中小企業向け労務管理システム15選|導入社数ランキングも紹介

本記事では、中小企業におすすめの労務管理システム15製品を厳選。労務管理システムを導入すべき中小企業の例や、労務管理システムの選び方、導入社数や安さで比較したランキングも紹介します。

導入に失敗しないための対策も解説するので、中小企業向けの勤怠管理システムをお探しの場合は参考にしてみてください。

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目次

労務管理システムがおすすめな中小企業の例

  • 労務関係のデータ集計に時間がかかっている
  • リアルタイムに勤怠を管理できていない
  • 打刻ミスや不正に悩んでいる
  • 法改正へスムーズに対応できない
  • 勤怠管理業務が属人化している

労務関係のデータ集計に時間がかかっている

手作業による労務関係のデータ集計は、時間と労力を消費します。この過程で生じるヒューマンエラーや遅延は、さらに業務の効率性を低下させる可能性が否めません。経営資源の無駄遣いにつながります。

効率的に業務を遂行できる労務管理システムを導入することにより、勤怠データの自動集計やリアルタイムの状況把握、労務手続きの可視化をサポート。管理業務の負担も軽減できます。

リアルタイムに勤怠を管理できていない

従業員の勤怠情報がリアルタイムで把握できない状況では、業務の効率性や正確性が損なわれます。

遅刻や早退などの勤怠変更に即座に対応できない状況は、業務スケジュールの調整や資源最適化の障害です。適切な給与計算にも支障が出るため、コンプライアンス違反のリスクにもなりかねません。

労務管理システムや数字管理に適した勤怠管理システムの導入は、この問題に対する解決策となります。

打刻ミスや不正に悩んでいる

従業員の打刻ミスや不正な時間帯の記録は、企業にとって深刻な問題です。

これらの不正行為は従業員への信頼性を損なうだけでなく、労働時間の正確な計測や賃金計算にも影響を与えます。自動化された勤怠管理システムなら、不正行為の検知や防止に貢献。

打刻や申請に対する承認フェーズを挟むことで、リアルタイムでミスや不正に気づきやすくなるでしょう。

法改正へスムーズに対応できない

労働法や規制の変更に対応するためには迅速かつ正確な労務情報の管理が必要ですが、手作業でのデータ処理では、法改正に対する適切な対応が難しくなります。

自動化された労務管理システムなら、法改正へのスムーズな対応が可能。企業の法的リスク軽減が見込めます。

また、クラウド型で提供されているサービスは法改正のアップデートを無料で行ってくれる場合も多く、追加コストを抑えて対応できるのも魅力です。

勤怠管理業務が属人化している

従業員や部署によって勤怠管理が異なる状況では、業務の標準化や効率化が困難です。

また、個々の従業員の判断や作業手順に依存することで、業務の一貫性や品質が低下するおそれもあります。

システム化によって業務プロセスの標準化や効率化を実現。業務リスクの軽減につながるでしょう。

中小企業向け労務管理システムを選ぶポイント

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労務管理システム勤怠管理システム
特徴勤怠・給与管理から人事管理、福利厚生まで包括的に管理シフト管理や休暇申請、リアルタイムの出勤確認など勤怠管理に特化
メリット包括的な管理ができるため、情報の連携や一元管理など便利に扱える勤怠機能に特化したシンプルな機能性で、余剰なコストも抑えられる
デメリット導入後、浸透までに工数がかかる導入後、浸透までに工数がかかる

そもそも労務管理システムとは、従業員の雇用にまつわる手続きやそれに必要なデータの収集・管理を包括的に行うシステムのこと。
従業員の就業状況のみにフォーカスする勤怠管理システムの機能は、労務管理システムの中にも含まれる場合があります。

