web接客、CDPなど全16種類の機能を1つのプラットフォームで提供
・データの連携から抽出までをノーコードで実行できるため、マーケターだけで運用が完結できる
・充実した導入サポートにより、1〜3か月で施策分析まで実施可能(※)

ITエンジニアの人材不足に悩む企業におすすめなのが『b→dash』。データの連携から抽出までの作業がノーコードで実行可能なので、マーケターだけで運用が完結します。

外部ベンダーへの依頼も不要なため、コストを抑えながらMAツールを導入できる点が特徴です。

本ツールは、MA機能を含めた計16種類の機能を搭載。情報は「データパレット」というb→dash独自のデータプラットフォームに一元管理されます。多数のカートシステムや顧客管理ツールとの連携も可能です。

MAツール未経験者にうれしいポイントなのが、充実した導入サポート。オンボーディングプログラムを通じて、ツール導入から施策分析の実施までを1〜3か月で実現します。

実際の操作画面を確認できるデモ体験は、公式サイトから申し込み可能です。

運営会社株式会社データX
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)要問合せ
導入実績600社以上
主な機能・データパレット
・メール配信
・BI(ビジネスインテリジェンス)
・Web接客
・SMS配信
・LINE連携
・カスタマーウォッチ

※“b→dash公式HP”参照

Adobe Marketo Engage

出典:https://business.adobe.com/jp/products/marketo/adobe-marketo.html

・AIを活用してマーケティング作業を自動化
・パーソナライズされたキャンペーンでターゲットの関心を引き、エンゲージメントを高められる
・CRMシステムとの統合により、マーケティング部門とセールス部門がスムーズに連携

『Adobe Marketo Engage』は、グローバル企業として知られるAdobe Inc.が提供するMAツールです。

本ツールの特徴は、AIの活用を通じたマーケティング自動化にあります。蓄積された情報をもとにAIが顧客データを整理し、セグメント化。顧客一人ひとりのカスタマージャーニーをスピーディーに可視化します。

CRMとのシームレスな連携も魅力的。マーケティングとセールス部門間で、見込み顧客の情報をスムーズに共有できます。購入に前向きな見込み顧客を特定し、優先順位を付けることも可能です。

AIを活用したマーケティング自動化に興味がある企業は、Adobe Marketo Engageを検討してみるとよいでしょう。

運営会社Adobe Inc.
無料トライアル要問合せ
初期費用(税込)要問合せ
料金(税込)Growth:要問合せ
Select:要問合せ
Prime:要問合せ
Ultimate:要問合せ
導入実績要問合せ
主な機能・クロスチャネルマーケティング
・デジタル広告
・ターゲットアカウント管理
・Webパーソナライゼーション
・マーケティング分析
・高度なジャーニー分析

MAツール選びのポイント

自社にあったMAツールを導入するためには、主に以下のポイントに注意しましょう。

  • 多くの企業に利用されているサービスか
  • 導入・運用のサポートが充実しているか
  • 自社の既存システムと連携できるか

それぞれ詳しく解説します。

多くの企業に利用されているサービスか

MAツールの有用性を推し量る判断材料の1つが、導入実績です。

たとえば、幅広い業種の企業が採用しているツールの場合、多様なニーズに対応可能なサービス内容と推測できます。

また、同業他社がMAツールを使用してどのような成果を上げたのか確認できれば、自社のマーケティング戦略にマッチするかどうか判断しやすいでしょう。

ただし一方で、人気のMAツールは利用料金が高額なケースもあります。そのため、導入実績はあくまで判断材料の1つとして参考にし、自社の予算や求める機能なども踏まえたうえで導入ツールを選定しましょう。

導入・運用のサポートが充実しているか

とくに初めてMAツールを導入する企業の場合、スムーズな導入を図るためにもサポート体制のチェックが重要です。

初期設定のアドバイスや運用中のトラブルシューティングまで、全面的なサポートが整っているツールであれば、スムーズに導入から実運用へと移行できます。

サポート体制が充実しているツールの特徴は、専属スタッフによるフォローや、多様な問い合わせ方法が提供されている点です。

FAQや電話だけでなく、チャットによる問い合わせが可能かどうかも、企業によっては要チェックポイントといえます。

自助解決サービスの利用を望む場合は、利用マニュアルの充実度や動画コンテンツの提供の有無などをチェックしてみるとよいでしょう。

自社の既存システムと連携できるか

MAツールは、マーケティング以外の業務を効率化するツールやシステムと連動することで、より大きな運用成果をもたらします。

たとえば、CRMや販売管理システムとスムーズに連携できるMAツールであれば、顧客データの一元管理が可能。効率的なマーケティング施策を展開できるでしょう。

また、会計ソフトや在庫管理システムとの連携も、マーケティング活動の成果を正確に把握するためには欠かせません。

導入前には、MAツールが提供するAPIや他システムとの互換性を含め、連携機能の詳細をチェックすることが大切です。

自社の既存システムとのシームレスな連携が可能かどうかを検討しておけば、導入時の手間を最小限に抑えられます。

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よくある質問

MAツールのメリット・デメリットは?

MAツールのメリットとデメリットを整理したものが、以下の表です。

メリットデメリット
効率的なマーケティング活動初期投資と維持コスト
パーソナライズされた顧客体験導入と運用の複雑さ
複数チャネルでの一元管理リソースの必要性
リード管理と育成過度なツール依存のリスク

MAツールを導入する際は、メリットだけでなくデメリットも考慮して検討しましょう。

LINE向けのMAツールのおすすめが知りたい

LINEで使えるMAツールとしては、以下のサービスがあります。

  • Lステップ
  • Liny
  • L Massage
  • スマケ!
  • TSUNAGARU
  • MicoCloud

LINEでの集客を効率化したい方は、上記のMAツールをチェックしてみましょう。

MAツールの国内シェアランキングは?

DataSignの実施したWebサービス調査レポート(2024年3月)によると、MAツールの使用が確認されたURLの比率は以下のとおりでした(※)。

  • 1位:BowNow(21.9%)
  • 2位:Account Engagement(16.2%)
  • 3位:Hub Spot(14.9%)
  • 4位:Adobe Marketo Engage(8.5%)
  • 5位:SATORI(5.9%)

本記事で紹介したツールがTOP5にランクインしているので、気になるツールがあれば再チェックしてみましょう。

※“DataSign公式HP”参照

MAツールを導入して自社のマーケティング活動を強化しよう

MAツールは、日々のマーケティング業務を自動化し、見込み顧客への効率的なアプローチをサポートしてくれるツールです。

MAツールと一口にいっても、BtoB向けやBtoC向けのサービスがあるように、ツールごとに特徴は異なります。そのため、自社に適したツールを見つけるためには、自社の導入目的や求める機能の把握が欠かせません。

本記事で紹介したMAツールを比較検討したい場合は、一括資料請求の活用がおすすめです。
自社にあったMAツールを導入し、効率的なマーケティング活動を展開していきましょう。

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※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
当サイトでおすすめしているものは、一般社団法人日本クラウド産業協会のクラウドサービス情報開示認定制度から得られた情報や、各Saasサービスの最新の公式サイトの情報を参考にしています。

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