無料で使える労務管理システム7選を比較!完全無料版や有料版との違いも解説

無料で利用できるおすすめ労務管理システムを紹介。メリットからデメリット、選び方のポイントまで徹底解説します。無料版の労務管理システムは有料版に比べ高度な機能に制限があるものの、中小企業やスタートアップに有用です。

無料版の機能と有料版の違いを解説するとともに、効果を最大化する効率的な活用方法も詳しく解説。労務管理をスムーズに行うための情報が満載です。

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目次

【無料】労務管理システムおすすめを一覧表で比較

<【完全無料】労務管理システムおすすめ4選比較一覧表>

スクロールできます
サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料プランの機能制限サポート
ジョブカン労務HR無料・無料プラン:0円
※従業員数 5名まで

・有料プラン:440円/月~
※在職中ユーザー1名につき
労務管理業務の一気通貫を実現。給与計算・明細作成、年末調整、入社手続きから勤怠管理まで対応可能。・人材管理利用人数5名まで
・電子契約、申請機能なし
・データ保持期間が30日間のみ
・年末調整利用不可
・ストレスチェック利用不可
・チャットサポート利用不可
・ジョブカンシリーズのAPI連携利用不可
・CSVデータの新規登録・更新不可
⚪︎
(無料版:ヘルプページのみ)
SmartHR無料・¥0プラン:0円
※従業員数 30名まで

・その他プラン:要問合せ
入社手続きから雇用管理、退社手続きまで人事に関わる業務に対応可能。労務管理に特化し、充実した機能を搭載。・30名まで
・利用できるのは「労務管理プラン」のみ
・有料オプション利用不可
・サポートチャット、SmartHRユーザーコミュニティ「PARK」、導入サポート資料は利用不可
・家族情報の出力形式の選択・カスタムダウンロードフォーマット編集機能
・従業員向けのお知らせ掲示板使用不可
・多言語化対応なし
・スマートフォン向けアプリ「SmartHR」使用不可
⚪︎
(無料版:ヘルプセンター、SmartHRスクールのみ)
オフィスステーション 労務ライト無料無料行政手続のの申請・届出ができる『e-Gov電子申請』と連携し、さらに利便性を高められる。台帳管理、電子申請に特化したシステム。なし要問合せ
freee人事労務無料・無料プラン:0円
・有料プラン:440円~
労務管理業務の一気通貫を実現。給与計算・明細作成、年末調整、入社手続きから勤怠管理まで対応可能。・入退社書類の閲覧不可
・退職時書類、源泉徴収票の出力不可
・従業員ユーザーの自身の編集が閲覧不可
・身上変更ワークフロー閲覧不可
・勤怠一覧の閲覧/登録、打刻、ワークフロー、休暇閲覧不可
・給与明細一覧/個別、賞与明細一覧/個別の閲覧不可
・賞与支払届
・総括表、その他書類ファイル出力不可
・カスタム項目の利用不可
⚪︎
(無料版:チャットボット のみ)

<【無料トライアルあり】労務管理システムおすすめ3選比較一覧表>

スクロールできます
サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料トライアル期間サポート
ジンジャー人事労務(社保手続き)要問合せ300円(税要確認)~×利用者数
※月額費用は利用サービスによって変動
人材情報と連携し、労務手続きに必要な情報をスムーズに反映。オプション追加でバックオフィスを一元管理可能1ヶ月・電話、メール、AIチャットサポート
・プランごとに初期設定サポートや訪問サポートあり
マネーフォワード クラウド社会保険法人向け(51名以上)プランのみ必要、要問合せ・個人向け年額プラン:990円〜
・法人向け(50名以下)年額プラン:3,278円〜
・法人向け(51名以上):要問合せ
書類作成から申請までのペーパーレス化を実現。マネーフォワードの関連サービスとの相互連携が可能で、さらに効率化を図れる1ヶ月
※個人向けプランのみ
・サポートサイト
・メール/チャット
sai*reco(サイレコ)要問合せ220円(税要確認)/名~

※従業員規模100名程度〜の場合。小規模向けディスカウントも可能
全情報を一元化し、もらさず蓄積可能。定型業務の自動化を進め、ルーチンワークの無駄を削減。人事情報の組織内の共有にも有効14日間おまかせサポート(設定代行プラン)
・標準サポート(導入サポートプラン)
・メール/ 電話サポート

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労務管理システムとは?