どちらも利用する人数や機能の拡張性で料金が変動するため、中小企業向けのシンプルかつ過不足のないシステム選びが大切です。

自社の働き方にあっているか

企業の業種や規模、働き方に適したシステムを選ぶことが重要です。

例えば、シフト制やフレックス勤務、リモートワークなど、従業員の勤務形態に合わせ柔軟に対応できることが求められます。

また、カスタマイズ可能な機能や設定があるシステムであれば、企業独自の運用にも対応できるのでチェックしましょう。

ランニングコストは適正か

導入費用だけでなく、月額利用料やサポート費用などのランニングコストも考慮する必要があります。機能の豊富さ、サポート、利用人数に対する料金を鑑みてコストパフォーマンスに優れているかどうかを評価しましょう。

サーバー料金やアップデート、カスタマイズにかかる追加費用も含めて、総合的に判断することが重要です。

サービスの使い勝手を判断するには、無料トライアルやデモを活用するのがおすすめ。お試し期間を上手に使って導入サービスを比較検討しましょう。

誰でも使いやすいか

勤怠管理システムはすべての従業員が日常的に利用するため、操作が簡単で直感的に使えるインターフェースが求められます。従業員が短時間で操作を習得できることが重要です。

ユーザーマニュアルやサポート体制も充実していると、導入後の定着もスムーズになります。

ほかの労務管理システムと連携できるか

企業規模に合わせて勤怠管理システムのみを導入する場合は、給与計算や人事管理といったそのほかの労務管理システムとの連携が可能かどうかも視野に入れましょう。企業の成長に合わせてプランを選択できるため、無駄なく運用しやすいのがポイントです。

シームレスなデータ連携ができることで重複入力を避け、データの一貫性と正確性を保てます。API連携やデータエクスポート機能が充実しているシステムを選びましょう。

中小企業におすすめの労務管理システム15選

ここからは、労務管理システムの中から、中小企業向けに使いやすい勤怠管理機能が充実したサービスをご紹介します。

価格やトライアルの有無を重視したい場合は以下の比較一覧表を参考にしてみてください。サービス名をクリックすることで、紹介セクションにジャンプ可能です。

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サービス名料金(月額)主な打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
ジョブカン勤怠管理・無料プラン:0円(機能制限あり)
・有料プラン:220円(税込)〜/名
Web/ICカード/生体認証/GPS/LINE/Slack など出勤管理/シフト管理/休暇・申請管理/スマートフォン(モバイル)操作/工数管理
集計/超過労働対策/外国語表示/医療機関特化 など
20万社(累計)30日間
KING OF TIME330円/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連55,000社以上30日間
freee人事労務2,200円(税込)/最小5名〜
(ミニマムプラン・年払いの場合)
共有端末打刻/ICカード打刻機/ICカードリーダー/指紋・静脈認証 など勤怠管理/給与計算/給与明細の作成/従業員情報の管理/退社手続き/年末調整/定額減税への対応 など1ヶ月間
(お試し終了後は無料プランに移行。ただし各種機能制限あり)
CLOUZA220円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/タイムレコーダー打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連携30日間
タッチオンタイム330円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート53,000社以上30日間
ジンジャー勤怠300円(税要確認)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/多言語対応連携18,000社以上(累計)1ヶ月
e-就業OasiS要問合せPC/スマートフォン/タブレット/ICカード/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/スケジュール管理/休暇管理/各種アラート/ワークフロー/プロジェクト管理1ヶ月
マネーフォワード クラウド勤怠4,378円(税込)/契約PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート15万社以上(累計)1ヶ月
ハーモス(HRMOS)勤怠110円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/Slack/LINE/LINE WORKS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連携60,000社以上(累計)1ヶ月間
RecoRu(レコル)110円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/生体認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/勤怠分析30日間
タブレット タイムレコーダー・無料(3人まで)
・11,800円(税込)/10人〜
※11人の場合、20人分の料金が必要
iPad打刻/ダッシュボード/勤怠データ一覧/打刻時メール送信/集計ルール設定/給与計算ソフトとの連携 など8,090社以上3人までの利用は完全無料
KANRIL1,980円〜/30名ごとWeb/スマホアプリ位置情報の記録/打刻修正・承認作業/打刻忘れ防止通知/勤務状態の確認/残業時間の管理/締め日の設定/権限の管理/データ保存期間制限なし/勤務データの出力/バナー広告なし など
スマレジ・タイムカード・無料プラン:0円(30名まで・機能制限あり)
・有料プラン:2,420円(税込)〜
Web/スマホアプリ/笑顔認証不正防止パスコード/本人確認/位置情報(GPS)/勤務状況の遠隔確認/日報/回覧メッセージ/従業員グルーピング/ダッシュボード/労務アラート機能 など14万店舗以上アカウント作成より60日間
楽楽勤怠33,000円(税込)〜/1契約PC/スマートフォン/ICカード打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/給与システム連携83,000社以上
フリーウェイタイムレコーダー・無料プラン:0円(10名まで・機能制限あり)
・有料プラン:2,178円(税込)〜
※10名までの無料プランあり
Web/ICカード/GPS勤怠データの確認/会社ルールの設定/残業の管理/権限の設定/給与計算ソフト連携/勤怠集計機能
※無料プランあり

