建設業向け勤怠管理システムを徹底解説!スマホ・多言語対応や無料プランありも紹介

建設業におすすめの勤怠管理システムを、スマホ・多言語対応、業界特有の機能があるかなどで比較紹介!建設業では労働時間超過が課題であり、法改正による「2024年問題」で勤怠・労務管理のより一層の徹底が求められています。本記事では建設業の勤怠管理の課題やシステム選び、注意点などを解説。無料プランのあるツールも紹介します。

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目次

建設業における勤怠管理の課題

  • 直行直帰が多く管理しづらい
  • 不正打刻をしやすい
  • さまざまな勤務形態が存在する
  • 時間外労働が発生しがち

建設業界では、現場への直行直帰が多く、出退勤時間の正確な把握が課題。オフィスに出勤する勤務形態と比較すると不正打刻がしやすくなることも問題として挙げられます。

さらにフルタイム社員、契約社員、アルバイト、日雇い労働者など多様な勤務形態が存在し、それぞれに対応する勤怠管理が必要です。

加えて、工期に追われて時間外労働が発生しやすく、労働時間の超過管理が重要な課題。これらの問題を解決するためには、適切な勤怠管理システムの導入が求められます。

法改正による「建設業の2024年問題」とは?

建設業では長年にわたり労働時間の超過が問題視されており、これまでは猶予期間をもって適用が進められてきた労働時間の上限規制が、2024年4月からは猶予なしの本格適用となります。

労働時間について以下のような規制が定められ、労務規制に対応するための業務体制の変更が必要なことや建設業の仕事が滞ってしまうといったことが「2024年問題」です。

  1. 時間外労働の上限は原則「月45時間・年360時間」
  2. 臨時的・特別な事情があれば労使合意の上、時間外労働は「年720時間以内・休日労働との合計が月100時間未満、2~6ヶ月平均80時間以内」
  3. 災害復旧や復興事業では例外的に「2」の規制が外れ、時間外労働は「年720時間以内・月45時間を超過するのは年6回まで」のルール

※“厚生労働省 「建設業 時間外労働の上限規制わかりやすい解説」”参照

建設業における勤怠管理システム導入のメリット

勤怠管理システムの導入は、建設業における労働課題を解決するための有効な手段です。以下に、その具体的なメリットを紹介します。

法改正への対応が楽になる

勤怠管理システムは勤務時間の自動計算や残業時間超過のアラート機能を備えており、法定労働時間を超える前にアラートを出すことで、企業が法令遵守を徹底するのに役立ちます。

とくにクラウド型の勤怠管理システムであれば、自社で法改正に順応するシステムアップデートを行わずとも、サービス提供会社のほうで対応してくれるため便利です。

タイムカード管理が不要!現場での打刻が便利になる

勤怠管理システムを利用すると、紙のタイムカードや出勤簿を廃止できます。

スマートフォンやタブレットで出退勤ボタンをクリックするだけで打刻できたり、現場にあるQRコードを読み取るだけで打刻ができたりとスピーディーな出退勤打刻が実現。紙のタイムカードでありがちな、記載ミスやカードの面裏を間違えて打刻するといったミスもなくなります。

GPS記録機能のあるスマホ対応の勤怠管理システムであればさらに便利。打刻した場所もGPSで記録してくれるため、「実は遅刻し現場に到着していなかったのに、予定通りの時刻で打刻されていた」といった不正を防ぐことが可能。

建設現場だけでなく、1日あたりの移動の多い営業職も含め、建設業のすべての従業員に向いています。

労働時間の超過がわかりやすい

勤怠管理システムは、リアルタイムで労働時間を把握できるため、従業員の労働時間の超過を即座に確認できます。建設業においては、時間外労働の多さが業界的な課題。「建設業の2024年問題」といわれる、時間外労働の規制も本格化し、より厳密に管理する必要があります。

また、労働時間の超過前・超過時にアラートでお知らせしてくれる機能を搭載したシステムも少なくなく、うっかり規制上限を過ぎてしまうことを防ぎ、労働時間に対する意識も上げることが可能です。