労務管理システムは、基本的に従業員の雇用から労働に関連する一連の手続きをサポートするシステム。

クラウド版のシステムがほとんどで、ペーパーレス推進や煩雑な業務の自動化におすすめ。働き方改革や人手不足の解消などといった課題にも対応できます。

<労務管理システムでできること|主な機能一覧>

労務管理雇用に係る社保手続きや有給休暇や特別休暇などの休暇管理を簡易化し、従業員の休暇残数や利用状況を追跡
勤怠管理従業員の出勤・退勤時間の記録、休暇申請、シフト管理、勤務時間の集計などを自動化し、労働時間の正確な管理を支援
給与計算勤務時間や給与体系に基づいて給与の計算を行い、給与明細の作成や支払いを効率化
人事管理従業員の基本情報やスキル管理、評価、昇進や人事異動などの管理を支援
法令遵守サポート労働関連の法律や規則の遵守を支援する機能
(例:超過労働アラート、不正打刻防止など)
コミュニケーション機能従業員間や管理者との連絡、通知、コミュニケーションを円滑にする機能が含まれる場合もある
(例:チャットツール連携、掲示板、回覧機能など)

これらは企業や組織のニーズにあわせて機能やシステムを連携させ、カスタマイズ可能な場合もあります。とくに勤怠管理、給与計算などの機能は単体で導入でき、労務管理システムとは別のものとして紹介されていることもしばしば。

導入時には、具体的な業務要件や効率化の目標に応じて機能を選定することが重要です。

無料版と有料版の違いを押さえよう

無料の労務管理システム有料の労務管理システム
機能制限あり制限なし、もしくは追加機能が使える
※プランによっても変化
導入費用サービスによるが、クラウド型なら無料のものも多いサービスによるが、オンプレミス型だと必要になることが多い
利用人数サービスによるが、ほとんどの場合制限あり適したものを選択可能
※プランによっても変化
利用シーン・効率化したい業務が決まっている
・個人〜小規模事業者
・労務を包括的に効率化したい
・人数の多い大企業向け
サポートなし、もしくは連絡方法に制限あり適したものを選択可能
※プランによっても変化

有料版、無料版の労務管理システムは、料金のほか、主に機能面に制限があるのが大きな違いです。無料で労務管理システムを導入できても、機能に不足があると効率化が進まず本末転倒になってしまいます。

企業のニーズや予算に応じて、適切なバージョンを選択することが重要です。

【完全無料】労務管理システムおすすめ4選

ジョブカン労務HR

出典:https://lms.jobcan.ne.jp/

『ジョブカン労務HR』は、社会保険・労働保険の手続きを帳票作成から電子申請までサポート。無料で労務手続きを管理できるシステムです。

労務管理プランのみ完全無料で使用でき、無料版で制限されていることも多い電子申請や年末調整機能もそのまま使えます。

有料版なら人事労務がさらに効率化する機能やオプションを備えており、サポートも充実。会社規模の成長にも十分対応してくれます。

スクロールできます
サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料プランの機能制限サポート
ジョブカン労務HR無料・無料プラン:0円
※従業員数5名まで
・有料プラン:440円/月~
※在職中ユーザー1名につき
労務管理業務の一気通貫を実現。
給与計算・明細作成、年末調整、入社手続きから勤怠管理まで対応可能。
・人材管理利用人数5名まで
・電子契約、申請機能なし
・データ保持期間が30日間のみ
・年末調整利用不可
・ストレスチェック利用不可
・チャットサポート利用不可
・ジョブカンシリーズのAPI連携利用不可
・CSVデータの新規登録、更新不可
⚪︎
(無料版:ヘルプページのみ)

SmartHR

出典:https://smarthr.jp/

『SmartHR』は、入社手続きや雇用契約などの基本的な労務管理業務はもちろんのこと、給与明細や年末調整、マイナンバー管理などの多様な人事労務手続きにも対応しています。人事評価や従業員サーベイなどのマネジメントにも利用可能な多彩な製品です。

無料プランでもしっかり労務管理機能を使えるのがポイント。社会保険、雇用保険手続きや電子申請をはじめ、年末調整、給与明細機能まで幅広く使用できます。

ただし、サポートの制限が大きくなるので使い勝手や不明点は事前に確認しておきましょう。

サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料プランの機能制限サポート
SmartHR無料・¥0プラン:0円
※従業員数 30名まで
・その他プラン:要問合せ
入社手続きから雇用管理、退社手続きまで人事に関わる業務に対応可能。
労務管理に特化し、充実した機能を搭載
・30名まで
・利用できるのは「労務管理プラン」のみ
・有料オプション利用不可
・サポートチャット、SmartHRユーザーコミュニティ「PARK」、導入サポート資料は利用不可
・家族情報の出力形式の選択
・カスタムダウンロードフォーマット編集機能
・従業員向けのお知らせ掲示板使用不可
・多言語化対応なし
・スマートフォン向けアプリ「SmartHR」使用不可
⚪︎
(無料版:ヘルプセンター、SmartHRスクールのみ)