ジョブカン勤怠管理|機能を選んで導入できる

出典:https://jobcan.ne.jp/

『ジョブカン勤怠管理』は、株式会社DONUTSが提供する勤怠管理システムです。シリーズ累計導入社数は20万社を誇ります(※)。

出勤管理やシフト管理、休暇・申請管理、工数管理の4つから機能を選んで導入でき、機能や費用の無駄が出ないのがうれしいポイント。1機能につき110円(税込)から220円(税込)とリーズナブルなのも魅力です。

また、機能制限はあるものの無料プランも用意されており、費用を抑えて勤怠管理システムを導入したい小規模企業にぴったりといえるでしょう。

サービス名料金(月額)主な打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
ジョブカン勤怠管理・無料プラン:0円(機能制限あり)
・有料プラン:220円(税込)〜/名
Web/ICカード/生体認証/GPS/LINE/Slack など出勤管理/シフト管理/休暇・申請管理/スマートフォン(モバイル)操作/工数管理
集計/超過労働対策/外国語表示/医療機関特化 など
20万社(累計)30日間

※“ジョブカン勤怠管理”公式HP参照

KING OF TIME|豊富な打刻方法が魅力

出典:https://www.kingoftime.jp/

『KING OF TIME』は、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する中小企業におすすめの勤怠管理システムです。導入社数55,000社以上、ユーザー数は330万人以上を記録しており、業種問わず多くの企業において導入されています(※)。

打刻方法が豊富に用意されており、PCやスマートフォン、ICカードによる打刻だけでなく、指紋認証や指静脈認証、PCのログオン・ログオフ、顔認証などさまざまなニーズに対応。セキュリティ性の高い打刻方法にしたい場合も安心です。

また、電話やチャット、オンラインヘルプや動画コンテンツなど、サポート面が万全なのも安心できます。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
KING OF TIME330円/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連52,000社以上30日間

※“KING OF TIME公式HP”参照

freee人事労務|人事労務を一元管理

出典:https://www.freee.co.jp/hr/

『freee人事労務』は、会計ソフトで有名なfreeeシリーズの人事労務版の製品です。入退社手続き、保険手続き、給与明細発行、年末調整、マイナンバー管理などの労務管理に加えて、給与計算、勤怠管理などの業務をこの製品1つで行えます。

勤怠管理のみを導入したい場合は、330円(税込)/月〜のシンプルな料金で使える『freee 勤怠管理Plus』がおすすめです。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
freee人事労務2,200円(税込)/最小5名〜
(ミニマムプラン・年払いの場合)
共有端末打刻/ICカード打刻機/ICカードリーダー/指紋・静脈認証 など勤怠管理/給与計算/給与明細の作成/従業員情報の管理/退社手続き/年末調整/定額減税への対応 など1ヶ月間
(お試し終了後は無料プランに移行。ただし各種機能制限あり)

