電子印鑑GMOサインとは?特徴・料金・機能・導入事例まで評判・口コミから徹底解説!

本記事では「電子印鑑GMOサイン」の評判を紹介しています。電子印鑑GMOサインは電子契約に必要な署名・送信機能や権限管理、外部システムとのAPI連携機能を備えた電子契約システムです。評判とあわせて概要や特徴、機能、導入メリットやよくある質問まで詳しくまとめています。導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

電子印鑑GMOサインの評判・レビュー・口コミを紹介

​​『電子印鑑GMOサイン』の評判の一例を紹介します。

  • 使いやすいUIで不慣れな人にも使いやすい
  • サポートが手厚い
  • API連携による自動化が便利

使いやすいUIで不慣れな人にも使いやすい

電子印鑑GMOサインを導入した企業からは「UI(ユーザーインターフェース)が使いやすい」という評判が挙げられています。電子契約システムは使用する顧客が個人の場合も多く、法人間の取引に比べ個人顧客は電子契約に抵抗を感じる場合も多い傾向にあります。

電子契約に不慣れな顧客でも扱える優しいUIはユーザーが契約作業をよりストレスなく行えるので、安心感を与える材料になっているのでしょう。

電子印鑑GMOサインのWebページ上にも使い方マニュアルが掲載されており、使用方法に困ったユーザーをサポートする仕組みが構築されています。

サポートが手厚い

サポートの手厚さも電子印鑑GMOサインの評判として挙げられています。サービスを提供するGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は、導入支援として、運用コンサルティング、社内向け説明会・勉強会のサポート、各種設定支援や運用定義書の作成などの支援を提供。

電子契約の導入経験がはじめての企業にも導入前〜運用にいたるまで、既存の業務や企業文化などを考慮しながら最適な形で導入できるようサポートしています。

API連携による自動化が便利

電子印鑑GMOサインにはAPIによる豊富な外部連携機能が搭載されているため、基幹システムと連携で契約に関連する業務の効率化が実現できます。たとえば、電子印鑑GMOサインにログインすることなく、連携しているシステム上で契約書の発行や締結確認が可能です。

システム同士が独立していると二度手間になりうる業務の負担を軽減でき、入力ミス防止にもなるため業務効率性が向上するでしょう。

電子印鑑GMOサインの概要・特徴

出典:https://www.gmosign.com/

電子契約は契約の性質や本人確認レベルに応じて、適切なサービスを選択することが重要といわれています。電子印鑑GMOは、法人や個人、利便性や信用性などシーンによって相反する特性が必要とされる電子契約業務を1つのサービスで幅広く対応可能です。

具体的には当事者型・立会人型・マイナンバー実印の3つの署名タイプに対応できます。

  • 立会人型(契約印タイプ)
  • 当事者型(実印タイプ)
  • マイナンバー実印

立会人型(契約印タイプ)

契約システムから配信されるメールを受信することで、本人確認を行います。一般的にメールの受信さえできれば利用できるため、契約相手の負担が非常に軽くスピーディに契約締結完了が可能な、導入しやすいタイプです。

当事者型(実印タイプ)

当事者型の電子署名は厳格な本人確認の上に行う電子署名で、非常に信用性が高い実印相当の電子署名タイプです。第三者機関である電子認証局による厳格な審査を経て、電子証明書が発行されます。

署名者をシステムで管理するため、印章管理規定やガバナンス規定にも親和性が高いのがポイント。たとえば、紙に実印で押印している文書や高額取引、高い本人性を求める性質の契約文書への署名などに適しています。