勤怠管理業務が効率化される

勤怠管理システムを導入することで、勤怠データの集計や確認作業が自動化され、管理業務が大幅に効率化されます。部門ごとで労働時間を直感的に把握できるシステムであれば、各部門の管理者の勤怠管理業務が楽になるでしょう。

またバックオフィス部門においては、全体の勤怠集計が楽になるほか、給与計算ソフトと連携させることでよりミスを減らしながら勤怠集計〜給与計算・明細発行までをシームレスに完了させられます。

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建設業にあった勤怠管理システムを選ぶポイント

勤怠管理システムを選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。建設業のおける選び方を解説するので、しっかりとチェックしてみてください。

スマホ対応がおすすめ

建設現場では、直行直帰が多いため現場でスマートフォンを利用して打刻を行うケースが増えています。いまやスマートフォンは誰もが所持している時代。スマホ対応のシステムを選ぶことで、現場での利便性が向上します。

さらに、GPS機能を搭載した勤怠管理システムを選べば、「打刻をしたタイミングでどこにいたか」もあわせて記録され、不正打刻を防止可能です。打刻方法の種類については、以下で解説します。

打刻方法をチェック

勤怠管理システムの打刻方法はさまざま。以下が主な打刻方法です。

Web打刻スマートフォン、PC、タブレットなどから専用のWebページにログインし出退勤を打刻する方法。現場やリモートワーク環境、営業先などでも打刻しやすい。
アプリ打刻勤怠管理システムの専用アプリを起動し、出退勤を打刻する方法。現場やリモートワーク環境、営業先などでも打刻しやすい。
GPS打刻Web打刻やアプリ打刻のうち、さらにGPS機能を搭載した打刻方法。打刻したタイミングで従業員がいた位置をGPSを活用して記録するため、不正打刻防止に便利。
ICカード打刻
(社員証や専用カード)
社員証や専用のカードを、打刻専用端末にかざすことで打刻可能。
ICカード打刻
(交通系ICカード)
交通系ICカードを、打刻専用端末にかざすことで打刻可能。電車利用の多いエリアでは便利な一方、車社会の地方では交通系ICカードを持ち歩かない人もおり、検討が必要。
顔認証打刻管理者が設置したタブレットやPC、専用端末で顔認証することで打刻する方法。なりすまし打刻(例:遅刻をした際に同僚に代わりに打刻してもらう)を防止可能。
指紋認証打刻指紋で認証できる打刻方法。手が汚れている可能性のある現場での打刻にはやや不向き。
静脈認証打刻手のひらや指をかざすだけで静脈で認証し打刻する方法。非接触で打刻できるものもある。
QRコード打刻オフィスや現場に設置したQRコードを従業員がスマートフォンで読み込んで打刻する方法。QRコードは紙へ印刷するほか、タブレットで表示した状態で読み込んでもらうこともでき、各拠点で設置可能。
チャット打刻LINE、Slack等のチャットツールを活用した打刻方法。

業界特有の便利機能・多言語対応をチェック

建設業で勤怠管理システムに搭載されていると便利な機能には、例えば日報入力・シフト管理・工数管理などの機能が挙げられます。

日報提出を行なっている企業であれば、退勤打刻とともに日報を提出できる機能があると便利でしょう。また、シフトや工数管理の機能が搭載・連携した勤怠管理システムもあるので、チェックしてみるのがおすすめです。

外国人従業員の多い企業であれば、多言語対応をした勤怠管理システムがよいでしょう。

給与計算や人事労務システムとの連携を確認

勤怠管理システムが給与計算システムや人事労務システムと連携できるかどうかも重要です。連携することで、データの一元管理が可能となり、現場責任者の勤怠チェック〜経理部門での給与計算業務まで一挙に効率化が図れます。

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スマホ・2024年問題対応!建築業界におすすめの勤怠管理システム10選