CLOUZA|シンプルで使いやすい

出典:https://clouza.jp/

『CLOUZA』はアマノビジネスソリューションズ株式会社が提供する、中小企業におすすめの勤怠管理システムです。

初期費用は無料、1ユーザーあたり月額220円(税込)で利用でき、リーズナブルでありながら勤怠管理に必要な基本機能を搭載。出退勤のリアルタイム管理や打刻時の位置情報確認、勤務時間の集計、休暇や残業の申請ワークフローなど、勤怠管理を効率化する機能がそろっています。

打刻方法はスマートフォンやPC、ICカードのほか、『TimeP@CK-iC Ⅳ CL』と連携しタイムレコーダーを活用可能。『TimePro』や『desknet’s NEO』など外部システムとの連携にも対応しています。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
CLOUZA220円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/タイムレコーダー打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連携30日間

タッチオンタイム|独自のタイムレコーダーが人気

出典:https://www.kintaisystem.com/

『タッチオンタイム』は、株式会社デジジャパンが提供する中小企業におすすめな勤怠管理システムです。55,000社以上に導入されてきた実績を誇り、発行ID数は330万以上を記録(※)。多くの企業で活用されています。

独自のタイムレコーダーである「タッチオンタイムレコーダー」を提供しており、これひとつでICカード認証やID+パスワード認証、生体認証が叶うのが便利なポイント。PCに接続する必要はありません。

そのほかにも、Web打刻や顔認証など幅広い打刻方法に対応可能。また、1ユーザーあたり月額330円で全機能を使用できるリーズナブルな価格帯もポイントです。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
タッチオンタイム330円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート53,000社以上30日間

※“タッチオンタイム公式HP”参照

ジンジャー勤怠|直感的に操作できる

出典:https://hcm-jinjer.com/kintai/

『ジンジャー勤怠』は、jinjer株式会社が提供する中小企業におすすめの勤怠管理システムです。サービス累計導入社数18,000社以上を誇るこちらはシンプルでわかりやすい画面設計が魅力で、システムに不慣れな人であっても簡単に操作できます(※)。

機能に関しては、出退勤の管理やワークフロー、シフト管理、有給休暇管理などの基本機能のほか、英語やタイ語、ベトナム語など多言語対応も可能。外国人も積極的に採用している企業にはとくにおすすめです。

1ユーザーあたり300円(税要確認)で利用できるので、なるべく費用を抑えたい場合にも助かるでしょう。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
ジンジャー勤怠300円(税要確認)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/多言語対応連携18,000社以上(累計)1ヶ月

※“jinjer 株式会社公式HP”参照

e-就業OasiS|初期設定はおまかせ可能

出典:https://www.nds-tyo.co.jp/e-oasis/

『e-就業OasiS』は、株式会社ニッポンダイナミックシステムズが提供する機能の充実した勤怠管理システムです。

メーカー設定型のシステムとして提供されており、初期設定を行うのは専任の導入支援担当者。打ち合わせにはじまり、スケジュール設定や管理者教育、マスターデータの登録や初期設定などをまとめて代行してもらえるので、導入時に戸惑う心配がありません。

豊富な機能の数々も魅力で、打刻や勤怠管理、工数管理に加え適切な働き方・休み方を叶える機能も搭載。自動集計機能で残業時間を可視化し、働き過ぎのリスクを抑えます。

サービス名料金(月額・1名あたり)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
e-就業OasiS要問合せPC/スマートフォン/タブレット/ICカード/PCログオン・オフ/顔認証打刻/勤怠集計/スケジュール管理/休暇管理/各種アラート/ワークフロー/プロジェクト管理1ヶ月

マネーフォワードクラウド勤怠|自動化でミスなく効率化

出典:https://biz.moneyforward.com/attendance/

『マネーフォワード クラウド』は、経理から人事、法務までさまざまな業務効率化システムを提供しています。中でも『マネーフォワード クラウド勤怠』は、株式会社マネーフォワードが提供する中小企業におすすめの勤怠管理システム。