マイナンバー実印

電子印鑑GMOサインでは、個人との契約においてマイナンバーを使った本人確認をできる「マイナンバー実印」も利用可能です。

署名者はスマートフォンをマイナンバーカードにかざすことで、本人確認および署名が完了します。マイナンバーカードを発行済みの方にとっては便利な契約方法です。

住宅ローンや自動車ローン、不動産契約などの場面で活用できるでしょう。このマイナンバー実印はオプションとなっています。

電子印鑑GMOサインの機能

電子印鑑GMOサインに搭載されている主な機能は以下のとおりです。

署名機能認印から実印まで幅広い文書に対応し、利便性が重要なシーンや本人性の高さが重要なシーンでの使い分けが可能
送信機能複数文書⼀括送信(封筒機能)、文書テンプレート登録など署名依頼の送信時にあると便利な機能を搭載
権限管理・ガバナンス強化部外秘の文書の管理、操作ログの管理、書面送付先のメールドメイン制限などの管理機能
文書管理文書検索(電⼦帳簿保存法対応)、文書情報項⽬設定、署名互換機能など契約書の管理を楽にする機能
ユーザー管理所属部署やプロジェクトの単位でグルーピング
ワークフロー承認者を設定した送信制限や外部フローの連携などで押印フローの電⼦化が可能
セキュリティS/MIME、二要素認証など電⼦署名の信頼性、安全性を高める機能
拡張機能電⼦契約に決済、対⾯で署名などのオプション機能を追加

電子印鑑GMOサインの料金

電子印鑑GMOサインの利用にかかる費用を表形式で紹介します。

基本プランの料金表

基本となるのは以下の2つのプランです。有料プランは1ヶ月単位での契約となります。

お試しフリープラン契約印&実印プラン
(立会人型&当事者型)
月額基本料金無料9,680円(税込)
ユーザー数1無制限
送信数上限5件/月無制限
送信料(契約印タイプ)無料110円(税込)
※大量送信の場合は特別料金あり
送信料(実印タイプ)330円(税込)
電子証明書1枚:無料
2枚⽬以降:8,800円(税込) / 枚 / 年

オプションプランの料金表

契約印&実印プラン(立会人型&当事者型)では、以下のオプションプランの追加が可能です。それぞれの価格、機能は以下のとおりです。

オプション名初期費用(税込)月額費用(税込)機能
セキュリティ・内部統制パック55,000円55,000円ワークフロー固定機能 / IPアドレス制限 / スキャン文書管理(10GB) / ⼀括ユーザー管理など
アカウント統合管理パック55,000円33,000円グループアカウント機能 / ⼀括ユーザー管理 / フォルダCSV一括登録など
本人確認パック11万円22,000円ファイル添付 / 本人確認書類添付 / 運転免許証の様式チェック / SMS送信機能など
契約レビューパック55万円55,000円契約レビュー / 全文検索機能 / カスタム項目機能 / ワークフロー機能 / GMOサイン連携機能APT
API連携・各種サービスとの連携11万円〜10,000円〜各種サービス・システムとの連携

「マイナンバー実印」を希望の場合は、別途問合せが必要です。

不動産業界向けのの料金表

不動産特化型プラン「不動産DX」の価格は契約印&実印プランの月額費用込みの料金です。

不動産DXスタータープラン不動産DXプロプラン
初期費用(税込)11万円16.5万円
月額費用(税込)31,680円75,680円
ユーザー数無制限
送信数無制限
送信料(契約印タイプ)110円
送信料(実印タイプ)330円

電子印鑑GMOサインのメリット

電子印鑑GMOサインのメリットは次の3つです。

  • 幅広いシーン・業界の契約文書に対応
  • さまざまな外部サービスとの連携が可能
  • 高いセキュリティ技術

幅広いシーン・業界の契約文書に対応

電子印鑑GMOサインは幅広いシーン・業界の契約業務で使用できます。当事者型・立会人型の2つの署名タイプに対応し、契約の性質や本人確認の必要レベルに応じた署名タイプの選択が可能です。

不動産業界や自治体向けには特化したサービスも提供していて、自治体向けのサービスは通知書の電子交付に対応したサービスも利用できます。法人や個人を選ばず、利便性と信用性の双方を1つのサービスで網羅しているため、柔軟な活用が期待できるでしょう。

さまざまな外部サービスとの連携が可能

電⼦印鑑GMOサインは豊富な外部連携機能を搭載しているため、契約業務と関連する業務を1つの流れで進められます。たとえば、契約書の作成から稟議承認、電⼦署名による契約締結、書類管理までの⼀連のプロセスをシームレスにつなげることが可能です。

社内の基幹システムや既存のワークフロー、帳票システムやCRMなどさまざまなシステムと連携できるので幅広い業務を効率化できます。

高いセキュリティ技術

電⼦印鑑GMOサインはセキュリティ関連の認証を数多く取得し、サービスの安全性向上に努めています。実績豊富な電子認証局をグループ会社に据え、情報セキュリティや内部統制の国際規格の認証を取得。