建設業界におすすめの勤怠管理システムとして、以下の要素を兼ね備えたものをピックアップしました。

  • スマホ対応
  • 働き方改革法に対応済み(2024年問題対応)
  • 給与計算や人事労務管理ツールとの連携性あり
スクロールできます
サービス名料金
(月額・1名あたり・税込)
打刻方法シフト管理工数管理日報多言語対応
freee勤怠管理Plus300円(税要確認)PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS
(「freee工数管理」と連携可能)

(「freee工数管理」との連携で利用可能)

(英語)
ジョブカン勤怠管理220〜550円
*無料プランあり
PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS×
(英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語、ベトナム語)
ハーモス(HRMOS)勤怠110円〜
*無料プランあり
PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/Slack/LINE/LINE WORKS×
(「HRMOS日報」との連携で利用可能)
×
ジンジャー勤怠300円(税要確認)〜PC/スマートフォン/タブレット/ICカード
(英語、インドネシア語、タイ語 、台湾語、ベトナム語)
KING OF TIME330円PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証×
(英語・タイ語・ベトナム語・中国語)
CLOUZA220円PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/タイムレコーダー ×××
RecoRu110円PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/生体認証××××
マネーフォワード クラウド勤怠3,278円/1契約〜PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS××
(英語)
AKASHI220円〜PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/×
(英語)
タッチオンタイム330円PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証××
(英語)

1. freee勤怠管理Plus|システム連携や機能拡充に強み

出典:https://www.freee.co.jp/time-tracking-plus/

『freee勤怠管理Plus』は、フリー株式会社が提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。初期費用は無料、1ユーザーあたり300円(税要確認)の従量課金制なので、費用の無駄なく使えるのが魅力。月によって従業員数が変わる場合も問題ありません。

使いやすく直感的に操作できるため、はじめて勤怠管理システムを導入する企業にもおすすめ。CSVファイルとしてデータを取り出せるので、外部の給与計算システムとの連携も可能です。

また、同シリーズ製品であるfreee人事労務やfreee工数管理などとも連携できます。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
freee勤怠管理Plus300円(税要確認)PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/多言語対応・シフト管理:◯
・工数管理:「freee工数管理」と連携可能
・日報管理:「freee工数管理」との連携で利用可能
英語

2. ジョブカン勤怠管理|豊富な言語対応

出典:https://jobcan.ne.jp/

『ジョブカン勤怠管理』は、株式会社DONUTSが提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。累計導入実績で20万社以上を記録しているジョブカンシリーズの製品で、中小企業から大手企業まで幅広く導入されています(※)。

出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理の4つから使いたい機能を選んで導入でき、出勤管理のみの場合は1ユーザーあたり月額220円(税込)。シフト管理と組み合わせても330円(税込)でリーズナブルです。

電話やメール、チャットを通じたサポートが無料で提供されているため、はじめて勤怠管理をシステム化する場合も安心。有料で初期設定の代行も対応しています。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
ジョブカン勤怠管理220〜550円(税込)
*無料プランあり
PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート・シフト管理:◯
・工数管理:◯
・日報管理:×
英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語、ベトナム語

※“ジョブカン勤怠管理公式HP”参照

3. ハーモス(HRMOS)勤怠|システム連携で日報機能も拡充可

出典:https://hrmos.co/kintai/

『ハーモス(HRMOS)勤怠』は、株式会社ビズリーチが提供する中小企業におすすめの勤怠管理システムです。累計6万社以上で活用されており、ベンチャーや中小企業を中心に人気を集めています(※)。

ユーザー数が30名以下の場合は無料で使用でき、勤怠管理システムを導入したいものの費用面が気になる企業にはぴったり。有料プランであっても1ユーザーにつき月額110円(税込)なので、ランニングコストを抑えられるでしょう。

リーズナブルなだけでなく、直感的に操作でき使いやすい点も魅力。スマホアプリも用意されており、オフィスの内外を問わず気軽に打刻可能です。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
ハーモス(HRMOS)勤怠110円(税込)〜
*無料プランあり
PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/Slack/LINE/LINE WORKS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連携・シフト管理:◯
・工数管理:×
・日報管理:「HRMOS日報」との連携で利用可能
×