中小企業から中堅、大企業まで業種問わず多くの企業に導入されており、導入法人事業者数はシリーズ累計15万社を突破しています(※)。

基本勤務制をはじめフレックスや裁量労働制、シフト制や変形労働時間制など多様な就業ルールに対応。

勤怠のみならず給与管理や年末調整、会計や請求書管理などの関連サービスも併用可能なので、バックオフィスをまとめてクラウド化したい企業にぴったりです。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
マネーフォワード クラウド勤怠4,378円(税込)/契約PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート15万社以上(累計)1ヶ月

※“マネーフォワードクラウド公式HP“参照

HRMOS勤怠|30名まで無料で使える

出典:https://hrmos.co/kintai/

『ハーモス(HRMOS)勤怠』は、株式会社ビズリーチが提供する中小企業におすすめの勤怠管理システムです。累計6万社以上で活用されており、ベンチャーや中小企業を中心に人気を集めています(※)。

ユーザー数が30名以下の場合は無料で使用でき、勤怠管理システムを導入したいものの費用面が気になる企業にはぴったり。有料プランであっても1ユーザーにつき月額110円(税込)なので、ランニングコストを抑えられるでしょう。

リーズナブルなだけでなく、直感的に操作でき使いやすい点も魅力。スマホアプリも用意されており、オフィスの内外を問わず気軽に打刻可能です。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
ハーモス(HRMOS)勤怠110円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/生体認証/GPS/Slack/LINE/LINE WORKS打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/API 連携累計60,000社以上1ヶ月間

※“ハーモス(HRMOS)勤怠公式HP”参照


RecoRu(レコル)|1人あたり110円で始めやすい

出典:https://www.recoru.in/

『RecoRu(レコル)』は、中央システム株式会社が提供する中小企業におすすめの勤怠管理システムです。

1ユーザーにつき月額110円(税込)と低価格でありながら、PCやスマートフォン、入館証、ICカードや生体認証を使って打刻できるほか、勤怠状況の管理や各種申請・承認、有給休暇の管理などをこれひとつで行えます。

freee人事労務や『MFクラウド給与』、『SmartHR』など、連携できる外部サービスも豊富です。

残業や休日出勤が多い従業員は誰か、有給の取得率が低い従業員は誰かといった勤怠分析機能も搭載しているので、労働環境を把握・改善したい企業にもおすすめでしょう。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
RecoRu(レコル)110円(税込)/名PC/スマートフォン/タブレット/ICカード/GPS/生体認証打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/勤怠分析30日間

タブレット タイムレコーダー|コミュニケーションも活性化

出典:https://www.tablet-time-recorder.net/

『タブレット タイムレコーダー』は、株式会社ネオレックスが提供。導入社数8,090社以上の勤怠管理システムです(※)。

大きな特徴は、iPadでの運用を想定したiOSアプリとして提供されている点。iPadにアプリをインストールすることにより、端末上で打刻や勤怠データのチェックなどを行えるだけでなく、LANアクセスによるPCからの接続にも対応しています。

さらに買い切りのため、ランニングコストを抑えられるのも魅力。4人以上から有料になるため、従業員数が多くない中・小規模企業向けの料金形態です。

また、サポーターフォーラムと呼ばれるWeb上の質問投稿ページとメールサポート、2種類のサポートが用意されているため、導入や運用を自力で進めるのが不安な方にもおすすめです。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
タブレット タイムレコーダー・無料(3人まで)
・11,800円(税込)/10人〜
※11人の場合、20人分の料金が必要
iPad打刻/ダッシュボード/勤怠データ一覧/打刻時メール送信/集計ルール設定/給与計算ソフトとの連携 など8,090社以上3人までの利用は完全無料

※“タブレットタイムレコーダー”公式HP参照


KANRIL|操作が簡単で低価格

出典:https://kanril.net/

『KANRIL』は、株式会社アンドエーアイが提供する勤怠管理システムです。アプリ開発事業のノウハウを活用し、開発費用を抑えリーズナブルにサービスを提供しています。