オフィスステーション 労務ライト

出典:https://www.officestation.jp/roumu-lite/

『オフィスステーション 労務ライト』は、労務手続きのなかでも電子申請の拡張性や従業員情報の管理が可能な台帳管理機能に特化した労務管理システムです。

シンプルな機能と直感的な操作性で、迷わず使えるのがポイント。「まずは各手続きのペーパーレス化だけ進めたい」といった事業者におすすめです。

有料版を使いたい場合は、『オフィスステーション 労務』にアップグレードしましょう。こちらは年末調整、Web給与明細、有休管理やマイナンバー管理など、労務に関連する業務を網羅的にサポートできます。

サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料プランの機能制限サポート
オフィスステーション 労務ライト無料無料行政手続のの申請・届出ができる『e-Gov電子申請』と連携し、さらに利便性を高められる。
台帳管理、電子申請に特化。
なし要問合せ

freee人事労務

出典:https://www.freee.co.jp/hr/

『freee人事労務』は、freeeシリーズの人事労務版の製品です。入退社手続き、保険手続き、給与明細発行、年末調整、マイナンバー管理などの労務管理に加えて、給与計算、勤怠管理などの業務をこの製品1つで行えます。

ずっと無料で使える無料プランは、有料版のお試し期間終了後に移行されます。プランに切り替え後もそれまでに利用したデータが消去されることはありませんが、閲覧や出力などの機能が制限されます。

「無料プランで使い続ける」というよりは、使用できなくなって不便に感じた機能の見極めとして活用するのがおすすめです。

サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料プランの機能制限サポート
freee人事労務無料・無料プラン:0円
・有料プラン:440円~
労務管理業務の一気通貫を実現。給与計算・明細作成、年末調整、入社手続きから勤怠管理まで対応可能。・入退社書類の閲覧不可
・退職時書類、源泉徴収票の出力不可
・従業員ユーザーの自身の編集が閲覧不可
・身上変更ワークフロー閲覧不可
・勤怠一覧の閲覧/登録、打刻、ワークフロー、休暇閲覧不可
・給与明細一覧/個別、賞与明細一覧/個別の閲覧不可
・賞与支払届
・総括表、その他書類ファイル出力不可
・カスタム項目の利用不可
⚪︎
(無料版:チャットボット のみ)

【無料トライアルあり】労務管理システムおすすめ3選

ジンジャー人事労務(社保手続き)

出典:https://hcm-jinjer.com/roumu/

『ジンジャー人事労務(社保手続き)』は、業界を問わず18,000社以上(※)に導入されている労務管理システムです。無料トライアルはたっぷり1ヶ月間。しっかり確認した上で導入可能です。

人事情報と連携されたデータをもとに、労務手続きに必要な帳票を自動で作成更新に伴い変更が必要になるワークフローや給与計算情報、経費処理情報に自動で連携できます。

電子申請に対応しているので、入退社手続きをWeb上で完結できるのも魅力。効率的な労務管理をサポートしてくれます。

※“jinjer株式会社公式HP”参照

サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料トライアル期間サポート
ジンジャー人事労務(社保手続き)要問合せ300円(税要確認)~×利用者数
※月額費用は利用サービスによって変動
人材情報と連携し、労務手続きに必要な情報をスムーズに反映。
オプション追加でバックオフィスを一元管理可能
1ヶ月・電話、メール、AIチャットサポート
・プランごとに初期設定サポートや訪問サポートあり

マネーフォワード クラウド社会保険

出典:https://biz.moneyforward.com/social_insurance/

『マネーフォワード クラウド社会保険』は、社会保険手続きに必要な書類作成から、提出書類の電子申請まで一連の業務を効率化できるクラウド型労務管理システム。

会計ソフトで有名な『マネーフォワード』がリリースしており、シリーズの給与計算ソフトと連携して使用することも可能です。

個人から大規模企業まで幅広く対応できるプランがあり、個人プランのみ無料トライアルが可能。人数にあわせて料金形態が変動するので、予算やリソースに限りのある中小企業も導入しやすいのがポイントです。

サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料トライアル期間サポート
マネーフォワード クラウド社会保険法人向け(51名以上)プランのみ必要、要問合せ・個人向け年額プラン:990円〜
・法人向け(50名以下)年額プラン:3,278円〜
・法人向け(51名以上):要問合せ
書類作成から申請までのペーパーレス化を実現。
マネーフォワードの関連サービスとの相互連携が可能で、さらに効率化を図れる
1ヶ月
※個人向けプランのみ
・サポートサイト
・メール/チャット

sai*reco(サイレコ)