※“ハーモス(HRMOS)勤怠公式HP”参照

4. ジンジャー勤怠|シンプルでわかりやすい画面設計

出典:https://hcm-jinjer.com/kintai/

『ジンジャー勤怠』は、jinjer株式会社が提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。シンプルでわかりやすい画面設計が魅力で、システムに不慣れな人であっても簡単に操作できます。

機能に関しては、出退勤の管理やワークフロー、シフト管理、有給休暇管理などの基本機能のほか、英語やタイ語、ベトナム語など多言語対応も可能。外国人も積極的に採用している企業にはとくにおすすめです。

1ユーザーあたり300円(税要確認)で利用できるので、なるべく費用を抑えたい場合にも助かるでしょう。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
ジンジャー勤怠300円(税要確認)PC/スマートフォン/タブレット/ICカード打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/多言語対応連携・シフト管理:◯
・工数管理:×
・日報管理:×
英語、インドネシア語、タイ語 、台湾語、ベトナム語

5. KING OF TIME|工数管理機能も標準搭載

出典:https://www.kingoftime.jp/

『KING OF TIME』は、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。ユーザー数は320万人以上を記録しており、業種問わず多くの企業において導入されています(※)。

打刻方法が非常に豊富に用意されており、PCやスマートフォン、ICカードによる打刻だけでなく、指紋認証や指静脈認証、PCのログオン・ログオフ、顔認証などさまざまなニーズに対応。セキュリティ対策が充実した打刻方法にしたい場合も安心です。

また、電話やチャット、オンラインヘルプや動画コンテンツなど、サポート面が万全なのも安心できます。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
KING OF TIME330円(税込)PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連・シフト管理:◯
・工数管理:◯
・日報管理:×
英語・タイ語・ベトナム語・中国語

※“KING OF TIME公式HP”参照

6. CLOUZA|勤怠管理ツール大手「アマノ」のシステム

出典:https://clouza.jp/

『CLOUZA』はアマノビジネスソリューションズ株式会社が提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。

初期費用は無料、1ユーザーあたり月額220円(税込)で利用でき、リーズナブルでありながら勤怠管理に必要な基本機能を搭載。出退勤のリアルタイム管理や打刻時の位置情報確認、勤務時間の集計、休暇や残業の申請ワークフローなど、勤怠管理を効率化する機能がそろっています。

打刻方法はスマートフォンやPC、ICカードのほか、『TimeP@CK-iC Ⅳ CL』と連携しタイムレコーダーを活用可能。『TimePro』や『desknet’s NEO』など外部システムとの連携にも対応しています。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
CLOUZA220円(税込)PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/タイムレコーダー打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連携・シフト管理:◯
・工数管理:×
・日報管理:×
×

7. RecoRu(レコル)|豊富な外部サービス連携

出典:https://www.recoru.in/

『RecoRu(レコル)』は、中央システム株式会社が提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。

1ユーザーにつき月額110円(税込)と低価格でありながら、PCやスマートフォン、入館証、ICカードや生体認証を使って打刻できるほか、勤怠状況の管理や各種申請・承認、有給休暇の管理などをこれひとつで行えます。

freee人事労務やMFクラウド給与、SmartHRなど、連携できる外部サービスも豊富です。

残業や休日出勤が多い従業員は誰か、有給の取得率が低い従業員は誰かといった勤怠分析機能も搭載しているので、労働環境を把握・改善したい企業にもおすすめでしょう。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
RecoRu(レコル)110円(税込)PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/生体認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/勤怠分析・シフト管理:×
・工数管理:×
・日報管理:×
×

8. マネーフォワード クラウド勤怠|各種勤務形態に対応

出典:https://biz.moneyforward.com/attendance/

『マネーフォワード クラウド勤怠』は、株式会社マネーフォワードが提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。

さまざまな勤務形態に対応しており、基本勤務制をはじめフレックスや裁量労働制、シフト制や変形労働時間制など多様な就業ルールを併用して勤怠管理を行えます。

小規模事業者向けのプランは年額39,336円(税込)、中小企業向けは年額65,736円(税込)で利用でき、勤怠のみならず給与管理や年末調整、会計や請求書管理などの関連サービスも併用可能。バックオフィスをまとめてクラウド化したい企業にぴったりです。