スマートフォンひとつあればすぐに導入でき、初期費用は無料、月額費用も30名で1,980円(税込)。1ユーザーにつきたったの66円から利用できるため、予算の限られる小規模企業にぴったりです。

必要な機能だけに絞ったシンプルな作りで、誰でも迷うことなく操作できるのも魅力でしょう。

サービス名料金(月額)主な打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
KANRIL1,980円〜/30名ごとWeb/スマホアプリ位置情報の記録/打刻修正・承認作業/打刻忘れ防止通知/勤務状態の確認/残業時間の管理/締め日の設定/権限の管理/データ保存期間制限なし/勤務データの出力/バナー広告なし など



スマレジ・タイムカード|勤怠から給与まで一気通貫

出典:https://timecard.smaregi.jp/

『スマレジ・タイムカード』は、株式会社スマレジが提供するクラウドタイプの勤怠管理システムです。14万店舗以上で登録されてきた実績を持ち、専門知識なしでも使いやすいシンプルな設計を採用しています(※)。

特徴は、勤怠管理機能は無料プランでも30名まで利用可能なだけでなく、メールサポート・チャットサポートが付いているところ。従業員数の少ない中小企業であれば、サポートを受けながら労務システムの導入・運用が叶います。

ただし、無料プランには自動給与計算、年末調整、法定三帳簿自動作成などの機能が付帯されていないため、勤怠管理とあわせてほかの業務も効率化させたい場合は有料プランを検討しましょう。

サービス名料金(月額)主な打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
スマレジ・タイムカード・無料プラン:0円(30名まで・機能制限あり)
・有料プラン:2,420円(税込)〜
Web/スマホアプリ/笑顔認証不正防止パスコード/本人確認/位置情報(GPS)/勤務状況の遠隔確認/日報/回覧メッセージ/従業員グルーピング/ダッシュボード/労務アラート機能 など14万店舗以上アカウント作成より60日間

※“スマレジ・タイムカード公式HP”参照



楽楽勤怠|専任サポートが頼りになる

出典:https://www.rakurakukintai.jp/

『楽楽勤怠』は、83,000社以上の導入社数を誇る株式会社ラクスが提供する勤怠管理システムです(※)。

勤怠管理をはじめ勤務時間の集計・管理や休暇・残業管理、工数管理といった基本機能のほか、働き方改革に対応した機能も豊富に搭載。労働時間の客観的な把握や36協定、残業超過を予防するアラートなどを利用できます。

基本労働制だけでなく、フレックスタイム制やテレワーク、時短勤務などさまざまな働き方に対応できる点も魅力です。

電話やメール、オンライン会議ツールを活用した専任サポートサービスが用意されているため、はじめて勤怠管理システムを導入する企業にもおすすめでしょう。

サービス名料金(月額)打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
楽楽勤怠33,000円(税込)〜/1契約PC/スマートフォン/ICカード打刻/勤怠集計/申請・承認/シフト管理/休暇管理/各種アラート/給与システム連携83,000社以上

※“楽々勤怠公式HP”参照


フリーウェイタイムレコーダー|10名まで無期限で無料

出典:https://freeway-timerecorder.com/

『フリーウェイタイムレコーダー』は、株式会社フリーウェイジャパンが提供する勤怠管理システムです。

従業員数が10名までであれば無料で利用でき、小規模企業であれば費用を抑えて導入可能。11名以上が対象の有料版も、ひとつの企業につき月額2,178円(税込)とリーズナブルに導入できます。

導入方法は非常にシンプルで、申し込み後にIDやパスワードを設定するだけ。最短即日利用(※)も可能です。

サービス名料金(月額)主な打刻方法主な機能導入社数無料トライアル
フリーウェイタイムレコーダー・無料プラン:0円(10名まで・機能制限あり)
・有料プラン:2,178円(税込)〜
※10名までの無料プランあり
Web/ICカード/GPS勤怠データの確認/会社ルールの設定/残業の管理/権限の設定/給与計算ソフト連携/勤怠集計機能
※無料プランあり