出典:https://saireco.jp/

『sai*reco(サイレコ)』は、組織人事の情報を蓄積し、有効な経営情報としての活用を支援するクラウド型労務管理システム。とくに人事関係を強化したい事業者に向いています。

人事評価や管理のシステム化のほかにも、給与明細や従業員管理などの労務周りも網羅。最新の人事データが蓄積され続けるので、入退社時業務も自動化できスムーズに行えます。

属人的になりがちな人事管理を見直したい、担当者の負担を軽減したいといった課題を抱える事業者にぴったりです。

サービス名初期費用(税込)月額(税込)特徴無料トライアル期間サポート
sai*reco(サイレコ)要問合せ220円(税要確認)/名~
※従業員規模100名程度〜の場合。小規模向けディスカウントも可能
全情報を一元化し、もらさず蓄積可能。定型業務の自動化を進め、ルーチンワークの無駄を削減。人事情報の組織内の共有にも有効14日間おまかせサポート(設定代行プラン)
・標準サポート(導入サポートプラン)
・メール/ 電話サポート

無料の労務管理システムのメリット

  • 初期コストがかからず導入ハードルが低い
  • 無料かつ小規模事業者に適した機能性をもつ

初期コストがかからず導入ハードルが低い

無料の労務管理システムはほとんどの場合初期投資が不要であるため、資金繰りの負担が少なく済みます。とくに小規模事業者やスタートアップ企業など、予算に制約がある場合でも導入しやすいです。

また、無料プランのある労務管理システムはクラウド型がほとんどで、通常インストールや設定が比較的容易。専門知識がなくても利用を開始しやすい特徴があります。

将来的には有料版へのアップグレードが可能で、必要に応じて機能を拡張できるのも魅力です。

無料かつ小規模事業者に適した機能性をもつ

多くの無料の労務管理システムは、基本的な勤怠管理やシフト管理、従業員データの管理など、小規模事業者が必要とする基本的な機能を備えています。無料版でも、企業規模や必要な機能を備えていれば業務効率の向上や法令遵守を支援することが可能です。

さらに労務管理システムはクラウド版が主流となっており、オンラインでのデータ管理や、場所を選ばずアクセスできます。

無料の労務管理システムでも、クラウド型であれば定期的な更新や一部サポートは提供されることが一般的です。ただし、機能や利用条件については各システムごとに異なるため、事前に十分な比較検討を行いましょう。

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無料の労務管理システムの導入の注意点

無料の労務管理システムは、企業のニーズや規模にあっていれば最適な選択となりますが、機能やサポートの範囲には注意が必要です。

  • 機能の制限
    無料の労務管理システムには通常、有料版と比較して機能が制限されています。とくに高度なレポート機能やカスタマイズ性、サポートの質などです。自社のニーズにあった機能が提供されているか、事前に確認しましょう。
  • 将来の拡張性とサポート
    無料のシステムは将来的な業務拡大や新たな機能要件にどれだけ対応できるかが重要です。将来的に有料版への移行も可能なプラン体系か、追加サービスの提供や他システムとの連携が可能かを確認しましょう。また、運営企業のサポート体制やコミュニティサポートの充実度も重要です。
  • 将来的なコスト見積もり
    無料で導入できますが、将来的に有料版への移行や追加機能の購入が必要になる場合があります。その際のコスト見積もりや移行の手順についても、事前に把握しておくとよいでしょう。

事前の十分な調査と比較を行い、自社のニーズに最適なシステムを選ぶことが成功のカギとなります。

無料版労務管理システムを選ぶ際のポイント

  • 自社のニーズにあった機能か
  • ユーザーフレンドリーなインターフェース
  • サポートやコミュニティの充実度

自社のニーズにあった機能か

無料版は通常、有料版と比較して機能が制限されています。例えば、シフト管理、勤怠管理、給与計算、休暇管理など、自社の必要な機能が無料版でも提供されているかどうかを確認しましょう。

将来的な業務拡大やデータ量の増加に対応できるかどうかも考慮するのがおすすめです。

また、有料版についても追加機能の提供やカスタマイズが可能かも確認しておくとよいでしょう。

ユーザーフレンドリーなインターフェース

労務管理システムのインターフェースが使いやすいかどうかは、労務管理の効率性に直結します。無料版でも操作が直感的であり、従業員や管理者が容易にデータ入力やシフト調整を行えることが重要です。