サービス名料金(月額・1契約あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
マネーフォワード クラウド勤怠3,278円(税込)〜PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート・シフト管理:◯
・工数管理:×
・日報管理:×
英語

9. AKASHI|シフト管理・工数管理もできる

出典:https://ak4.jp/

『AKASHI』は、ソニービズネットワークス株式会社が提供する建設業におすすめの勤怠管理システムです。

出退勤の管理ができるタイムレコーダープランであれば1ユーザー月額220円(税込)、申請・修正込みのスタンダードプランは330円(税込)、シフト管理や工数管理が可能なプレミアムプランであれば440円(税込)と必要な機能でプランを選択でき、費用と機能の無駄なく使えるのが大きな特徴です。

打刻方法は、PCやスマートフォン、ICカードによる打刻のほか、GPSも活用可能。オフィス以外からの打刻にも信頼度をプラスできます。英語表示に対応できる点も心強いでしょう。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
AKASHI220円(税込)〜PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート・シフト管理:◯
・工数管理:◯
・日報管理:×
英語

10. タッチオンタイム|豊富な打刻方法を搭載

出典:https://www.kintaisystem.com/

『タッチオンタイム』は、株式会社デジジャパンが提供する建設業におすすめな勤怠管理システムです。53,000社以上に導入されてきた実績を誇り、発行ID数は320万以上を記録。多くの企業で活用されています。(※)

独自のタイムレコーダーである「タッチオンタイムレコーダー」を提供しており、これひとつでICカード認証やID+パスワード認証、生体認証が叶うのが便利なポイント。PCに接続する必要はありません。

その他にも、Web打刻や顔認証など幅広い打刻方法に対応可能です。また、1ユーザーあたり月額330円で全機能を使用でき、コストパフォーマンスに優れています。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
タッチオンタイム330円PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート・シフト管理:◯
・工数管理:×
・日報管理:×
英語

※“タッチオンタイム公式HP”参照

無料で使える勤怠管理システム一覧

本記事で紹介した建設業向けの勤怠管理システムのなかで、無料プランがあるものは以下の2つのサービスです。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能建設業で便利な機能多言語対応
ジョブカン勤怠管理220〜550円(税込)
*無料プランあり
PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート・シフト管理:◯
・工数管理:◯
・日報管理:×
英語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語、ベトナム語
HRMOS勤怠110円〜
*無料プランあり
PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/Slack/LINE/LINE WORKS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連携・シフト管理:◯
・工数管理:×
・日報管理:「HRMOS日報」との連携で利用可能
×

無料プランにはアカウント数や機能に制限があるので、お試し利用程度に考えるのがおすすめです。

建設業における勤怠管理システム導入の注意点

  • 従業員が使いやすいか要チェック
  • 導入にあたって従業員への周知と教育を行う

勤怠管理システムを導入する際には、まず従業員が使いやすいかどうかを確認することが重要。建設現場で働く従業員は、ITツールに不慣れな場合もあり、直感的に操作できるUIが求められます。実際に現場で試験導入し、従業員からのフィードバックを反映することがおすすめです。

また、システム導入に際しては従業員への周知と教育が必要。スムーズに運用スタートするためには、全従業員がその使い方を理解し、日常業務の一部として活用できるようになることが重要です。

導入前には説明会やトレーニングを行い、操作マニュアルを配布するなどして、従業員が新しいシステムに慣れるための支援を行うようにしましょう。

勤怠管理システムで建設業をDX化

建設業におすすめの勤怠管理システム選びでは、スマホ対応か、多言語対応か、業界特有の機能があるか、外部システムとの連携性などを確認する必要があります。

本記事では上記を踏まえ、建設業におすすめの勤怠管理システムをご紹介しました。比較一覧表で導入検討すべき機能の目安をつけつつ、細かい仕様や機能・プランは資料請求を行いチェックするのがおすすめです。

自社にあった勤怠管理システムを選び、業務のDX化を行いましょう。

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※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
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