※“フリーウェイタイムレコーダー公式HP”参照

\一括請求だから手間なし!カンタン!/

【導入社数ランキング】中小企業向け勤怠管理システムTOP5

  1. スマレジ・タイムカード:14万店舗以上
  2. 楽楽勤怠:83,000社以上
  3. タッチオンタイム:55,000社
  4. KING OF TIME:55,000社
  5. タブレット タイムレコーダー:8,090社以上

本記事で紹介したうち、導入実績が多いサービスを抜粋しました。導入実績の豊富さは企業のノウハウの多さ、同規模・同業種のサポート経験があるかどうかを判断するのに有効です。

※2024年6月時点。サービス累計導入社数を掲載しているもの、公式HP上で導入社数を確認できなかったものは除外してランキングを作成しています。

【料金の安さランキング】中小企業向け勤怠管理システムTOP5

  1. ハーモス勤怠:110円(税込)/名
  2. RecoRu:110円(税込)/名
  3. CLOUZA:220円(税込)/名
  4. タッチオンタイム:220円(税込)/名
  5. KING OF TIME:330円/名

月額料金が安いサービスを抜粋してまとめました。本記事で紹介したサービスの中では1名あたりの月額110円(税込)〜が最安です。
ただし、以下のサービスでは無料プランを提供しています。

  • ジョブカン勤怠管理
  • freee人事労務
  • スマレジ・タイムカード
  • フリーウェイタイムレコーダー

上記のサービスはずっと無料で使用できますが、人数制限、機能制限があるため自社に合った過不足のないものを選択するのが大切です。

失敗例から学ぶ勤怠管理システムの導入で成功するコツ

勤怠管理システムの導入は、業務の効率化や正確な勤怠管理に大いに役立ちますが、導入に失敗する例も少なくありません。以下に、よくある失敗例とその解決策を紹介します。

失敗例①従業員のミスが減らない

「せっかく労務管理システムを導入したのに、思ったほどミスが減らない」という現状に直面する場合があります。これは、導入前にニーズの明確化が不足していることや、十分なシステムの浸透がされていないのが原因です。

対策として、導入前に自社のニーズを明確にし、必要な機能と不要な機能を洗い出しましょう。その上で、システム選定時には、デモ版を試用するなどして、実際の運用をシミュレーションすることが重要です。

また、カスタマイズが可能なシステムを選ぶことで、自社のニーズに最適な機能を利用することができます。

失敗例②機能が足りないor多い

導入したシステムが必要な機能を持っていなかったり、逆に不要な機能が多すぎて使いにくかったりすることがあります。これは、導入前にニーズや課題の明確化が不足していることが原因です。

ムダな機能が多いとその分コストもかかってしまうため、システムやプランの迅速な見直しが必要になります。

この失敗を防ぐために、まず導入前に自社のニーズを明確にし、必要な機能と不要な機能を洗い出しましょう。その上でシステム選定時にはデモ版を試用するなどして、実際の運用をシミュレーションすることが重要です。

担当者が導入サポートや相談を受け付けてくれるサービスも多数あるため、上手に活用して最適な機能性のものを選びましょう。

失敗例③ランニングコストが負担となってしまった

システムの導入後、月額利用料や保守費用が想定以上にかかり、経済的な負担となる場合があります。これは、初期費用だけに注目し、ランニングコストの詳細を十分に把握していないことが原因です。

システム導入前に初期費用だけでなく、月額利用料、保守費用、アップデート費用などのランニングコストを詳細に見積もって確認しましょう。また複数のシステムを比較し、総合的なコストパフォーマンスを評価することも重要。

また、削減できるコストに見合った費用かどうか、長期的な費用対効果を考慮して回収期間を見据えた選定を行うのがポイントです。

勤怠管理システムに活用できる補助金

勤怠管理システムの導入は、中小企業の労務管理を効率化し、生産性を向上させる重要な投資。コストをネックに導入を迷っている場合には、補助金を活用するのがおすすめです。