証明書の認証局の正当性を客観的に証明するルート証明書や、書面の非改ざん性を証明をする認定タイプスタンプも標準付与されています。

メールの送信者の本人性の証明や、メールの本文が非改ざん性を確認できるS/MIME(エスマイム)も搭載し、不正メールへの対処が可能です。

電子印鑑GMOサインのデメリット

電子印鑑GMOサインのデメリットは次の2つです。

  • プランは無料か有料かの2択
  • 導入コストが割高になる可能性がある

プランは無料か有料かの2択

提供プランはシンプルなものの、プランに見合わない規模の企業には最適なプランがないと感じる場合があります。月額プランの単価は比較的安価ですが、お得に利用するには一定規模の契約数が必要です。

一定規模の契約数がない場合は、割高に感じてしまうかもしれません。

一方で、2択のプラン体系はシンプルで選びやすいメリットもあり、利用するプランの選択に迷う手間を省けるでしょう。

導入コストが割高になる可能性がある

月額費用は比較的安価ですが、業務上必要な機能の網羅にはオプション機能が必要な場合が多く、その場合はオプションプランも含めた予算の検討が必要になるでしょう。

自社に必要な機能は契約印&実印プランのみで十分か、オプションプランも必要な場合は導入費用や月額費用はどれくらいになるかの試算がおすすめです。

そのうえで導入によって削減できる工数やコストを試算し、コスト面で導入するメリットと見合うかの整理も必要になります。

その他おすすめの電子契約システム比較表

電子印鑑GMOサインのほかにおすすめの人事管理システムを紹介します。

サービス名料金(月額・税込)導入事例契約方法無料プラン・トライアルセキュリティ外部システム連携
クラウドサイン11,000円(税込)~あり事業者署名型あり2段階・2要素認証、IPアドレス制限、シングルサインオンあり
SMBCクラウドサイン月額11,000円(税込)〜
+送信件数ごとの費用220円(税込)
あり要問合せありメガバンク基準のモニタリング要問合せ
freeeサイン年一括払い5,980円(税込)~あり要問合せあり2要素認証、URLトークン、送信パスワード設定、IPアドレス制限、ソーシャルログインあり
Digital Sign5,500円~
※締結につき、220円(税込)従量料金が発生
あり事業者署名型
当事者署名型
ありメール認証+ユニークURLによる2段階認証要問合せ
DD-CONNECT要問い合わせあり要問合せ要問合せ要問合せ要問合せ
WAN-Sign通常プラン5,000件ごと月額10,000円(税要確認)~あり事業者署名型
当事者署名型
ありAATL(Adobe認定証明書発行)、IPアドレス制限、フォルダ単位でアクセス制限、自社データセンター、暗号化あり
マネーフォワードクラウド契約月額4,378円(税込)〜あり要問合せありシングルサインオンに対応あり

それぞれのサービスについては以下の記事で詳しく紹介しています。人事管理システムの導入を検討している方はご覧ください。

電子印鑑GMOサインに関するよくある質問

電子印鑑GMOサインは電子帳簿保存法に対応している?

電子印鑑GMOサインは電子帳簿保存法に対応しています。電子帳簿保存法でとくに問題となる、以下の2つの要件への対応を紹介します。

  • 真実性の要件
  • 検索性の要件

真実性の要件については日本データ通信協会が認定するタイムスタンプの押印や、認証事業者が発行する電子証明書による電子署名の情報確認で対応可能です。

また検索性の要件についても、取引年月日、取引金額、取引先のうち2つ以上の項目による範囲指定検索が標準機能として搭載されています。

まとめ

電子印鑑GMOサインの評判や機能、導入メリットについて解説しました。

「電子契約に不慣れな人にも使いやすいUI」や「外部システムとの連携機能が豊富」という評判は、契約業務にかかる工数の削減や契約に付随する業務の効率化に悩んでいる企業にとって見逃せない特徴です。

運用コンサルティング、社内向け説明会・勉強会のサポート、各種設定支援や運用定義書の作成などの導入・運用支援も充実しています。自社に適した電子契約システムの導入をお考えの方は、この記事を参考に電子印鑑GMOサインの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
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