ドラッグ&ドロップでシフトを設定できたり、ワンクリックで勤怠データが確認できたりと、使いやすいかどうかを評価しましょう。比較の際、無料トライアルやデモ版を活用すると実際の画面で試せます。

サポートやコミュニティの充実度

無料版でも問題が生じた際、迅速に対応してくれるサポート体制が整っているかどうかを確認しましょう。メールやチャット、電話など、さまざまな方法でサポートを受けられるかの確認が重要です。

またサポートの制限が不安な場合も、導入者数が多い有名な労務システムであれば、活発な利用者コミュニティがあるケースもあります。不明点があったときでも、他のユーザーからのフィードバックや解決策を得やすいでしょう。

充実したサポートとコミュニティがあれば、問題が生じた際にスムーズに解決できるだけでなく、システムの活用方法も学びやすくなります。

無料版労務管理システムを有料版へアップグレードするタイミング

アップグレードの検討は、自社のニーズや予算、今後の成長計画を考慮して無料版では不足になると感じる、またそれが予想できた時がおすすめです。

具体的なタイミングの指標として、以下のポイントを参考にしましょう。

  • 機能の追加が必要になった時
    無料版では提供されていない特定の機能や機能拡張が必要になった場合、有料版へのアップグレードを検討します。例えば、より高度なレポートや分析機能、API連携などが必要な場合です。
  • 利用者やデータの増加
    無料版では利用者数やデータの管理に制限があり、それを超えると有料版への移行が推奨されることがあります。例えば、従業員数が増えて管理が複雑になった場合もその1つ。
  • サポートやセキュリティの要件
    有料版では一般的にサポートやセキュリティ対策が充実しているため、必要な場合に適宜アップグレードを検討します。
  • コストとのバランス
    無料版では十分な機能を提供しているか、有料版の追加機能やサポートを受ける価値があるかどうか、コストとのバランスを考えて判断します。

労務管理システムを無料で使いたい方向けの気になるQ&A

  • Q1. 人事管理を無料で行いたいときのおすすめツールは?
  • Q2. 労務管理業務の中で勤怠管理を無料で効率化したいときは?
  • Q3. 無料版労務管理システムを最大限に活用するコツは?

Q1. 人事管理を無料で行いたいときのおすすめツールは?

本記事で紹介した無料で使える人事管理機能のあるサービスの中では、『sai*reco(サイレコ)』がおすすめ。2週間のトライアル期間があり、システムを検討可能です。

人事管理システムは料金が要問合せであったり、無料プランがないシステムが多い傾向です。

「もっと人事管理システムを詳しく知りたい」という方は、以下の記事も参考にしてみてください。

Q2. 労務管理業務の中で勤怠管理を無料で効率化したいときは?

労務管理は人材雇用におけるさまざまな包括的業務のことを指しますが、機能としては社会保険手続きや有給管理、福利厚生といった制度周りの手続き・申請業務として区別されている場合もあります。

そのため勤怠管理のみを無料で効率化したい場合は、「勤怠管理システム」を単体で導入する方が望む効果を得やすいでしょう。

エクセルやGoogleシートの活用もできますが、構築やシステム化に手間がかかってしまいます。スマホやアプリで使える利便性にも注目するのがおすすめです。

以下では、無料プランのある勤怠管理システムも紹介しています。

Q3. 無料版労務管理システムを最大限に活用するコツは?

無料版の労務管理システムを効果的に活用し、業務の効率化や管理の向上につなげるには以下を意識してみましょう。

  1. 基本機能の活用
    無料版では機能制限がありますが、まずは使える基本機能を十分に理解しておくことが重要。余すことなく効果的に活用しましょう。
  2. アップグレードの検討
    無料版の利用で得たデータや利用者のフィードバックを元に、将来的に有料版へのアップグレードを検討することも重要です。有料版ではさらに高度な機能やカスタマイズが可能になり、業務の効率化や管理の精度向上が期待できます。

無料版労務管理システムを賢く活用して業務効率化を始めよう

無料版労務管理システムは業務効率化の強力なツールです。ただし、機能には制限があるので無料版でできることを明確に把握し、使いこなすことが重要。

機能制限があっても、確実にチェックできるのは使用感や使い勝手です。無料プランがないシステムも、トライアルを上手に利用して比較検討を行えば機能やコストに過不足の少ないサービスを選びやすいでしょう。

無料版労務管理システムを活用して、より効率的で生産性の高い職場環境を築いていきましょう。

\資料でカンタン!早わかり!/

※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
当サイトでおすすめしているものは、一般社団法人日本クラウド産業協会のクラウドサービス情報開示認定制度から得られた情報や、各Saasサービスの最新の公式サイトの情報を参考にしています。

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