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概要補助率上限額申請方法
IT導入補助金中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に活用できる補助金導入費用の1/2最大450万円
※2024年度
見積もりを元に申請し、導入。その実績に応じて補助金交付手続きを受ける
働き方改革推進支援助成金働き方改革の一環として、中小企業の労働環境改善や生産性向上を支援する助成金。以下のいずれか低い方の額を補助。
・成果目標1から3の上限額および賃金加算額の合計額
・対象経費の合計額×補助率3/4
25〜200万円成果目標を設定し、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へ提出する

各補助金の詳細については、公式ウェブサイトや窓口で最新情報を確認し、適切な申請手続きを行いましょう。

IT導入補助金対象の中小企業向け労務管理システムは?

本記事で紹介したサービスのうち、「IT導入支援事業者認定」がホームページで確認できたのは以下のシステムです。

  • ジョブカン勤怠管理
  • KING OF TIME
  • freee人事労務
  • タッチオンタイム
  • ジンジャー勤怠
  • e-就業OasiS
  • マネーフォワードクラウド勤怠
  • HRMOS勤怠
  • スマレジ・タイムカード

1つのサービス導入に対して、IT導入補助金対象と働き方改革推進支援助成金は併用できないため注意が必要です。

ただし、補助対象となる事業内容(サービス・ソフトウェア、経費等)が重複しない場合は申請できるため、適応の場合は上手に使い分けましょう。

【まとめ】中小企業の労務管理はシステムで効率化しよう

中小企業にとって、労務管理の効率化は経営の安定と成長に不可欠です。

手作業による勤怠データの集計や法改正への対応、打刻ミスの防止など、従来の方法では多くの時間と労力がかかります。労務管理システムの導入により、これらの課題を解決し、業務の効率化を図ることができるでしょう。

労務管理の属人化を防ぎ、業務プロセスを標準化。結果として、従業員の労働環境の改善や企業の競争力向上にもよい影響が期待できます。

この記事を参考に、導入時の注意点や失敗例を押さえて自社にあったサービスを選んでみてください。

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中小企業の労務管理システムに関するFAQ

無料で使える勤怠管理システムはある?

本記事で紹介したサービス内で、フリープランや有料プランの無料お試し期間が設けられている労務管理・勤怠管理システムは以下です。

<無料プランがあるサービス>

  • ジョブカン勤怠管理
  • スマレジ・タイムカード
  • フリーウェイタイムレコーダー
  • freee人事労務

<無料トライアル期間があるサービス>

  • ジョブカン勤怠管理:30日間
  • KING OF TIME:30日間
  • freee人事労務:1ヶ月間
  • CLOUZA:30日間
  • タッチオンタイム:30日間
  • ジンジャー勤怠:1ヶ月間
  • e-就業OasiS:1ヶ月間
  • マネーフォワード クラウド勤怠:1ヶ月間
  • ハーモス(HRMOS)勤怠:1ヶ月間
  • RecoRu(レコル):30日間
  • スマレジ・タイムカード:アカウント作成より60日間

建設業や医療など、業界に特化した勤怠管理システムはある?

勤怠管理システムの中には夜勤の多い医療業界や、天候によって勤務時間の変更が多い建設業などの多様な働き方に対応したものも多く存在します。

<例>

  • 介護業界向け
    ケアズコネクト、シフトマックス、かえる勤怠管理 介護 など
  • 建設業界向け
    使えるくらうど勤怠管理for建設業、現場ポケット など

ほかにも特定の業界をターゲットにリリースされているシステムもありますが、勤怠管理のカスタマイズ性があるものなら比較的どの業界でも使用しやすいといえるでしょう。

※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
当サイトでおすすめしているものは、一般社団法人日本クラウド産業協会のクラウドサービス情報開示認定制度から得られた情報や、各Saasサービスの最新の公式サイトの情報を参考にしています。

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